【一〇八恋星☆水滸伝】短命二郎・阮小五ルート 第四章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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あけましておめでとうございます!



朝っぱらからクルマのバッテリー上がりでテンション激下がりのまなみんです!!



そういや買ってから一回も交換してなかったわwww正月早々痛すぎる出費(涙)



さて、今日で三が日も終わりですね~


私は明日からまた仕事ですが、世間は日曜まで休みみたいですね・・・


でもレポは頑張りますよ!!ネタバレ!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




扈三娘さんが私を見て、にっこりと笑った。



(こ、これは冗談?それとも本気?)



可愛らしくて綺麗な笑みが、余計に私を緊張させた。

すると・・・。



阮小五「止めてください。証拠もなく彼女を盗人と決め付けないで」



阮小五くんが私をかばうように立ち、扈三娘さんを睨んだ。

そんな姿を見て、扈三娘さんが驚いた表情をする。



扈三娘「ほらみたことか!やっぱりアンタ、その子に惚れてんじゃないか」

阮小五「ええっ!?な、なんでそうなるんですかっ。ぼ・・・僕はただ・・・」

扈三娘「あーあーうるさい。違うなら違う。惚れてるなら惚れてる。はっきり言えばいいじゃないか。男らしくない」

阮小五「そ、それは・・・」



阮小五くんが口ごもった。

そして、ひとつ大きく息を吸うと、私をじっと見つめた。

そして・・・。



阮小五「扈三娘さんがどう思っているかはわかりませんけど、僕は郁里さんの・・・素直なところとか、前向きなところとか、実は笑顔が素敵だとか、寂しさに打ち勝とうとする強さとか・・・そういうところに憧れています」


www聞いてる方が恥ずかしいわwww


郁里「・・・あ、あの・・・」

扈三娘「・・・あのさあ。世間一般ではそれを“惚れてる”って言うんじゃないのかい」



阮小五くんが真っ赤にして視線を宙に泳がせた。

それは当然のように私にも伝染して、顔が瞬間沸騰したように熱くなる。

阮小五くんの言葉に、なんだかぎこちなくなってしまった私たちを見て、扈三娘さんがため息を吐いた。



扈三娘「ねえ、アンタ。郁里ちゃんだっけ?いったいどうやったら、そんな簡単に男をたらしこめるんだい?」

郁里「た、たらしこむ?私が?」

扈三娘「いや、褒めてるんだよ。羨ましいって」

阮小五「扈三娘さん、郁里さんに失礼・・・」

扈三娘「アンタは黙ってな」


wwwピシャリwww


阮小五「っっ!」

扈三娘「ねえ、それが妖術だって言うんなら、その術だけでも教えておくれよ」


www私も教えてほしいwww


郁里「・・・そんな力はありません。妖術なんて使えませんから」

扈三娘「そう?じゃ、あの光の玉はアンタが出したんじゃないのかい」

郁里「違います。違いますけど・・・」
阮小五「・・・・・・?」



私はあの時・・・光の玉と胸の印とが同時に光ったときからずっと、心の奥に引っかかっていた考えを口にした。



郁里「もしかしたらあれは・・・あの光の玉は、私の世界に繋がる玄関かもしれない」

扈三娘「は?」


wwwいいリアクションwww


郁里「ずっと考えていたんですけど、多分、私は違う世界から来たんです。どうやって来たのかはわかりませんけど、あの光の中に、私の住んでいた世界が見えた気がして」

扈三娘「・・・なんだいなんだい。物語を紡ぎだすとは思わなかったよ。これはまた信じがたい事を言い出したね」

郁里「信じられないとは当然だと・・・」

阮小五「・・・あの、それ・・・実は・・・僕も、見ました。あの光の中にいた間、僕は郁里さんと同じものを見ました。それに、郁里さんは戦争のない世界から来たと言っています。ということは、あの光の玉が別世界への玄関だという話もありえないことじゃない」

扈三娘「有り得ないね」


www容赦なしwww



私たちの話を聞いて、扈三娘さんが吐き捨てるように言った。



阮小五「扈三娘さんは・・・信じてくれないんですか?」

扈三娘「当たり前だろう?別世界から来たとか、そんな与太話を信じられる訳がないじゃないか。冗談にしても笑えないよ」


www私なら大爆笑してみせる!(`・ω・´)キリッwww


郁里「でもっ、事実、ここは私が住んでいたところとまるで違って、元々私がいたところには、家族や友達や・・・疎遠になってしまったけど恋人もいて」

阮小五「・・・・・」



そこまで言って言葉に詰まった。

ずっと一緒に過ごしていたみんなは、今はいない。

もしかしたら、このままずっと会えないのかもしれない。

それに気づいた途端、今まで感じていなかった不安が一気に押し寄せてくる。



扈三娘「アンタ・・・ひとりぼっち・・・なのかい?」

郁里「・・・はい。多分・・・元の世界に戻れなければ、そうなります・・・」



溢れそうになる涙を必死に堪え、俯きながらうなずいた。

すると・・・。



郁里「・・・っ!?」



扈三娘さんが私の肩をそっと抱き寄せた。



扈三娘「一人で寂しい思いをしていたんだね。・・・・・そうか。その気持ちなら、アタシもわかる。よし、たとえアンタが妖術使いだとしても、はたまた別世界の人間だとしても、アタシは味方になってやるよ」

郁里「・・・・・扈三娘さんっ」


www存在感のない阮小五くんwww


扈三娘「こんな気の利かないガキが世話係じゃ大変だろう?女同士、困ったことがあったら何でも言いな」

阮小五「気の利かないガキって・・・酷いなぁ・・・。でも・・・ありがとうございます」

扈三娘「いいってことさ。それじゃ、親交を深める意味を込めて、ここは一杯・・・」

阮小五「ええっ!?仕事中ですよ!」

扈三娘「なんだい?アタシの酒が飲めないって・・・」



慌てふためく阮小五くんに、扈三娘さんが言い寄った時だった。


www言い寄る、じゃなくて詰め寄る、じゃないのかwww



???「無念ナリィィィッ!!」



突然、どこからともなく、大きな音とうめくような甲高い声が聞こえてきた。



(な、なに!?)



突然の物音と大声に緊張が走る。

でも、扈三娘さんはすぐにそれが何か気づいたようで、呆れたため息を吐いた。



扈三娘「その声は金大堅だね・・・全く、驚かすんじゃないよ。出ておいで」



扈三娘さんの声に反応するように、山になっていた本が崩れだした。

そしてそこから大きな男の人が現れた。



郁里「え・・・」

阮小五「あ、郁里さん。怖がらなくてもいいですよ。あの人は金大堅。彫刻や印刻の腕に長けていて・・・例の盗まれた偽の証書を作った方です」

郁里「キン、タイケンさん」


(あんな大きな体で、そんな細かい仕事をするんだ。人は見かけによらないな。それに、なんだかちょっと・・・変わってる・・・)


www初対面で失礼だな、おいwww


扈三娘「ったく、悔しい気持ちはわかるけどさ、いつまでもグズグズ言ってんじゃ・・・」

金大堅「無念ナリィィィッ!無念ナリィィィッ!拙者、このたびの書状は香木まで縫い込んで、かなり手の込んだ造りをしたと言うのに・・・無念無念、作り直しでゴザル!拙者の半年を返して欲しいでゴザル」


(な、何なの、この口調・・・)


郁里「・・・・・それは、気の毒でしたね」



おいおいと泣く金大堅さんが、なんだか哀れに思えてきて、思わず声をかけた。



金大堅「拙者の苦労を分かってくれるでゴザルか!?チマチマと筆の先の運びを舐めるように汲み取りながら筆跡を調べた拙者の苦労が!」


(ひぃぃっ、なんかすごい粘着質だけど・・・)


郁里「え、ええ。その苦労は・・・なんとなく。そ、そう言えば、今言ってた香木ってなんですか?」

金大堅「オホォォォォォゥッ!よくぞ聞いてくれました、お主!これでゴザル!」



金大堅さんが私に木端を差し出した。



金大堅「これはやんごとなき方々の間で高値で交換される、一種の嗜好品で、その香しさといったら、それはもう天にも昇るような香りでゴザル!」


(お香みたいなものなのかな?それにしても、天にも昇るような香りって・・・)



私は金大堅さんからそれを受け取って嗅いでみた。



郁里「本当だ。すごくいい香り」

金大堅「おおおっ、お主、なかなかやるでゴザルな!この香りのよさがわかるとは」

郁里「でも・・・あれ・・・?」

阮小五「どうしました?」

郁里「この香り、どこかで嗅いだような・・・ほら、阮小五くんはわからない?」

阮小五「貸してください。・・・この香り・・・」

郁里「えっと、確か・・・そう、お風呂場と、さっきもどこかで」

阮小五「そうですね。さっき・・・」

郁里「あ!」

阮小五「そうだ!」



私と阮小五くんが同時に声を上げたその時!

扈三娘さんの使いの人が、そっと部屋を出ようとしているのが目に映った。



男「・・・・・」

郁里「阮小五くん、あの人!」

阮小五「!扈三娘さんっ!」

扈三娘「あいつだね!」

男「なにっ・・・」



男の人が驚いて足を止めると同時に、阮小五くんと扈三娘さんが、目にもとまらぬ速さで捕まえた。



(す・・・ごい。まるでアクション映画みたい・・・)



唖然とする私をよそに、扈三娘さんが男を問い詰める。



扈三娘「ふ、ふふふ、こりゃあ驚きだ。書状を盗んだのは・・・アンタかい?」

男「えっ、ちょっ・・・何をご冗談を・・・」

扈三娘「にしちゃあ、ずいぶんと慌てふためいてたよ。・・・さっさと出しな」

阮小五「どこか怪しいと思っていたんです。態度はおどおどしているし、仲間らしくないし」

男「な、なんだとっ!チビのくせに、ふ、ふざけんな!」


あーあーあーあーあーあー


阮小五「ほう・・・僕をチビ扱いして・・・生きて帰れると思ってるのか」


www黒阮小五降臨www


扈三娘「アンタ、ほんとツメの甘いやつだねえ。阮小五のクセくらい調べてから間者に入りゃいいものを」

男「ま、まってくだせぇよ隊長!なんで俺が間者だって・・・」

扈三娘「怪しいからだよ」

男「な、なんだとっ!そっちの女の方が数倍怪しいじゃねえか!」

郁里「えっ・・・」

阮小五「・・・郁里さんの、どこが怪しい」

男「怪しさ以外に何があるってんだ!そんな胸に印のある妖術使いなんかを信じて、仲間を疑うのかよ!」

阮小五「・・・白状しましたね。彼女の胸に印があるのを知っているのは、僕だけだ」

扈三娘「へええ!お前、そんなに手が早かったのかい!」


www話の腰がボッキリwww


阮小五「こ、扈三娘さん!今はそういうのやめ・・・」

扈三娘「やめてやるよ・・・あー、子供をからかっても面白くないねえ」

阮小五「と、ともかく・・・風呂場で彼女をうかがっていたのも、お前だな」

男「くっ・・・」

扈三娘「さあて・・・改めさせてもらうよ」



扈三娘さんは男を無理やり立たせると、その服をいきなり破いた。


wwwワイルドだねえwww


男「な、何をするっ!?」

扈三娘「改めるって言ってんだろ?ん・・・おや・・・ほーら、何か出てきた!これはなんだい?ずいぶんといい匂いがするけど」



扈三娘さんは、服に縫い付けられていた書状を手に取り、ひらひらとして見せた。



金大堅「そ、それは、それがしのぉぉぉ!」


www一人称は「拙者」じゃなかったのかいwww



金大堅さんが飛んできて、扈三娘さんから書状を奪った。

そして、小躍りするように喜ぶ。



金大堅「拙者の半年の成果が戻ってきたぁぁ。ブフォッッ!」

郁里「よかったですね。金大堅さん」

金大堅「かたじけのうゴザル。かたじけのうゴザル」

扈三娘「よかったのはアンタもだろ?これで疑いが晴れるじゃないか」


(あっ・・・そうか)


郁里「はい、よかったです・・・」



1:お二人のおかげです←

2:阮小五くんのおかげ

3:私のお手柄かな



郁里「お二人のおかげです。ありがとうございました」

扈三娘「いや、そこの小さい男前がアンタを信じてたからだよ。アタシなんてそいつに言われるまで信じてなかったからね」

阮小五「いえ・・・そんな・・・でも、本当によかったです」

郁里「とにかく、ありがとうござ・・・」

扈三娘「あー、それは・・・」



お礼を言おうとした私を扈三娘さんが遮った。



扈三娘「アタシは今からこいつを連行するから。おい、金大堅、行くよ」

金大堅「承知でゴザル!さらばでゴザル!」

扈三娘「じゃ、後はよろしくやんな」



扈三娘さんは、意味深なウィンクをすると、男と金大堅さんを連れて出て行ってしまった。

突然二人きりにされてしまい、なんだか気まずい空気が流れる。



阮小五「全くあの人は、何をよろしくやれって言うんだ・・・」

郁里「ほんとだね・・・」

阮小五「・・・・・・」

郁里「・・・・・・」



会話が途切れて、気まずいというより、緊張感が漂う。



阮小五「郁里さん、あの・・・」




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆





そう言えば、皆様、新春ガチャはしましたか?


私はらぶを5000くらい使ってコンプリートしましたwww


いや~、ちまちまと貯めとくもんですね~