【恋人は専属SP】石神秀樹ルート・続編 episode 4  | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!



熱帯魚について勉強中のまなみんです!!



や、仕事で必要でさ・・・。



さて、のんびり更新の石神さん続編レポ、本日は4話目です!


石神さんの続編は、シナリオがよく出来てて引き込まれると思います←ひいき目www


で、いつもどおり、SPには厳しく!行きますwww




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石神さんが休暇をとっていることを聞いて、もやもやした気持ちのまま大学へ来ていた。



(ダメだ・・・全然講義が頭に入ってこない・・・。石神さん、休暇を取ってるから仕事じゃないんだよね・・・)



その日の講義が終わり、ボーっとした頭のまま、演劇部の部室に向かった。



亜弥子「・・・・・」

みどり「亜弥子。亜弥子ってば」



みどりが私の肩をぽんぽん叩いた。



亜弥子「あ、ごめん・・・どうしたの?」

みどり「さっきからずっと亜弥子のカバンの中で、携帯のバイブが鳴ってるみたいだよ?」

亜弥子「あ、ありがとう!」



私は慌ててカバンのところに走って、中を探って表示を見る。



(石神さん!)


亜弥子「はいっ」

石神「石神です」



久しぶりに聞く石神さんの声で、私の胸がドキドキ鳴った。



石神「後で少し、話をする時間をもらえますか?」

亜弥子「は・・・はいっ!」

石神「今日、私の部屋にきてください。カギは・・・」

亜弥子「はいっ、持っています」

石神「では、お待ちしてます」



電話を切ってホッとしていると、みどりがニコニコしながら言った。


wwwなんかのん気だなwww私だったら「別れ話!?」ってちょっとビビるわwww



みどり「亜弥子、すぐに行っておいでよ。演劇部の公演はまだ先なんだし」

亜弥子「みどり・・・」

みどり「早く早く。亜弥子がそんなに嬉しそうな顔するってことは、石神さんなんでしょ?」

亜弥子「うん・・・ありがとう!」



私は石神さんのマンションに向かった。




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石神さんのマンションに着き、エレベーターを待っている間、合鍵を見つめる。



(パンダのキーカバーのついたカギ・・・石神さんはキーカバーは使ってるのかな)



中に入ると石神さんがいて、私を出迎えてくれた。



石神「おかえり」

亜弥子「ただい・・・ま」



石神さんの穏やかな表情に、思わず泣きそうになってしまった。



(別に今回よりしばらくの間、会えなかったときもあるのに、泣きそうになるなんて・・・)



部屋に入ると相変わらず綺麗で、水槽でディスカスがゆらゆらと泳いでいた。



亜弥子「ごめんなさい、急いできたので何も買わずに・・・」

石神「いや、こちらこそ、その、心配をかけてすまない・・・」

亜弥子「え・・・」

石神「不安にさせていたようですね。黒澤から怒りの電話がかかってきました」



そう言って石神さんは苦笑いをした。



亜弥子「黒澤さんから?」

石神「ええ。『亜弥子さんにあんな顔させるなんてどういうつもりですか。不安で泣きそうな顔してましたよ』と怒鳴られました」


wwwチャレンジャー・黒澤氏www


(黒澤さんが・・・)


石神「・・・さすがの私も何も言えませんでした」


(いつもは石神さんの部下として丁寧なのに・・・。石神さんも黒澤さんに怒鳴られて黙って聞いてるなんて・・・)


石神「貴女のことは、やはり別ですね。そう言われると何も言えない」

亜弥子「石神さん・・・」

石神「いろいろあって・・・連絡せずに申し訳ありませんでした」

亜弥子「いえ、私こそちょっと連絡がないからって不安がって・・・ごめんなさい」

石神「休暇を取っていたことも話さずに・・・」



A:誰だって用事くらいある

B:気にしていない←

C:何も言わない



亜弥子「そんなこと、全然気にしてません」


wwwうそつけwww←選んどいて言う


石神「・・・・・」

亜弥子「それより何かあったんじゃないかと、その方が心配で・・・」

石神「・・・・・」



石神さんはしばらく黙っていた。



石神「・・・上海で私の幼馴染に会いましたね」

亜弥子「あ、山野さんでしたよね。石神さんと小さな頃から親友なんですよね。石神さんがあんなに優しそうな顔をして話すのを初めて見ました」


wwwカノジョのセリフとしては微妙だwww



石神さんはぎこちなく笑った。



石神「裕介も同じことを言っていました。あんな目で誰かを見ている私を初めて見た、と」

亜弥子「・・・・・」

石神「貴女を見ているときの私の目が、とても優しかったと言っていましたよ。アイツにそう言われて、とても嬉しかった」

亜弥子「・・・・・」

石神「山野・・・裕介は、私にとって家族そのものなんです」

亜弥子「家族、ですか」

石神「裕介と私は、同じ児童養護施設の出身なんです」

亜弥子「えっ・・・」


(石神さんが、児童養護施設の出身?)


亜弥子「あの、聞いていいのかわかりませんが、ご両親は・・・」



驚きながら聞くと、石神さんはフッと笑った。



石神「4歳のときです。両親は事故で亡くなりました。私はその時高熱が出て、両親は季節外れの大雪の中、車で病院に向かっているときに、スリップしてきた対向車をよけきれませんでした」

亜弥子「・・・・・」

石神「私は奇跡的に助かりましたが、両親は即死。両親は駆け落ち同様で暮らしていたので、私を引き取る親戚もなく、施設に。山野は家庭環境が複雑で、育児放棄された末に施設に来ました」

亜弥子「・・・・・」

石神「私たちのいた施設は丘の上にあるんですが、夕方になると」



石神さんは一瞬声を詰まらせた。



石神「風に乗って、あちこちの家から夕飯の匂いがしたり、母親が呼びに来る声がする。私も、裕介もそれまで元気だったのに、その時間はしゅんとしてしまうんです・・・おかしいですよね」



私は始めて聞く壮絶な話に、胸が張り裂けそうでろくに返事が出来なかった。



石神「かわいげのない私は、施設で嫌がらせをされることが多かったのですが、いつも裕介がかばってくれました。オレたちはなんのために生まれたんだろう。そんなことをよく二人で話しました。だったら二人でがむしゃらに勉強して、人のためになる仕事につこうと誓ったんです」

亜弥子「・・・・・」

石神「私が海外の大学に入るときにも、奨学金だけでは足りなかったのですが、年上で先に外交官になっていた山野が、お金を用立ててくれました」

亜弥子「山野さんが・・・」

石神「用立ててくれたお金はこの仕事に就いて返しましたが、私はまだ彼に何も返していない。誰が信じなくても、この世で私だけは裕介を信じています」



そういう石神さんの顔は険しくて、どこか悔しそうな表情をしていた。



亜弥子「石神さん・・・」


(山野さんのことで、何かあったのかな・・・どうしたんだろう・・・)


石神「黒澤が裕介の身辺を調べているのは知っています」

亜弥子「!!」


(石神さん、知ってたんだ・・・)


石神「確かに裕介の行動は、人から見たらおかしな点があるでしょう。でも・・・」



石神さんは苦しそうな顔をした。



石神「今は・・・多くを話せなくて申し訳ありません。ただ、私が裕介に利用されている、ということは絶対にありません」

亜弥子「はい」

石神「亜弥子」



石神さんは、私をまっすぐに見つめた。



石神「オレを信じてくれないか?」



私の心に迷いはなかった。

石神さんの手をギュッと握る。



亜弥子「私は石神さんの見るものを信じています。感じていることを信じています」

石神「・・・ありがとう」



そのまま引き寄せられてギュッと抱きしめられる。



亜弥子「石神さん・・・」



私を抱きしめる腕に力をこめて、石神さんはしばらく目を閉じていた。




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それから数日後・・・。



みどり「亜弥子、この間は石神さんと会った?」

亜弥子「うん。会って話をしたよ」

みどり「よかったね。石神さんとデートできて」




A:デートはしてないと言う

B:言葉を濁す

C:楽しかったと言う←




亜弥子「うん、楽しかったよ。たくさん話ができたんだ」

みどり「どこかに出かけたりはしないの?」

亜弥子「今、ちょっと忙しいみたいだから・・・」

みどり「それじゃ亜弥子も淋しいよね・・・」

亜弥子「ううん、私・・・」

小杉「会えない時間が愛を育てるって言うじゃない!」

みどり「わ!びっくりした、小杉先輩」

小杉「会えずに待つ時間が、会いたい気持ちを募らせるのよ。だから、会ったときにとても嬉しい気持ちになるの。感謝するの」

亜弥子「小杉先輩・・・」

小杉「亜弥子ちゃん。それでも淋しいのに変わりは無いわね」

亜弥子「・・・・・・」

小杉「任せて。あなたの心のスキマはこの小杉が埋めてあげるわ!」

みどり「それ、なんかのマンガで読んだ気が・・・」


wwwしかも、ラストがバッドエンドwww


小杉「放課後部室に集合。いいわね?」

亜弥子「は、はいっ」




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放課後部室に行くと、先に来ていた後輩たちが黙々と椅子を並べていた。



みどり「・・・・・・?」

小杉「椅子取りゲーム・世界大会へようこそ」

亜弥子「い、椅子取りゲームですか?」

小杉「そうよ。暇な時間ができると人間淋しくなったり怖くなったりするの。何も考えてはダメ。無になるのよ。これは心をからっぽにして、役になりきる時の芝居の練習にもなるわ。今は減っていく椅子を奪うことだけ考えてアドレナリンを放出するの。いいわね!血で血を洗うサバイバルゲームに、亜弥子ちゃんは勝てるかしら?」


(血で血を洗う!?)


wwwどんな椅子取りゲームだwww





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(ううっ、椅子取りゲーム・世界大会は思った以上にきつかった・・・。そもそも、世界大会ってなんだろう・・・)


wwwもっと早い段階で疑問に思えwww



大学の門を出たところで、いきなり名前を呼ばれる。



???「藤堂亜弥子さん、ですね」



声がした方を見ると、そこにはあの人が立っていた。



亜弥子「あっ・・・」




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小杉先輩・・・やってることは宇宙人だけど、言ってることはすごい正論だwww



実は、下の子がまた入院してしまったため、しばらくレポはお休みします~。


なかなか進まなくてゴメンナサイ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。