【一〇八恋星☆水滸伝】短命二郎・阮小五ルート 第四章 第六話~第十話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!



今さら「ブラックジャックによろしく」にハマって、ブログをさぼっていたまなみんです!!



・・・・・・ごめんなさい!!(ノ◇≦。)



それでは、更新ストップしてた阮小五ルートで~す


ネタバレ!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




扈三娘さんが気を利かせるように、男と金大堅さんを連れて出て行った。

いきなり阮小五くんと二人きりになって、なんだか緊張する。



阮小五「郁里さん、あの・・・さっきの『あなたに憧れてる』って言葉、別に扈三娘さんに言わされた訳じゃないですから。僕の・・・本心ですから。それに・・・」



阮小五くんは言葉を詰まらせ、視線を落とした。

でも、ひとつ息を吸うと、改めて私を見つめる。



阮小五「郁里さん・・・」



私は阮小五くんの次の言葉を・・・じれてしまうくらい・・・待った。

が・・・。



李逵「おー、いたいた!お二人さーん」



いきなり大きな音がして、李逵さんがやって来た。

私たちは、別に近くにいたわけでもないのに、なんとなく離れて更に距離を取る。



李逵「今、扈三娘サンに聞いたんだけど、盗人が見つかって書状も取り戻せたんだって?」

阮小五「え?あ、ああ」

李逵「・・・って、お前ら、暑いのかい?顔、真っ赤だぜ?」

郁里「!」

阮小五「そ、そんなことないよ。さ、行きましょう。郁里さん」



私は阮小五さんに手を引かれて、逃げるようにその場から立ち去った。



阮小五「・・・あとで扈三娘さんに、またお礼を言わないといけませんね。きっと、郁里さんの疑いを晴らすために、あの男を引き回してくれているんでしょう」

郁里「あっ・・・」


(今まで怖い人ばかりだと思っていたけど、それはこの梁山泊を守るためには当たり前のことで、本当はみんないい人なんだな・・・。そっか・・・最初はどうなるかと思ったけど・・・こうして、少しずつここに馴染んでいけたら・・・)



そこまで考えて、ふと不安が過ぎった。



(馴染んで・・・私はどうなるの・・・?)




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




阮小五くんの言葉どおり、翌日から梁山泊内の雰囲気が変わった。

元々優しかった林冲さんを初め、みんなが少しずつ私に話しかけてくる。



林冲「そう言えば呉用さんがさ、『彼女が困っていたら手を貸してやれ』って、オレに言ってきたよ」

郁里「あの呉用さんが、ですか?」


居候のクセに失礼な子(-""-;)


林冲「わざわざオレに言わなくても、郁里ちゃんに直接言うとか、二郎に言えばいいのにね。あの人、そーいうところがちょっと回りくどいんだよね」

阮小五「仕方ないですよ。いくら盗人が見つかったとはいえ、完全に郁里さんの疑いが晴れたわけじゃないんですから」

郁里「呉用さんのお心遣いはうれしいです。ありがとうございますって伝えてください」

林冲「それ、伝えるのがちょっと楽しみだな。さあて、扈三娘に李逵、呉用さん・・・戴宗は・・・放っておいてもちょっかい出してくるだろうから、後は・・・呂方、そんなところに隠れてないで、出て来たら?」



突然、林冲さんがそう声を掛け、辺りを見回す。

すると、建物の陰から、呂方さんがおそるおそる顔を出した。



呂方「・・・・・・」

阮小五「!?何やってるんだい、そんなところで」

林冲「呂方も、本当は郁里ちゃんと仲良くなりたいんだよな?」



林冲さんの言葉に勇気付けられたようで、呂方さんがこちらまで歩いてきた。



呂方「・・・・・よう」

阮小五「・・・彼女を疑って怖がらせたことについては、何かひと言ないのかい?」


あの状況なら仕方なかろう(  ̄っ ̄)


呂方「だってよ。おれ、まともにあの光を見ちまったから、なんだか・・・」

阮小五「妖術だと思っているの?しつこいな、小温候も」

郁里「ショウ、オンコウ?」

阮小五「呂方のあだ名ですよ。ちなみに僕は短命二郎と呼ばれています」

郁里「二郎・・・ああ、だから林冲さんはそう呼ぶんだ」

林冲「そう。こいつ、阮小五って言うより、二郎って感じしない?」


wwwどんな感じだwww


郁里「そう、かな?」


(よく、わかりません・・・)


wwwクールwww


呂方「どっちにしろ同じだろ。阮、小!五だし」

阮小五「何か言ったかい?小!温候」


www始まったぞwww


林冲「あーあ。また始まった」

郁里「な、何がですか?」

林冲「あの二人、背の丈のことになるといつもケンカするんだよね。オレから見れば、同じどんぐりだと思うんだけど」

呂方「何、言ってるんだよ!どう見てもおれの方が大きいだろ!」

阮小五「器が小さいからわかんないんじゃないかな」

呂方「なんだと?」

阮小五「・・・やりますか」



一触即発の空気なのに、林冲さんは止める気配なんてまるでないし。

だからといって、私もどうしていいかわからなくて、ただオロオロするだけで。



(ど・・・どうしよう)


林冲「いいよ、放っておきな。いつものことだから。気の済むまでやらせてあげなよ」

郁里「でも・・・」


(この人たちの気の済むまでって、想像しただけで怖い。やっぱり止めないと)


郁里「阮小五くん、ケンカはよくないよ」

阮小五「郁里さんは、ちょっと黙っててください」

呂方「何だよ、人のことをとやかく言う割には、器も小さいじゃねえかよ。ま、チビの器だからしょうがねえか」



まったく収まらない気配に、私は呂方さんの説得にかかった。



郁里「ちょっと待って、呂方くん。阮小五くんは全然小さくないよ。だって、あなたを含めて、ここにいるみんなが私を疑っていた頃、阮小五くんだけは私を信じてくれた」

阮小五「・・・・・・」
郁里「人の意見に流されず、自分の思ったことを貫き通すって、器の大きな人でなきゃ出来ないことでしょう?」

呂方「ま・・・そりゃあ・・・な。でも、おれは・・・ただ・・・」

郁里「わかってる。呂方くんは自分の務めを全うしただけだって。すごいと思ったよ。光の玉が光ったとき、何よりも先に部下の無事を優先したこと。それも、強くて大きな人でなきゃできないことだよね」

林冲「確かに」



林冲さんがそううなずいてくれたおかげで、呂方さんが照れた。



郁里「二人とも、大人なんだからこんな“小さな”ことでケンカはしないで」

呂方「っ!」

阮小五「っ!」

郁里「あ・・・そうだ」



どうしたら二人がケンカをしないか。

ふいにいいアイデアが浮かんだ。


www私には嫌な予感しかしませんがwww



郁里「ねえ、二人とも、呼び名を変えてみない?」

呂方「呼び名を・・・」

阮小五「変える?」

林冲「面白いことを言い出したね。で、それってどういう意味?」

郁里「器の大きな二人には“小”って文字は似合わない。だから・・・うん、そうだ。阮小五くんは、阮五くん!」

阮小五「げん・・・ご」

郁里「それで、呂方くんは・・・小を取って・・・温候・・・そう、温ちゃん!」


wwwバカな子・・・www


呂方「おっ・・・おん、ちゃん?」

林冲「はははははははっ!いいじゃない、いいじゃない!そうしておきなよ、二人とも」


www全く真剣に考えていないwww


阮小五「え、ええ」

呂方「まあ、林冲さんやあんたがそう言うんなら。でもよ、さっきから思ってたんだけど・・・」

郁里「なに?」

呂方「あんた、さっきから林冲さんには敬語だよな。でも、おれには親しげに話しかけてるのはどういうことだ」

郁里「あっ・・・・・」

呂方「しかも“呂方くんん”とか“温ちゃん”とか。まさか、チビだと思って子供扱いしている・・・んじゃねえだろうな」

郁里「え?」


(そこ、気にしてたんだ・・・)


郁里「ち、違うよ!それに温ちゃんって、ほら、大人だからさ!何でも受け止めてくれるって言うか、話しやすそうな雰囲気があるから。そ、それも!器の大きい証拠だよね!」

呂方「そ、そうか?へへ・・・そうか・・・よし!だったら決めた。おれもこれから、あんたのことを姐御って呼ぶことにする」


www丸め込まれるなよwww


郁里「あ、姐御?」



1:ヤクザみたい

2:どうなんだろ

3:かっこいいね←



郁里「なんだか・・かっこいいね」

阮小五「いいんですよ、こんなやつにまで気を使わなくても。でも、僕は・・・」

郁里「え?」

阮小五「い、いえ、なんでもありません。呂方、少し調子乗りすぎじゃないのか」

呂方「何言ってんだ。“士は己を知る者のために死す“って言うだろう」


www初めて聞く言葉ですwww


阮小五「晋の予譲か。へえ、呂方も学があるじゃないか」

呂方「馬鹿にすんな」

林冲「ってことは、郁里ちゃんは『女は己を説ぶ者のために容を作る』あたりかな?」


(それって、どういう意味?)




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とうとうこの日が来たかwww



私はこの「阮五くん」と「温ちゃん」が大嫌いなので、レポでは一切使用しません。



このシーンのレポもやめようかと思ったくらい(泣)



とにかく、当ブログでは、この先も「阮小五くん」と「呂方くん」で通すのでよろしく~