【恋人は専属SP】石神秀樹ルート・続編 episode 8 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!



めっちゃ寒い部屋でカチャカチャしてますまなみんです!!



そりゃ風邪もひくわwww



てなわけで、石神さんレポの8話目で~す♪


いつもどおりのネタバレ満載、ツッコミありですので気を付けてくださいねん。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




???「藤堂亜弥子だな」



名前を呼ばれ、私はまっすぐ声のする方に歩いて行った。



???「持っているものをこちらに見せてもらおう」



言われた通りに私はDVDを差し出した。



???「確かに表面に魚の写真がプリントしてあるな。渡せ」



私はDVDを後ろに隠す。



亜弥子「その前に、山野裕介さんは無事なんですか?それを確認してからです」

???「いいだろう」



暗闇で相手の笑う声がして、ボスッという鈍い音が響いた。



山野「うっ・・・」



前に突き飛ばされた山野さんはよろめいて血を吐いた。

山野さんは相当痛めつけられたらしく、ほとんど動かなかった。



亜弥子「山野さん!!」

山野「亜弥子さ・・・ん、来ちゃだめだ・・・。キミに何かあったら、オレは秀樹に合わせる顔がない・・・コイツは、最初からオレを無事に帰すつもりなんてないんだ・・・」

???「黙れ」



また鈍い音がした。

相手の顔はよく見えない。



亜弥子「やめてくださいっ」

男1「それをこっちに渡してもらおうか」



私の近くに、体格のいい男たちが3人立っていた。



A:山野と引き換え←

B:嫌だと言う

C:返事をしない



亜弥子「・・・山野さんと交換です」

男1「そんなこと言えるのかな?この状況で」

男2「渡したらこいつを解放してやるよ。あんまり総理のお嬢さんには怪我をさせたくないんでね」



男たちはじりじりと私に近寄ってきた。



男3「それをよこ・・・うっ!」

桂木「昴!」



桂木さんが背後から男の首を絞めながら、昴さんに声をかける。



昴「こっちだノロマ!」



昴さんが男の腹に蹴りを入れて、男は背後に吹っ飛んだ。



そら「はいはーい。ごめんなさいよっと」

瑞貴「一丁あがりですね」



その男をそらさんと瑞貴が確保した。



男1「なっ!」

海司「仲間の心配してる場合じゃねえだろっと!オラッ!」


www口悪いな、警察官www



海司はもう一人残った男に綺麗な投げ技を決める。

男たちは次々と確保されていった。



黒澤「・・・そこにいるんでしょう、鬼塚外務大臣」

???「・・・・・・」



後ろの方から、ゆっくりと鬼塚外務大臣が姿を現した。



鬼塚「なんだ、知っていたのか」

黒澤「高みの見物ですか。そのくせ、部下に任せておけず、現地まで来るとは小心者ですね」

鬼塚「キミのような下っ端の名前は知らんが、後学のために名前を教えてくれんかね」


wwwやなこったwww


黒澤「貴方には未来がないと思うので、知る必要はないと思いますよ」



全員私と山野さんを背後にかばいながら、鬼塚大臣を睨む。



桂木「DVDには何が入っているんだ?」



鬼塚大臣はニヤッと笑う。



亜弥子「あっ!」



いつのまにかひったくられる感覚がして、振り向くと男が私が後ろ手に隠していたDVDを取っていた。



そら「入り口にまだいたのかよ!」

瑞貴「このっ・・・!」



そらさんと瑞貴さんが取り押さえようとした次の瞬間、男は鬼塚大臣にDVDを投げた。

鬼塚大臣は余裕の笑顔でDVDをキャッチした。



亜弥子「返して!!」

全員「!!」

鬼塚「いくら騒いでも証拠は私の手元だ。君たちは全員クビで済むといいな。だいたい君たちは何を騒いでいるのかね。この中身がなんだか知っているのか?」

桂木「・・・・・」

鬼塚「おかしないいがかりはやめてほしいね。私はちょっとその男と話していただけだよ。藤堂さんにだって何もしていないじゃないか」

山野「そのDVDは、コイツが『外交機密費』を使い込んだ証拠だ!」



鬼塚大臣はピクリと眉を動かす。



鬼塚「山野君。君は外交官の時から私にそんな態度だね」

山野「それは鬼塚大臣、お前の方だろう!?」

鬼塚「私の周りをこそこそかぎ回って、上海まで出向いていたらしいね」

山野「お前こそ・・・なんでわざわざ施設をつぶすような真似をする。オレは外交官をクビになっても、お前を恨んだりしていない。あの場所で静かに暮らしていたのに」



鬼塚大臣は楽しそうに笑った。



鬼塚「君がどうしているのかと調べたら、元気にしてることがわかってね。それに土地が欲しいから、たまたま条件に合ったあの施設の土地を買うまでだよ。正規の値段でね」

山野「その金は・・・『外交機密費』じゃないかっ!」

鬼塚「なんのことやら。さ、どいてくれ」

黒澤「動くな」



黒澤さんは鬼塚大臣に銃を向けた。



鬼塚「ん?何もしていない大臣の私に銃を向けるなんて、たいした度胸だな。まさか私に銃を向けてこれを脅し取るつもりじゃないだろう?」



鬼塚大臣はDVDを私たちに見せた。



黒澤「・・・・・」



黒澤さんはそれでも銃をおろさなかった。



桂木「黒澤、やめろ」

黒澤「オレはクビになるなんて少しも怖くない。石神さんが命がけで調べた証拠が消えるほうが怖いです」

昴「黒澤・・・」

黒澤「いいからそれをよこせ!渡さないなら本気で撃つぞ!!」

鬼塚「フッ・・・ハハハハッ!私はね、これを手に入れることが目的じゃないんだ」



そう言うと、鬼塚大臣はDVDを二つに割った。



全員「!!!」



鬼塚大臣はその後、DVDを地面に叩きつけると、踏み潰してさらに粉々にしてしまった。



鬼塚「ハハハハッ!いい気味だな!!これで証拠はなくなったぞ!おまえたち、全員クビにしてから訴えてやるからな!山野、お前の施設も全部私が奪ってやる!」

???「どうでしょう」

亜弥子「!」

石神「それは『おしりサッカー』のDVDですよ」


wwwなんつータイトルwwwてか、石神さんの口から「おしり」ってwww


鬼塚「!?」



そこには石神さんが立っていた。



石神「本物はもう公安です。後藤が届けてくれました」

鬼塚「キサマ・・・」

石神「亜弥子さんの出ている舞台のDVD、たくさん予備があるんですよ」

鬼塚「・・・騙したな」

山野「秀樹・・・」

後藤「動くな」



いつの間にか後藤さんが銃を突きつけていた。



石神「鬼塚正敏。『外交機密費』の私的流用10億円はちょっとやりすぎたな。中国人女性に使い込んだ内訳の調べはついている。お前が施設の土地をその女性に譲渡しようとしたこともな」


wwwエロジジイかwww


鬼塚「・・・・・・」

石神「・・・大事な部下。仲間。親友。そして恋人・・・よくも傷つけてくれたな」



石神さんはそう言うと、鬼塚大臣にツカツカと近寄った。



石神「お前を絶対に許さない」



そして鬼塚大臣の襟首をぐいっと掴み上げた。


華奢なのに力持ちってステキ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



バキッ!



鬼塚「ぐあっ!!」



石神さんは鬼塚大臣のことを力いっぱい殴りつけた。

鬼塚大臣は埃だらけの床にごろごろと転がっていった。



桂木「石神・・・!」

鬼塚「キ、キサマ・・・ただで済むと思ってるの・・・か?」

石神「思いませんが?」


www即答www



石神さんは床に転がった鬼塚大臣の襟首をもう一度掴んだ。



石神「そんなものが怖くて貴様のようなゲスを殴れるか!!」

鬼塚「ひ・・・ひぃ!」

石神「お前の取調べは私が直々に行う。とことん吐いてもらうぞ。連行しろ」

公安1「はい」



公安の人たちが鬼塚大臣と男たちを引きずっていった。



山野「秀樹・・・」

石神「裕介。待たせて悪かった・・・ひどい顔だな、大丈夫か」

山野「うるっさい!これくらい、なんともないよ!でも、これでオレたちの家が守られるな」

石神「救急車の手配はすんでる。後は任せろ」



石神さんが手を握ると、山野さんはにっこり微笑んだ。

山野さんはすぐに救急車で運ばれていった。



亜弥子「石神さん・・・」



石神さんは私に駆け寄って、しっかりと抱きしめてくれた。



石神「亜弥子、危ない目にあわせて、心配をかけてすまない・・・会いたかった・・・」

亜弥子「石神さん・・・」



石神さんはしばらく私を抱きしめたままで動かなかった。



(石神さんだ・・・)



私も石神さんを強く抱きしめた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




昴「黒澤の迫真の演技は凄かったな」

そら「オレ、芝居とわかってても泣きそうになったもん」

黒澤「皆さんに褒められるとは嬉しいですねー。マジで役者に転向しようかなー?」

後藤「調子にのるな、バカ」

桂木「時間がなくてアドリブばかりだったな。オレはセリフが多くて緊張した」

そら「班長は意外にバッチリ!」

海司「言っちゃなんだけど、亜弥子の演技が一番やばかったな・・・」

瑞貴「ああ、『返して!!』って言ったとき、声が裏返ってましたよね・・・」


wwwだから全員「!」だったのねwww


昴「おまえ、演劇部だろう」

海司「あの部長に言いつけるぞ」



A:頑張ったんですけど・・・←

B:名演技のはず・・・

C:ダメでした?



亜弥子「す、すみません。かなり頑張ったんですけど・・・」

昴「マジで冷や汗がでたよな」

瑞貴「僕、心の中で『やばいぜ男船』が流れましたよ」

海司「またお前の作詞作曲かよっ」


www『やる気の出ないマーチ』に続く名曲の予感www


(やっぱり小杉先輩みたいな大女優は無理かな・・・)


昴「石神が来たのは計算外だったけどな。最後のカーテンコールで主役を持っていくとかありえねー」

桂木「石神、むちゃをしすぎだ」



桂木さんが心配そうな顔で石神さんを見た。



石神「まあ、おとがめは仕方ないでしょうね。上司に無理言って来させてもらいましたから」



石神さんは涼しい顔で答えた。



昴「ま、すっきりしたな」

海司「意外に武闘派だったんスね。あのパンチ、班長といい勝負ですよ」

瑞貴「あ、さっき僕たちのこと、仲間って口走ってましたよね?」

石神「・・・そんなことを言ったか?」

海司「ちょっと嬉しかったッスよ」

桂木「ああ」

黒澤「オレもオレも!オレは石神さんの大事な部下なんですよねー!?」


wwwそんくらいにしといてあげてwww


後藤「・・・・・」

そら「スパイ・・・あ、えと・・・石神」



そらさんは、ちょっと恥ずかしそうに言った。



そら「オレ、ほんのちょっとだけ石神が好きになったかもしんない」

石神「私は・・・」

全員「・・・・・・」

石神「・・・・・・」



石神さんはニヤッと笑った。



石神「やっぱりやめておこう」

そら「なんなんだよーっ!!もーやっぱりこういうところいけ好かねー!」

石神「フッ」




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石神さんは帰りの車の中、ずっと私の手を握っていてくれている。

私は石神さんの肩に頭を乗せて、目を閉じていた。



(暖かい・・・良かった・・・石神さん・・・)



聞こえるか聞こえないか、微かな声で石神さんが呟いた。



石神「待っていてくれて、ありがとう・・・亜弥子」




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8話でした☆


なんかラストはほのぼのって感じでしたwww


てか、「おしりサッカー」って(笑)


「おっぱいバレー」のパクリやん!



それでは9話で会いましょう(。・ω・)ノ゙