【一〇八恋星☆水滸伝】短命二郎・阮小五ルート 第三章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!



大晦日は「ガキ使い」派のまなみんです!!



子供の頃から紅白を見る習慣がないので、未だまともに見たためしがありません(笑)



さて、今年最後の日ですが、上の子が熱を出してしまいました~


風邪を引くとすぐ扁桃腺をやられるので、熱を出します・・・ヤレヤレ



では、大晦日も阮小五レポで~す(^O^)/



ネタバレ!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




呉用「扈三娘!」



呉用さんがそう呼び、舞うような身のこなしで出てきたのは、綺麗な女の人だった。



扈三娘「お呼びですか?グ・ン・シ」

呉用「・・・・・っ!な、なんだその言い方は」

扈三娘「だってアンタ、からかうとおもしろいんだもん」


wwwwww


呉用「!い、いい加減に・・・」

扈三娘「で、用事はなに。・・・あら、こんにちは」


www時間帯的にこんばんは、だろうwww



コサンジョウと呼ばれた女の人はにっこり私に笑いかけた。



郁里「こ、こんにちは・・・」


(キレイな・・・というか、可愛らしい人だな・・・)


呉用「用とは、この女のことだ。お前がこの女の体を改めよ」

扈三娘「・・・それはいいけど、ここで?」

呉用「こ、ここではない!その・・・どこか陰にでもなっているところでやれ」

扈三娘「ここでのほうが喜ぶかもよ?」


www戴宗がねwww


呉用「無駄口をたたくな!いいからやれ!」

扈三娘「おーこわ・・・。照れると怒鳴るクセ、直した方がいいよ、グ・ン・シ♪」

呉用「うぐ・・・がっ・・・」


wwwどんまい、呉用さんwww


扈三娘「それじゃ、アンタ。こっちにおいで」



扈三娘さんに呼ばれて素直についていく。



郁里「阮小五さん、ちょっと行ってきます」

阮小五「・・・はい。あの、扈三娘さん・・・郁里さんを頼みます」

扈三娘「おや・・・ふふ、はいよ」



こうして私は扈三娘さんに身体検査をされることになった。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




【阮小五から見た景色】




彼女が扈三娘さんに連れて行かれてから、どれくらい時間が経ったのだろう。

随分長いような気もするし、まだ大して経っていないような気もする。



(そもそも彼女は間者ではないのだから、不安になる必要はないんだ。胸の印だって、連星の仲間である可能性があると言えば・・・むしろその方が都合がいい。それにしても、扈三娘さんは何をしているんだろう。いつまで検査をする気なんだ?)



腹の底がキリキリと痛みだし、何気なく彼女たちがいる方を見ると。



扈三娘「えーと、これは・・・ちょーっと、アタシの手に負えないんだけど!」


扈三娘さん声が響き、広間に緊張が走った。



宋江「っ!」

呉用「・・・・・・」



扈三娘さんの声を聞いた瞬間、呉用先生が宋江様をかばうように立ち、その前を呂方が、そして彼女たちがいる場所に向かって林冲さんが立った。

いつでも抜けるよう、腰の剣に手をかけたまま。



阮小五「郁里さんっ!?」

林冲「動くな、二郎」



彼女の元に向かおうとした僕を、林冲さんが制した。

そして、僕の様子をうかがいながら、扈三娘さんに声をかける。



林冲「どうした?扈三娘」

扈三娘「ああ、騒がせちゃったわね。大丈夫、心配はいらないから、みんな収めて」



扈三娘さんが郁里さんを連れて戻ってきた。

さっきと変わらぬ様子に、皆が警戒を解く。

でも、僕は気づいた・・・。

さっきとは明らかに違う彼女の様子に。



(郁里さんが、怯えている?)



緊張した面持ちで身を硬くしている彼女に、嫌な予感が脳裏をよぎる。



阮小五「扈三娘さん、彼女に何をしたの」

扈三娘「何って、身体検査よ。そしたら・・・これが出てきたけどね」



彼女が呉用先生に向かって何かを投げた。

それを受け取った先生が、眉をひそめる。



呉用「これは・・・なんだ?」


先生が指でつまみあげて見せたのは・・・地下牢の鍵だ。



郁里「そ、それは・・・」



彼女は震えながら、先生から視線を逸らした。

その態度でわかる。



(彼女は、僕が渡したと言わないつもりだ。そんなことをしたら、余計に疑いが深まってしまうのに!)


呉用「答えろ、女。これは何で、どこで手に入れたのだ!」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




【郁里から見た景色】




(私って、何てバカなんだろう)


www今さら、ですなwww



呉用さんに鍵を突きつけられ、自分の考えのなさを後悔する。



(地下牢を抜け出したことで、あの鍵は必要なかったのに。みんなに見つかれば、阮小五さんが責められるかもしれないって・・・ちょっと考えれば・・・わかることなのに。どうして私、あんなものを後生大事に持っていたの?)



私は後悔の念に苛まれながら、どうすることも出来ず、その場にじっと立ち尽くしていた。

その時・・・。



阮小五「それは、僕が彼女に渡しました」



皆の視線が一斉に阮小五さんに集中した。



呉用「・・・なんだと?」

宋江「・・・ほう」

阮小五「僕が、『逃げろ』と彼女に渡しました。結局はその鍵を使わずに、僕が牢を開けて逃がしましたけど」

郁里「阮小五さんっ!」

阮小五「ここでは嘘やごまかしは通用しません。大丈夫。あなたは間者ではないし、僕も間違ったことをしたとは思っていません」



不安になる私を見て、阮小五さんが微笑んだ。

そして、改めて呉用さんの方へ向き直る。



呉用「ならば、話を聞かせてもらおう。こちらが納得する説明をな」



呉用さんの威圧的な声が広間に響いた。

阮小五さんは、そんな呉用さんを力強い目で見ると、ゆっくりと話し始めた。



阮小五「僕は、彼女を殺したくなかった。殺すくらいなら、逃がしてあげようと、そう思ったのです」

呉用「間者であるかもしれないというのにか?」

阮小五「間者であろうとなかろうと、今現在、彼女は何の罪も犯していません。倒れていた場所から地下牢に運ばれ、監禁され、誰かを襲うどころか、梁山泊のことを何一つ分かってもいない。何もしていない今なら、迷い込んだ旅人と同じ。殺す必要はないでしょう。何もしていない人を・・・僕は無駄な殺しをしたくない・・・」

呉用「・・・・・・」



阮小五さんが呉用さんから目を離さずに言った。

その言葉に、呉用さんは小さくため息をついただけで何も答えず、広間中に重苦しい空気が流れた。



呂方「お前、なんでこの女をかばうんだよ。もしかして、妖術にかけられてんじゃないのか!?」



沈黙を破ったのは呂方さんだった。

そして、それを合図とするように、広間中がざわつき始める。



兵1「そういや、あの女、妖術使いだってな」

兵2「って事はやっぱり、操られてんじゃねえのか?」



ざわめきの中から、『妖術使いだ』という声も聞こえてくる。

そして、さっきまで阮小五さんに集まっていた視線が、私に向けられた。



呂方「・・・・・・」

林冲「・・・・・・」

扈三娘「・・・・」

呉用「・・・・・・」


(ち、違う・・・私は妖術なんて使えないし、間者なんかでもない)



そう言おうとするものの、矢のような視線に突き刺され、言葉が出ない。



呉用「扈三娘、その女を牢に入れておけ。そして阮小五は今すぐ安道全のところへ行ってもらう。戴宗、阮小五を連行しろ」

戴宗「ああ?野郎と二人でおっさんの所に行くのか?オレは・・・可愛い子猫ちゃんと地下牢でしっぽりの方がいいんだがな」


wwwアンタのそういうところが嫌いwww


呉用「口答えするな。公孫勝が留守の今、ここで強い妖術に対抗できるのはお前しかいない。阮小五が妖術にかかっているかどうか、安道全とお前の目で確認しろ」

戴宗「・・・へいへい承知。おい、行くぞ、チビ」

扈三娘「じゃ、アンタはこっちね」


(えっ・・・阮小五さんと、離されちゃうの・・・?)


阮小五「待ってくださいっ!」

呉用「なんだ」

阮小五「僕は妖術なんかに操られてはいないし、彼女は間者ではありません!」

呉用「証拠は」

阮小五「証拠は・・・この僕です」

呉用「何だと?」

阮小五「この僕です!」


(阮小五・・・さん?)



阮小五さんの言葉に、広間が水を打ったように静まり返った。



呂方「お・・・まえ・・・?」

林冲「・・・へえ」

戴宗「はっ」

阮小五「とにかく、彼女を僕に預けてくれませんか?何かあったときには、全て僕が責任を取りますから」

呉用「話にならん。戴宗、扈三娘、早くこの二人を・・・」

宋江「待ちなさい、呉用」


鶴の一声キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!



宋江さんが、穏やかな声で制した。



宋江「まあ・・・阮小五もああ言っていることだし、任せてもいいんじゃないかな?」

呉用「何をおっしゃるのか。宋江様ともあろうお方が」

宋江「・・・・・呉用。私も、同じことを二度言うのは好きではない方でね」


こっわ!!(((( ;°Д°))))


呉用「っ!・・・・・・承知しました」

宋江「・・・・・・」



呉用さんが宋江さんに一礼をし、宋江さんが私に向かって微笑んだ。



(これってどういうこと?私は牢に入らなくてもいいの?)


www頭、悪いなwww


郁里「あの、これって?」

阮小五「これでひとまず安心ですよ。・・・よかった」



阮小五さんの笑顔に、やっとホッとする。



(た、助かった・・・。あ、そうだ・・・ま、まずは、助けてもらったお礼を言わなきゃ。誰に言えばいいかな・・・)



1:阮小五

2:宋江←

3:呉用



(まずは宋江さんよね)


郁里「宋江さん、ありがごうございました」

宋江「お礼なら阮小五に言ってあげなさい。まじめな彼の言葉ではなければ、私だってここまで信用できなかっただろうからね」

阮小五「そ、宋江さま」

宋江「照れなくてもいいだろう。君の日頃の行いだ。積み重ねというものは、こういうときに大事だねえ」

阮小五「・・・ありがとうございます」


宋江さん・・・なんてステキな人・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


呉用「では、女は阮小五の部屋にて住まわせよ」

阮小五「え?」


(えっ・・・?)


呉用「何を二人して驚いている。阮小五、お前が見張るのだから、当然であろう。良いな」

阮小五「いや・・・でも」

呉用「妖術が怖いか」

阮小五「妖術なんて!だって彼女は・・・」




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




さ、またまたまた中途半端で今年も終わりで~す(笑)



みなさま、よいお年を!!(^-^)/