【一〇八恋星☆水滸伝】九紋竜・史進ルート 第十一章 第一話~第五話(特別シナリオ付き)【本編】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんにちは!



やっと無線LANにつなぐことができた、まなみんです!!



く・・・苦労したわ(涙)



さて、いよいよ史進レポもクライマックスです!!



ここまで長かったよ~(ノ◇≦。)



そんでわ、いつもどおりのネタバレでどぞ!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




史進「俺は、郁里のことが好きだ」



はっきりと、史進くんはそう告げた。



郁里「・・・・・・」

史進「・・・・・・」



じっと史進くんの顔を見ていると、みるみるうちに真っ赤になっていく。

返事をしなくちゃならないのに、言葉が出てこない。

しびれをきらしたように、史進くんが先に声を出した。



史進「な、何か言うことがあるんじゃないのか」

郁里「待って・・・やっと、やっとだったから・・・噛みしめさせて・・・やっと、ちゃんと言ってくれた」

史進「やっと?」

郁里「いつ、言ってくれるんだろう、って待ってたの」

史進「なっ・・・」

郁里「たぶん、無意識に、だと思うんだけど。史進くん、一度、私に好きって言ってたんだよ?」

史進「・・・いつだ、それは・・・」

郁里「私が呉用さんに舞を教えてもらったあと」

史進「そ、それは本当か」

郁里「うん」



そのときの様子を簡単に説明してみせる。



史進「・・・全然、覚えていない・・・」


wwwwww



半ば、茫然としたような様子で史進くんが言う。

私としては、きっとそうだろうと確信していたから、覚えていなくても驚きはしない。



史進「俺は、大馬鹿者だな」


wwwカワイイから許すwww


郁里「そんなことないよ?あのとき・・・すごく、ドキドキした」

史進「え・・・」

郁里「きっと、もう一度、ちゃんと言ってくれるんだろうな、って、そう思って待っていたんだけど・・・

史進「いつも、邪魔が入ってしまって、結局言えずじまいだった」

郁里「林冲さん、とかね?」

史進「ああ・・・わざとかと思うくらい、よく邪魔しに来ていたな」


(・・・ご名答。わざとだったみたいだよ)



だけど、それはそれでよかったのかもしれないと、思う。

史進くんが、こうして私に気持ちをはっきり伝えられるようになるまでの過程で、すごく成長して、そして・・・強くなった。



郁里「ずっと、待ってた」

史進「・・・すまない」

郁里「ううん、でも・・・すごくうれしい」



だんだん、私の頬も熱くなっていくのがわかった。

そっと私の髪を史進くんが梳く。



史進「郁里・・・お前の気持ちを聞かせてくれるか?」



月明かりの中で史進くんの瞳をじっと見つめ返す。

わずかに潤んでいるように見えた。



郁里「ずっと・・・待っていたんだよ?史進くんが言ってくれるのを」

史進「・・・ああ。お前は・・・郁里は、どうなんだ?」

郁里「そんなの・・・私の気持ちは決まってる」

史進「ちゃんと、言葉で聞かせてほしい」

郁里「・・・・・」


(・・・心臓が爆発しそう・・・)



呼吸を整えて、改めて史進くんを見返す。

私にとっては当たり前の感情だったから、うっかりしていた。

そうだ・・・私もまだ・・・伝えていなかった。



郁里「私も・・・史進くんのことが、好き」


ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ



史進くんが嬉しそうな笑みを浮かべた。

それから、ゆっくりと私の体を抱き寄せた。



(今まで、抱きしめられたことがあるけれど、今日はなんだかいつもと違う気がする・・・。想いが通じ合ったから・・・なのかな)



しばらくの間、私たちは無言で抱き合っていた。

お互いのぬくもりと感触を、確かめるかのように。



史進「・・・こうして考えてみると、俺はお前に、結構とんでもないことをしていたんだな・・・」

郁里「え?」

史進「胸を見せろ、と言ったりとか・・・」

郁里「ああ・・・」



言われてそのときのことを思い出し、私は頬を熱くする。

あれは、出会ってすぐのことだった。



郁里「本当にびっくりした。あんなこと言われて・・・」

史進「すまない・・・」

郁里「特に何も考えずに、他の女の子にも言ってるんじゃないか、って思ったよ?」

史進「それはない!」


www当たり前だwww



史進くんは、ムキになって否定した。

その様子がかわいくて・・・私は、イジワルしてみたくなる。



郁里「本当かなぁ・・・」

史進「あんなことを言ったのは、お前が初めてだ!」

郁里「んー、ねえ、本当に?」

史進「ああ」

郁里「じゃあ・・・信じてあげることにする」

史進「そうか・・・」


なんか、ウザイ(  ̄っ ̄)



あからさまにホッとした様子の史進くんに、思わず笑みを漏らす。



史進「まさか今、俺をからかったんじゃないだろうな?」

郁里「やだなぁ、そんなことないよ」

史進「いや、怪しい。からかったんだとしたら、怒る」

郁里「そんなことないったら」

史進「本当のことを言え!」


イライライラ(-""-;)



じゃれるようにして言い合う。

その時・・・。



郁里「あ・・・っ」

史進「・・・・・!」



少しじゃれすぎてしまったようで、どさりと、私と史進くんの体が、重なり合って倒れる。


www古典的ー!!( ̄□ ̄;)!!www


体が絡み合ったまま、私は史進くんに押し倒されたような状態になった。

視線が絡み合う。

史進くんの指が、私の唇をなぞった。



史進「・・・郁里」

郁里「な・・・に・・・?」

史進「この唇に触れてもいいか」

郁里「・・・もう触れてるじゃない」

史進「・・・・・っ」



ますます史進くんの顔が赤くなる。

次に史進くんがどうするのか、私は気がついているのかもしれない。

でも、私は自分を騙した。

気がついていないふりをして、私は史進くんの次の言葉を待った。



史進「口づけても、いいか?」



問われたことに、わずかなもどかしさを感じながらも、私は小さく頷いた。

ゆっくりと距離が近づく。



史進「・・・好きだ」


(///∇///)・・・・・!!!←声にならない悲鳴



唇が触れる直前に、史進くんがつぶやいた言葉。

それは、私の全身を甘くしびれさせた。



郁里「ん・・・っ」



押し付けられた柔らかい唇に、思わず声が漏れる。



史進「そんな声を出すな」

郁里「だ、だって・・・」

史進「・・・止まらなくなるだろ」


(///∇///)ギャアアアアア←出た



予想外の言葉に私は、パッと目を開けた。

じっと史進くんの瞳を見つめると、私を射抜くような強い視線にぶつかった。

とても強い視線。

でも、それは戦のときとは違って・・・わずかに優しさがにじんでいる気がした。



史進「参ったな・・・この少しの時間で、ますます好きになってしまいそうだ」


www私はもう、息も絶え絶えですwww


(こ、この人はまたナチュラルにそういうことを・・・っ)



顔がカァッと熱くなる。

大きな手が頬を撫でた。

二度目の口づけを交わそうと、再び二人の距離が近づいたときだった。

史進くんが私から唐突に離れた・・・。

そして・・・部屋の入り口に向かい・・・。



???「って!押すなよ!」←李俊

???「でも、李俊のせいで見えなくて・・・」←林冲

???「お前たち、大きな声を出すな!」←呉用さん

???「先生の声が一番大きいっすよ」←李逵


www梁山泊の愉快な仲間たちwww



史進くんが、勢いよく扉を開けた。



史進「何をしているっ!!!!!」

???「わああぁぁぁッッ!」



同時に人の雪崩が起きる。



史進「・・・何をしている」


www大事なことなので、二度言いましたwww


林冲「い、いや、史進が郁里ちゃんの部屋に行ったって聞いてさ」

戴宗「オレは情報屋として知らないことがあってはならないのでな・・・」

李逵「こりゃあ、ついに来たか!って気になっちまったんだ!」

呉用「私はやめろと言ったんだがな・・・」

李俊「そういう軍師ドノも結構、乗り気だったじゃんか」

史進「・・・うるさいっっ!!!」



突然、史進くんが大きな声で叫んだ。



史進「ここで何をしていたか、納得のいく説明をしてもらおうか!」



私たちの様子をのぞき見していたみんなに、史進くんはすごい剣幕で怒鳴り散らしている。

私はその様子を、他人事のように眺めていた。



(そう言えば、前にもこういうことがあったな。私が梁山泊に来たばかりのころ・・・懐かしいな。でも、よく考えたら、私はあの頃からもう史進くんのことが・・・好きだったのかもしれないな)


史進「ええいっ、おさまらんっ!」



思いつく限りの文句を言い尽くしてしまった史進くんは、まだおさまらない気持ちを持て余してしまったようで、今度は私の腕を引っ張って、みんなの前に立たせた。



史進「郁里!おまえも一言、こいつらに何か言ってやれ!」

郁里「え・・・じゃあ・・・」



ひと呼吸おいて、みんなを見回す。



郁里「見守ってくださって、ありがとうございました」



私がペコリと頭を下げて言うと、みんなが目をパチクリとさせた。

史進くんは力が抜けてしまったらしく、ガクッと肩を落とした。



史進「郁里・・・何を言ってるんだ?」

郁里「だって、みんな史進くんのこと、心配して見守ってくれていたんだよ?」

史進「それは単純に面白がって・・・」

郁里「そんなことないよ。鈍い史進くんの代わりに、いろいろと気持ちを自覚させようとしてくれてたんだから」

史進「う・・・っ」



史進くんは思い当たるところがあるらしく、言葉を詰まらせた。

これまでみんなは長い間、私と史進くんのことを見守って、時にはちょびっと強引だったけど、サポートしてきてくれた。



李逵「まあなぁ、史進さんは、姉ちゃんの半裸姿を見ても、何もしようとはしなかったもんなぁ」

史進「!!」

林冲「なんだ、李逵。聞き捨てならないよ。その半裸事件について詳しく聞きたいな」


www事件にしちゃったよwww


郁里「ちょっ・・・勝手に事件にしないでください、林冲さん!」

李逵「いいじゃねえか、楽しい話はみんなで共有しねぇと」

史進「ちっとも楽しい話ではない!」



わいわいとみんなが盛り上がる。

苦虫をかみつぶしたような史進くん一人を除いて、みんなが笑顔だった。



林冲「まあ・・・そろそろ、寝るとするか」

史進「そうしろ」

林冲「その前に、寝酒の一杯と行こう、史進」

史進「なに、俺は・・・」

李俊「いろいろと詳しい話を聞かせてもらわないとねぇ」



そのまま抱えられるようにして史進くんが連れ去られていく。

みんな口々に、私におやすみを言って、史進くんを巻き込んで去っていった。

後に残ったのは、嵐が去ったような静けさと・・・忘れがたい、史進くんの感触。

明日、史進くんと一緒に行くのなら、少しでも休まなければならない。

眠れないかもしれないけれど、横になるだけでも。

そう思い直し、布団に入ろうとしたときだった。



郁里「つっ・・・」



ずきっと、胸が痛んだ。

それは、ちょうど連星があるあたりだった・・・。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




☆特別シナリオ発生!☆




【史進から見た景色】



史進「郁里・・・」



すっかり、夜も更けた頃・・・。

俺はそっと郁里の部屋を訪れた。

林冲たちに飲まされ、根掘り葉掘りと聞かれていたせいで、すっかり時間は遅くなってしまっていた。



史進「寝てるか・・・そうだよな・・・」



布団の中で郁里は、心地よさそうな寝息を立てていた。

そっと、その頬を撫でる。



郁里「ん・・・」



わずかに身じろぎをしただけで、起きる気配はない。

先ほどまで一緒にいた、林冲たちとの会話が思い出される。




林冲「全く、時間がかかりすぎなんだよ、史進は」

史進「なんだ、どういうことだ」

林冲「好きって気づくまでにそんな時間がかかっちゃうなんてさぁ」

史進「気づいていたし、伝えようともしていたが、ことごとく、お前が邪魔したんだろうが!」

林冲「あれ?知ってたんだ?」

史進「当たり前だ!」



怒っている俺をよそに、林冲たちは朗らかに笑う。



呉用「しかし、おかげで学んだことも多かっただろう」

史進「え・・・」

呉用「・・・人を愛するというのは、そういうことだ。愛は、さまざまなことを教えてくれる」



一人、茶を飲みながら呉用殿が言った。



李俊「・・・呉用センセに言われてもなあ。イマイチ説得力がないぜ」

呉用「なんだと」

李俊「まあ、あとは床のことを教えてもらうんだねえ」

戴宗「ちゃんとその時は報告してくれねえとなぁ」




すやすやと眠る郁里の隣に横になる。



史進「お前がいてくれたから・・・俺はいろいろ知ることができた。人を大切にするということも。それから、本当にいい仲間にめぐまれたということも」



囁くようにして言葉を紡ぐ。

その時・・・。



郁里「ん・・・」



郁里がわずかに声を発した



(起きたのか・・・?)



わずかに体を固くする。

そして・・・。



郁里「史進・・・くん・・・」



俺の名前をつぶやいたあと、郁里はまたすやすやと寝息を立てる。

顔にかかった髪をそっととでてやる。



史進「この戦い・・・必ず勝ってみせる。梁山泊のために、そして、お前のために・・・」



柔らかな頬に触れながら、俺は決意を新たにする。




☆特別シナリオ終了☆




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:





(なんだろう・・・)



胸の痛みに、わずかな不安を覚える。

連星のあたりをさすっていると、痛みは多少治まったような気がした。

だけど、どれだけさすっても、完全に消えたりはしない



(こんなこと、今までなかった・・・)



不安な気持ちを振り払うように、私は頭を振ると、しずかに 布団にもぐりこんだ。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




夜が明け・・・。

出陣に向けて、梁山泊の盛り上がりは最高潮に達しようとしていた。

そんな中・・・。



史進「郁里、どうした。顔色が冴えないが」

郁里「え・・・っ」

史進「どこか気分でも優れないのか?」


(連星のあたりが痛む、なんて言ったら・・・心配かけちゃうよね・・・)



1:なんでもないよ

2:ちょっと寝不足で

3:緊張してきた←



郁里「緊張してきただけだよ。ものすごく大きな戦いだって聞いたから・・・」

史進「いつも通りにしていればいい。余計な力を入れると、失敗してしまうからな」

郁里「うん・・・」



史進くんは私の頭をポンポンと叩いて、笑顔を見せた。



(嘘、ついちゃったな・・・)



罪悪感で、チクリと胸が痛む。

それは、昨晩から続く連星の痛みとは、また違った痛みだった。

私は、話題を転じることにした。

ひとつ大切な問題が残っていることを思い出したからでのある。



郁里「そういえば私、まだ呉用さんに戦いについていくって言っていなくて・・・」

史進「責任は己で取れ、だそうだ」

郁里「え・・・」

史進「昨日、直談判した」

郁里「そっか・・・よかった」



やっぱり史進くんは、呉用さんの意に反することはしない。

きちんと、筋を通していたのだ。

私は心配事がひとつなくなり、ほっと胸を撫で下ろす。

・・・その時だった。

地を揺るがすような咆哮が響き渡った。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




最後の方、半分寝ちゃってるから文章おかしいかも~




てことで、本日の私的名ゼリフ~




「・・・止まらなくなるだろ」 by 史進




むしろ、もっと突っ走ってくださいwww




以上!!