【恋人は専属SP】石神秀樹ルート・続編 episode 7 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!



風邪のせいでとうとう声が出なくなってしまったまなみんです!!



明日仕事なのに、どうするよ自分www



さて、まったりレポ中の石神さん続編レポ、終わりに近づいて参りました~


いつもどおりのネタバレでどうぞ!!


※注意!!※私はSP(特に昴)に容赦ありません。嫌いなので。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




私は三人に言われてアパートに寄って濡れた服を着替えた。



昴「亜弥子、このまま官邸に向かうけどいいか?」

後藤「しばらく向こうに部屋を用意してもらえ。何かあったらすぐに情報も入る場所だからな」

亜弥子「はい。ありがとうございます・・・」


ごっとんの言うことなら聞きます(・∀・)



黒澤さんがチラッと疲れ切った表情の私を見た。



黒澤「官邸に着いたら、なんか温かい飲み物でも用意してもらいましょう」



官邸に着いてすぐ、部屋を用意してもらった。



後藤「もう今日は遅い。明日詳しく話すから、今は休め」

昴「そうだな。クリアな頭でないと判断力が鈍るからな」

黒澤「これ、飲んでくださいね」



黒澤さんが温かいコーヒーを差し出してきた。


wwwカフェインwww



後藤「コーヒーを飲んだら余計に眠れないだろう」

黒澤「あ、そうですね・・・ごめんなさい」

亜弥子「いえ、大丈夫です。皆さん、ありがとうございます」



黒澤さんから缶コーヒーを受け取り、部屋の中に入った。

部屋に入って早々、私はベッドに倒れこみ目を閉じた。



亜弥子「・・・・・」


(そっか・・・当たり前だと思っている日常って、こんな風になくなっちゃうんだ。こんな風に、ある日突然なくなっちゃうんだ・・・いけない、そんなこと考えたらダメだ・・・石神さんは絶対戻ってくる。悪いことをしている訳がないんだから。今は、少しでも寝よう・・・)



私は石神さんの言った言葉を思い出していた。



『亜弥子に会えないと、ここが痛い』



(私も、痛い・・・石神さん・・・)


・°・(ノД`)・°・


亜弥子「・・・っ・・・うっ・・・っく・・・」



私は石神さんの胸の暖かさを思い出して、ベッドの中でこっそり泣いた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




翌朝、SPルームの扉を開けると全員がそろっていた。

後藤さんと黒澤さんもいる。



昴「起きたか。説明するから座れ。頭はちゃんと起きてるか?」


すぐ仕切ろうとする。ウザイんだよね(-""-;)



A:まだボーっとしている

B:はい←

C:説明を頼む


D:無視する←私



亜弥子「はい。よく寝てすっきりしてます」

桂木「話は全て後藤と黒澤から聞きました。藤堂さんは本来、事件の中身を知る必要はないことです。ただ、今回のことは話が別です。石神の恋人である藤堂さんも事情聴取・・・いえ、公安の取調べを受ける可能性があります。私たちは藤堂さんを守るために、持っている情報は全員で共有したいと思います」

亜弥子「はい・・・」

昴「パジャマと黒澤はこんなことに参加して大丈夫なのか?公安なのに」

後藤「こういうときくらいその呼び方やめろ、ローズマリーが。それにオレは石神さんの部下だぞ」

黒澤「ハハ、オレ、結構何やっても食っていける自信ありますもん!クビになってもなんともないです!」

そら「黒澤はホントにそうだよね・・・」


wwwグルメ情報誌のライターとかねwww


瑞貴「続き、お願いします。班長」

桂木「石神が公安に連行されたのは、機密情報を無断でコピーした形跡があるからだそうです」

亜弥子「機密情報ですか?」

後藤「情報の内容は、『外交機密費』の予算と内訳。『外交機密費』は外交を円滑に行うための費用で、簡単に言うと会社での『接待費』みたいなものだ」

瑞貴「『外交機密費』って非公開ですもんね・・・」

後藤「『外交機密費』のデータが世間に流出したら大変なことになるからな」

そら「なんで石神がそんなものを・・・?」

黒澤「それも不明です。石神さんは黙秘を続けているようです」


www公安の取調べで黙秘wwwさすが石神さんwww



その時だった。



ピピピッ!



(あれ、私の携帯。知らない番号?)


亜弥子「ちょっとすみません」



ピッ!



亜弥子「はい、もしもし・・・」

???「藤堂亜弥子だな」

亜弥子「・・・どなたですか」



私の声に、その場にいた全員が振り返る。



???「DVDを持って第三埠頭のA倉庫に来い」

亜弥子「えっ?」

???「何のDVDだかわかるな?石神秀樹が持っているものだ」

亜弥子「私は、知りません・・・」

???「石神秀樹の恋人のおまえならわかっているはずだろう」

亜弥子「本当に知らないんです・・・」

???「そのDVDはおまえ自身が持って来い。ほかの人間ではだめだ」

亜弥子「あなたは誰ですか?」

???「山野裕介を知っているな?昨日、石神のマンションを出たところを預かった」

亜弥子「!!」

???「18時に第三埠頭のA倉庫。DVDが警察の手に渡ったり、1分でも遅れたら、山野裕介を殺す」

亜弥子「山野さんに何をしたんですか!!」

???「今は生きているよ。今は、ね?偽物を持ってきてもわかる。どんなDVDか山野を拷問して聞き出しているからな」

亜弥子「・・・・・」

???「渡せば山野裕介は生きたまま返してやる」

亜弥子「どんなDVDなんですか?私、本当に知らないん・・・」

???「魚だよ」



電話が一方的に切れる音がした。



昴「どうした!?」



私は迷ったけれど、みんなに今の電話の内容を伝えた。



昴「石神の持っているDVDを持って来い・・・?亜弥子、中身は何か知っているか?」

亜弥子「いえ・・・」

桂木「石神が機密情報をコピーしたことと関係があるのかもしれないな」

海司「つーか、相手は誰だ?」

亜弥子「わからない・・・でも早くしないと、山野さんが・・・」

桂木「あまり時間がないな」

瑞貴「石神さんに聞くわけにはいかないんですか?」

後藤「石神さんは取調室に軟禁されている。部下のオレたちは会うことはできない」

桂木「石神はおそらく、DVDが警察の手に渡ったら山野さんが殺されると考えて、取調室では何もいえないだろう」

瑞貴「『外交機密費』をコピーしたDVDだと思われて取られるかもしれませんからね」

昴「どっちみち、そのDVDがないとどうにもならないな。亜弥子、何か場所に心当たりはあるか?」

亜弥子「・・・・・」


(何か思い当たること・・・)


亜弥子「とりあえず、私は石神さんのマンションに行ってきます」

後藤「なら、オレも一緒に行こう。桂木さんたちは先に第三埠頭のA倉庫へ向かってくれませんか」

桂木「ああ、任せろ。桂木班はシフトから外れているから大丈夫だ」

後藤「ありがとうございます。黒澤、お前は連絡係としてここに残れ。石神さんのことで進展があれば教えてくれ」

黒澤「わかりました」

後藤「行こう、亜弥子」

亜弥子「はい!」


はぁ~いε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ




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私の合鍵を使って石神さんの部屋に入った。



後藤「石神さんの部屋に勝手に入って家探しするのは気が進まないが、この際仕方がない・・・」

亜弥子「山野さんの命がかかってますから、きっと許してくれます」



私と後藤さんは部屋を探したけれど、それらしいものは何もなかった。

後藤さんは何枚かあるDVDを片っ端から再生して中身を確認している。



後藤「・・・どれも関係なさそうだな。相手は何と言ってたんだ?」

亜弥子「魚だよ、って・・・」

後藤「魚?」

亜弥子「はい。それしか言わずに切れたんです」

後藤「考えてみれば、公安の連中もこの部屋を家宅捜索しているはずだ。石神さんがコピーしたデータを探すために。それでも見つかっていないということか・・・。そのDVDはこの部屋じゃないのか?」



A:この部屋じゃないのかも

B:わからない

C:きっとこの部屋←



亜弥子「きっとこの部屋だと思うんです。外に置くのは危険だし」

後藤「オレもそう思うんだが・・・」



私はその時、部屋のディスカスに目がいった。



亜弥子「ごめんなさい、こんなときですけど、ディスカスにご飯をあげる時間なんで・・・」

後藤「ディスカス?・・・ああ、その魚か」

亜弥子「すぐに終わりますから」



私は冷凍庫を開けてディスカスのえさの袋を取り出した。



(ディスカスハンバーグって名前のエサだったよね)



その時、袋に違和感を覚えた。



(ディスカスのエサに何か入ってる・・・)


亜弥子「後藤さん!!」

後藤「!!」



私は公安の人たちに連れて行かれるとき、私の肩に手を乗せて微笑んだ石神さんの言葉を思い出した。



『ディスカスを頼みましたよ』



(これだったんだ!!あの時は公安の人がいたから、何も言えなかったけど、石神さんは私がディスカスの世話をするって信じて、メッセージをくれたんだ)



私と後藤さんは、流水でえさの袋を洗い、袋に包まれたDVDをそっと取り出した。



後藤「DVDが・・・二枚入ってる」

亜弥子「どっちを持って行けば・・・」

後藤「待て。袋にメモが入ってる」



私と後藤さんはメモを読む。



後藤「・・・亜弥子は確か演劇サークルだったよな」


wwwへっぽこ女優ですwww


亜弥子「はい」

後藤「イチかバチか。これはお前にかかってると言ってもいい」

亜弥子「・・・大丈夫です。やれます」

後藤「よし。桂木さんたちにも連絡しておく」



私はディスカスにご飯をあげて、ゆらゆらと泳ぐ姿を見つめた。



(・・・必ずご主人様と友達を助けるからね)


後藤「時間がない。黒澤と交代する」

亜弥子「はいっ」




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17時45分。

私は途中で交代した黒澤さんに連れられて、第三埠頭のA倉庫近くに向かった。

黒澤さんは離れたところに車をつけて、真剣な顔で私をみた。



黒澤「・・・オレも全力で亜弥子さんを守ります」

亜弥子「はい」

黒澤「クビになるのなんか全然怖くないですけど、亜弥子さんに何かあったら石神さんに申し訳が立たないし、オレも生きていけませんから」



黒澤さんはそう言うと、いつもの顔で笑った。



亜弥子「黒澤さん・・・」

黒澤「気を付けていってください・・・オレはここからは見つからないように援護に回ります」

亜弥子「はい」



黒澤さんが息を殺して物陰に隠れた。

私は倉庫の前に歩いていって、重い扉を開けて中に入る。

中を開けると真っ暗で埃っぽい匂いがした。



亜弥子「・・・・・」

???「藤堂亜弥子だな」



私はまっすぐ声のする方に歩いていった。




to be continued




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佳境に入ってきましたね~


今回は、ちょこちょこ出てくるSP(班長除く)にイラッとしましたが、ごっとんがかっこよかったのでおk:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


それではまた明日!・・・かな?