こんばんは!
後味の悪い映画を観てしまい、ちょっとテンション低めのまなみんです!!
「ミスト」って知ってますか?観る前にネットで調べとけばよかった・・・(涙)
では、阮小五レポの続きです~
サイトでは期間限定イベントが始まりましたが、レポは攻略のめどが立ってからにします。
でわ、ネタバレ!!
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李俊「・・・・・」
李俊さんがいきなり私の体を引き寄せた。
郁里「あ、あの・・・」
李俊「黙れって言ってんだろ。気づかれたらどうする」
不思議に思い、李俊さんがうかがっている方を見てみると。
郁里「扈三娘さん?どうして扈三娘さんから隠れるんですか?」
李俊「・・・あの女は、苦手なんだよ。あいつは、ことあるごとに俺と飲み比べをしようとしやがるんだ。たまんねえよ」
郁里「李俊さん、お酒強そうなのに・・・」
李俊「ただの飲み比べなら受けて立つんだが、あいつは・・・酒乱なんだよ。酔い続けると、男を押し倒して手籠めにしようとするんだ」
郁里「手籠め・・・まさか、あの扈三娘さんが?」
李俊「そのまさかだ。その証拠に、阮小五のやつがあの女と飲み比べしたときも・・・」
郁里「ああ、扈三娘さんが梁山泊に来たばかりのときの話ですか?泣き出した扈三娘さんに阮小五くんが謝った、とか」
李俊「いや、正確には、呆然と立ち尽くしていた阮小五を、扈三娘が押し倒したんだ。それで、阮小五が『悪かった、勘弁してくれ』って謝ってもあの女が離れねえから、林冲や呂方と一緒に二人をひっぺがしたんだ」
郁里「・・・・・・」
李俊「とにかく、あいつはおっかねえ女なんだよ」
郁里「えー・・・だからって、こんなに露骨に逃げ回らなくたっても」
李俊「お嬢ちゃんは、あの時の扈三娘を知らねえからな。しかし、阮小五はよくあの女に付き合ってられるよな。当事者だってのに。ま、少なからずとも、またがられた仲。気心も知れたか」
李俊さんの言葉が、胸にチクッと刺さった。
李俊「そういや、あんだけ荒くれ者だったあいつが、大人しくなったのもその頃からだな」
郁里「李俊さんも見習って素行を改めたらどうですか?」
www言うねえwww
李俊「何言ってんだよ。俺までまじめになっちまったら、梁山泊はおしまいだ」
郁里「・・・・・・」
李俊「何だよ、その目は。襲うぞ」
郁里「・・・扈三娘さあん、ここに李俊さ・・・むぐっ」
大きな声を出した私の口を、李俊さんが慌てて手で押さえた。
李俊「馬鹿っ!静かにしろっ!」
私は口を押さえられたまま、じーっと李俊さんを見た。
そんな私に、李俊さんは呆れたため息を吐きながら手を離す。
李俊「わかった、わーかった。ったく、どうもここの女どもは図太くて手に負えねえ。ま、ここに来た頃、あれだけ怯えてたお嬢ちゃんがここまで図太くなったのも、梁山泊に慣れたって証拠か。元気そうで安心した」
郁里「・・・李俊・・・さん」
(阮小五くんが信頼している上司なだけ、あるのかな・・・もしかしたら・・・相談してもいい人、なのかもしれない)
郁里「あの、李俊さん、実は・・・」
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【阮小五から見た景色】
目を覚ましてから数日後。
一人で歩けるようになった僕は、こっそりと湯隆さんの鍛冶場に向かった。
阮小五「あの、お願いした物、できましたか?」
湯隆「ああん、阮小五でねえだか。おめえさん、もうええんけ?」
wwwどちらのお生まれですかwww
阮小五「おかげさまで」
湯隆「ん、そりゃなによりだ。でもまあ、余計な仕事を増やさねえでけれよな」
阮小五「すみません」
湯隆「ま、今はそんなに忙しくねえしい。なかなか珍しいもん作らしてもらって面白かったで、構わねえべ」
僕は湯隆さんが差し出したそれを受け取った。
阮小五「す・・・ごい。想像以上だ。ありがとうございました」
頭を下げた僕に、湯隆さんが照れくさそうな顔をした。
阮小五「・・・・・・」
(僕が曾家の水軍の地図を渡してしまった今、いつ奴らが攻撃を仕掛けてきてもおかしくはない・・・)
僕は湯隆さんからもらってきた手の中のそれをじっと見つめた。
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【郁里から見た景色】
(阮小五くん、どこに行っちゃったんだろう?みんなもう大広間に集まっちゃうよ)
その日、私は李俊さんに頼まれて、阮小五くんの姿を探していた。
どうやら大広間で会議があるらしい。
郁里「阮小五くん・・・阮小五くん・・・」
辺りをキョロキョロと探していると・・・。
扈三娘「おや、郁里ちゃんじゃないか」
突然、現れた扈三娘さんに、無意識にたじろいだ。
扈三娘「ん?どうした?」
郁里「い、いいえ。なんでも」
扈三娘「そういや、呉用さんからお呼びがかかってるだろ。アンタも行くのかい?」
郁里「はい。それで今、阮小五くんを探しているんですけど」
扈三娘「なんだい。あんなところにいるじゃないか。おーい、阮小五!」
扈三娘さんが手を振った方を見ると、阮小五くんが歩いていた。
阮小五「あ、郁里さん!」
私に気づいた阮小五くんが、駆け寄ってきた。
その阮小五くんの頭を、いきなり扈三娘さんが腕で締め上げる。
阮小五「ちょっ、ちょっと何をするんですか!」
wwwロープ、ロープ!www
扈三娘「このアタシが呼んでるのに、この娘しか見えてないとはどういうことだい?」
阮小五「変な言いがかりをつけないでください。っていうか、離して!」
仲が良さそうにじゃれる二人の姿に、また私の胸の奥がキリッとする。
(あれ?さっきから、どうしたんだろう。胸の奥が、チクチクする・・・)
私は二人を複雑な気持ちで見つめていた。
阮小五「わかりました、わかりましたってば。それで、僕に何か御用ですか?扈三娘さん」
扈三娘「ああ。今、召集命令が出てんだよ。それで郁里ちゃんが、アンタを探してたってわけ。ね、郁里ちゃん?」
郁里「え、ええ。そうなの阮小五くん。なんだか会議をするって李俊さんが」
阮小五「親分が?それじゃ、こんな所で遊んでる場合じゃないですか」
扈三娘「そうそう。ってことで、行くよ、阮小五」
阮小五「はい・・・って、ええっ!」
扈三娘さんが、阮小五くんの腕に自分の腕を絡め、強引に引っ張っていった。
それはまるで、恋人同士のように。
郁里「あ、あの・・・」
私は思わず二人を呼び止めてしまった。
1:なんでもない
2:仲がいいね
3:離してあげて←
郁里「扈三娘さん、離してあげてください。阮小五くん、何だか歩きにくそうですよ」
wwwうわ、みにくい嫉妬www
阮小五「郁里さんの言うとおりです。は、離してください」
扈三娘「なんだい。アタシじゃ不服って言うのかい?ま、郁里ちゃんと比べられちゃ、しょうがないけどね」
阮小五「とにかく腕を離してくださいっ!」
扈三娘「ぐずぐずうるさいねえ。ったくアンタって男は、体だけじゃなく器もちっちゃいんだね」
www禁句発動www
阮小五「なんですって!?って、だからちょっと引っ張らないで・・・郁里さーん!行きましょうーっ!」
郁里「う、うん」
なんだか私はその二人の間に入ることが出来ず、少し離れて後を追いかけた。
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実はこの記事、二回目なんですよwww
昨日、最後の最後で消えちゃって・・・orz