こんにちは!
朝晩、すっかり涼しくなりましたね!・・・と、おばさんぽく始めてみました、まなみんです!!
てか、リアルに十分おばさんですがね!!(爆)
さて、みなさまはもう期間限定イベントは終わられましたでしょうか?
私は今日、やっと阮小五ルートをクリアして、なんとか期間内に全員クリアいたしましたv(^-^)v
回を重ねるごとに、イベントクリアがギリギリになっていくwww
次こそは失敗するかもしれない(笑)
イベレポは未来記事にしてありますので、イベント終了後から順次upする予定です♪
それでは、地味に史進ルートの更新をしてまいりたいと思いま~す
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
(誰よりも守りたい・・・)
史進くんが笑顔で言った言葉を、私はゆっくりと心の中で反芻する。
史進「どうすれば、お前を守ることができるのだろう」
郁里「・・・え、史進くんは私のこと、守ってくれたじゃない」
史進「怪我を負わせた」
郁里「ああ・・・あれは仕方がないことだから・・・」
史進「お前に、かすり傷ひとつ、つけたくない。誰にも、傷つけさせたくないんだ」
www天然であるがゆえの、どストレートな言葉www
私をずっと守ってくれてきた、強い史進くんが、それでもなお、強さを求めている・・・。
郁里「史進くんは、強くなりたいんだよね・・・?強くなって、何がしたいの?」
史進「強くなって・・・したいこと・・・?」
驚いた顔をしたあとに・・・じっと考え始めた史進くん。
でも、その答えはおそらく史進くんの中に、既にあるのかもしれない。
瞳に、迷いは感じられなかった。
郁里「やみくもに強くなりたいわけじゃない、んだよね?」
史進「俺が強くなりたいと思っている理由・・・それは・・・」
史進くんがためらいがちに言葉を続けようとしたときだった。
???「郁里ちゃーん!」
林冲~!邪魔!!!ヾ(。`Д´。)ノ
元気な声を張り上げて、林冲さんが幕舎に入ってきた。
ドアがないからノックの文化がないにしても・・・入る前に・・・せめて・・・。
www「入ってもいいかな?」くらい言えよ!てか?www
林冲「元気になった?・・・ってあれ?なんでオレはそんな冷たい目で見られてる・・・のかな?」
wwwアンタ、絶対わざとだよねwww
郁里「林冲さんの間が悪かったからです!」
ハッキリ言っちゃったよ、この子!!Σ(・ω・ノ)ノ!
林冲「ごめん、いちゃついている最中だった?」
wwwこっちもハッキリ言いすぎwww
史進「何の用だ、林冲!」
林冲「あれ、図星?」
史進「喧嘩を売りにきたのか」
郁里「そっ、それで!どうしたんですか?」
林冲「二人の・・・邪魔をしに」
史進「林冲!」
郁里「林冲さん!」
思わず、ツッコミの声が揃ってしまう。
林冲さんはにやにや笑って、私たちの反応を楽しんでいるようだった。
林冲「うんうん、仲が良いのは素晴らしいことだね。喧嘩していないようで、まずはホッとした。でもその調子だと、史進は相変わらず足踏み状態なのかな?」
www大正解www
史進「それ以上言うなら、斬る・・・」
wwwやりかねないwww
林冲「怖いなあ、同僚の弟子は。実は、安道全先生から言伝があってね」
郁里「安道全先生からですか?」
林冲「ああ、そろそろ郁里ちゃんも、本格的に体を動かしてもいいころだろう、って」
体を動かしてもいいと聞いたとたん、力がみなぎってくるような気がした。
今すぐにでも・・・ここから起き出したい!
www地獄のリハビリが待ってるよwww
郁里「本当に・・・いいんですね!?」
林冲「先生の言葉を、そのまま伝えただけだよ。だから、大丈夫なはずだね」
史進「・・・これで、鍛錬さえすれば、一緒に梁山泊に戻れるな」
郁里「うん!」
林冲「あ、それがさ・・・ちょっと言いづらいんだけど・・・実は、オレが先に連れて帰るんだ、郁里ちゃんこと」
郁里「・・・え?」
林冲さんは・・・なにを言っているの?
私を連れて帰るのが・・・林冲さんだって聞こえたけど。
私より先に自失から回復した史進くんが、少し強い声で反論した。
史進「わざわざ来てもらって悪いが、その必要はない。郁里は、俺が連れて帰る」
林冲「史進はまだこっちで任務が残っているはずだ」
史進「郁里が梁山泊に戻るのは、それからでもいいはずだ」
林冲「黒龍騎士団で移動していたら、いつ官軍に襲われるかわからない。また郁里ちゃんを危険な目に遭わせる気かい?」
史進「・・・・・・」
林冲「そうだよ、史進。オレはお前を責めているんだよ」
史進「っ!」
林冲「それにこれは・・・宋江さんの命でもある」
郁里「・・・宋江さんの、ですか・・・?」
林冲「そう。いずれ、史進も少華山に戻ることになる。郁里ちゃんひとりでも、梁山泊に慣れておかないと」
郁里「でも、それは・・・っ」
反論しようと、林冲さんの方を見た。
目が合うと、きっと私を安心させるためなのだろう、にこりと笑った。
でも、目は笑っていなかった。
www怖そうwww
その目は、私に何か言おうとしているようで・・・。
郁里「・・・わかりました」
史進「郁里!?」
郁里「史進くん、私、林冲さんの言うとおりにしようと思うの。一足先に、戻ってることにするね」
史進「・・・俺が世話役では不服というのか?」
郁里「そういうことでは・・・」
wwwめんどくさい男だな~www
史進「・・・勝手にしろ」
私の言葉を、史進くんは最後まで聞いてはくれなかった。
表情なくすっと立ち上がると、そのまま幕舎から出て行く。
あとには、私と林冲さんが残った。
しばしの沈黙・・・その後、林冲さんが口を開いた。
林冲「ごめんね、郁里ちゃん。なんだか無理強いしちゃったみたいで」
郁里「いえ、宋江さんの命なら、仕方がありませんから。でも、どうして急に・・・?」
林冲「史進は今、迷走している。そして、君のことしか見えなくなってしまっている」
郁里「そ、そんなことは・・・」
林冲「気づいていないとは言わせないよ?」
思わず、顔が熱くなる。
林冲さんの言うとおり・・・図星だったから。
(史進くんが私に好意を持っていてくれるのはわかる・・・)
ただ、史進くん自身が、自分の感情の正体に気が付いていない。
だからただまっすぐに・・・私に気持ちをぶつけてくる。
林冲「史進は、強い男だ。でも、何のために強くなるのかは、心にとどめてもらいたいからね。協力してくれるかい、郁里ちゃん」
史進くんが今よりも強くなるために・・・私は少し、史進くんから離れたほうがいい。
そう、史進くんをよく知る仲間たちが判断したのなら・・・。
林冲さんの言葉に、私は頷いた。
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林冲「そろそろ行くよ、郁里ちゃん」
郁里「・・・はい。じゃあ、呉用さん、史進くん」
呉用「ああ、気をつけて」
史進「・・・・・・」
むすっとして、私を目線を合わせてくれない史進くん。
wwwコドモかwww
私が出発することになった朝、史進くんは誰の目から見ても明らかに、不機嫌だった。
林冲「・・・子どもだな、史進」
史進「そっ、そんなことはない!世話役として、郁里に申し伝える注意を考えていただけだ!」
wwwwww
どもりながらそう言うと、史進くんはようやく私の目を見た。
私もその目を見つめ返す。
これからしばらく会えなくなる・・・その実感は、まだなかった。
史進「くれぐれも気をつけろ。無茶はするな。珍しい花があったからといって触るな。勝手に変なものは食うなよ。知らないやつには絶対近づくな。倒れている奴がいたときは、ちゃんと官軍の人間じゃないかどうか確認しろ。それから・・・」
郁里「わ、わかった!わかったから、史進くん!」
史進「なんだ、まだ話の途中だぞ」
郁里「要するに、気をつけろ、ってことでしょう?」
www要約しすぎwww
史進「・・・分かっているならいい」
機嫌は相変わらず悪そうだったけれど、言いたいことを言ってスッキリしたのか、史進くんはふうっと息を吐いた。
史進「頼んだぞ、林冲」
林冲「うん、わかってる」
史進「いくら馬に乗っているからって、くっつきすぎるなよ」
林冲「それも分かってるって。“みんなの”郁里ちゃんだからね」
ぎゃはははは!о(ж>▽<)y ☆
史進「・・・・・・」
みんなの、を強調した林冲さん。
まるで史進くんに言い聞かせるかのような口調だ。
(林冲さんってば、わかっててこんなこと言ってるんだ・・・)
林冲「それじゃあ、また近いうちに、梁山泊で!」
史進「ああ」
林冲さんが、馬の腹を蹴る。
勢いよく、馬が走り出した。
私が軽く手を振ると、史進くんはこくりとひとつうなずいた。
林冲「あんまり、史進に声をかけていなかったけど、いいの?」
郁里「たくさん話すと、別れがたくなってしまうので・・・」
林冲「本当に郁里ちゃんは史進のことが好きなんだね」
郁里「・・・・・・」
心の中でつぶやきそうになりながらも、今まで一度もはっきりと自覚したことがなかった思い。
(私・・・史進くんのことが、好きだ・・・)
wwwいwwまwwさwwらwww
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【呉用から見た景色】
呉用「行ったようだな」
史進「・・・・・・」
呉用「どこへ行く、史進」
史進「早くここでの任務を片付けて、梁山泊に戻ります」
常に任務に忠実で、慎重でもある史進が、これほどまでに焦る様子を見せるのは・・・初めてだ。
本人は、焦りを隠し通せていると思っているようだが・・・。
呉用「郁里が来てから、離れるのは初めてだな」
史進「それが、何か」
呉用「事実を言っただけだ」
厳かにそう言ったつもりだが、頬に浮かぶ笑みは隠し切れず・・・。
史進は怪訝な顔つきをした。
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李俊「よお、お嬢ちゃんのご帰還かい!」
wwwすっごい久しぶりwww
林冲さんと一緒に梁山泊に戻ってきた翌日・・・。
私が自室で布団にもぐろうとしていると、李俊さんがやってきた。
郁里「あ、李俊さん。お久しぶりです」
wwwほんとだよwww
李俊「お嬢ちゃんはここに来てすぐ戦に出たからな。どうだった、初めての戦は」
郁里「・・・・・・」
李俊「俺と会えなくて、寂しかっただろう」
郁里「は、はは・・・。一番実感したのは・・・死って、すぐそばにあるんだな、ってことでした」
李俊「・・・・・・」
事実、私も生死の境をさまよった。
生きているほうが、きっと奇跡的なことなのだろう。
私は無意識に、わき腹のあたりをさすっていた。
(本当に怖かった・・・)
李俊「無事に戻ってこられただけ、まずは感謝ってところか」
郁里「はい。今日一日は休んでいるように言われてしまったんですけど・・・」
李俊「相当の大けがだったって聞いたぜ。仕方ねぇだろうが」
郁里「駄目ですね、こんなに弱くては・・・」
お前は弱い、だが強い・・・。
史進くんの言葉を、私はふと思い出した。
李俊「いいんだよ、女っていうのは、守られるモンなんだ。扈三娘みたいにあんまり強すぎても、男も困っちまうぜ」
郁里「・・・そういう問題ですか?」
あまりにも軽い調子で言う李俊さんに、私は少し意地悪な問いかけをした。
それなのに・・・。
李俊「そういう問題だよ。女ってのは、男の腕の中で、もたれかかってりゃいいもんなんだ」
急に、李俊さんが真面目な顔になった。
郁里「え・・・李俊さんっ?」
李俊さんが、すっと距離を縮めてくる・・・。
そこで、私ははっとした。
(私、今、布団の上・・・この状況は、ひょっとしなくても・・・まずい!)
郁里「な、なにをしようとしているんですか?」
李俊「お嬢ちゃんの帰還祝いに、ゆっくり話をするのもいいかな、と思ってな」
郁里「わ、私は早く寝ないと・・・」
李俊「おう、なら俺が子守唄を歌ってやろうか。こう見えて、結構、うまいんだぜ・・・」
www結構です(・∀・)www
李俊さんが私の布団に腰掛けた。
吐息がかかるほどの距離に、李俊さんの顔がある。
李俊「ねんねの歳でもねえだろう・・・わかるよな・・・」
(ど・・・どうしよう!)
李俊「お互い知らないモン同士なんだ。・・・より深く知るために一晩枕を共にするくらい・・・人生の中じゃあ、短いひと時だと思わないか・・・?」
李俊さんの唇がゆっくり近づく。
いつの間にか、私の手首は李俊さんの手によって固定されていた。
郁里「だ、駄目・・・!」
もう・・・逃げられない!
私はきつく目を閉じた。
・・・その時。
???「郁里っ!!」
私の名を呼ぶ、大きな声が空気を震わせた。
それから、騒々しい足音が響く。
(えっ・・・あの、声は・・・?)
wwwお早いお帰りでwww
李俊「ちっ、勘のいい野郎だ・・・」
太い声に、大きな足音。
どう考えても、ただごとではない・・・でも、何故かほっとする。
史進「郁里!」
声の主は、やっぱり史進くんだった。
大股で、私のところまで歩いてくる。
郁里「史進くん!?どうしてここに・・・」
史進「戦地での処理が終わったから馬を飛ばして帰って来た」
郁里「私と林冲さんが帰ってきてからすぐに出たってこと!?」
史進「お前はけが人だからな。林冲が比較的ゆっくり馬を走らせたんだろう。だから、結局、あまり差がつかなかったんだ」
私は、道中のことを思い出す。
確かに林冲さんはゆっくり馬を走らせ、頻繁に休憩してくれていた。
史進「・・・それより、李俊殿!」
李俊「・・・・・んあ?」
史進「いま、郁里に何を・・・」
李俊「別になにも?ただ単に・・・大人同士の語らいをしていただけよ・・・なあ、お嬢ちゃん」
1:はい、何も・・・
2:未遂ですね←
3:一応は・・・
郁里「未遂ですね」
史進「李俊殿!」
李俊「なんでお前が怒るんだよ・・・史進に何かしたわけじゃねえだろうが・・・?」
史進「・・・っ。わかった・・・もういい」
頭をぐしゃりと乱暴にかきむしり、低い声でそう言った史進くんは、入ってきたときよりも早い足取りで、部屋から出て行く。
私は布団から飛び出して、史進くんの後を追った。
李俊「やれやれ・・・騒がしい夜だ」
www原因が言うかwww
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郁里「史進くん!」
史進「・・・・・・」
郁里「怒ってるの?」
史進「別に怒ってなどいない」
郁里「うそ。じゃあ、どうしてこっちを見てくれないの?」
史進「俺は・・・自分で自分のことがわからないのだ」
ふいに見えた史進くんの横顔。
その横顔は、今までにみたことがない、厳しい表情だった。
何かを振り切るように、史進くんが歩き出す。
私はすぐにその後を追った。
郁里「史進くん、ねえってば・・・!」
史進「ついてくるな!」
はっきりとした拒否の言葉に、私の足は凍りついた・・・。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
悩める青年、史進www
梁山泊は、史進の保護者がいっぱいだね(笑)
てことで、本日の私的名ゼリフ~
「それ以上言うなら、斬る・・・」 by 史進
槍使いのくせに、刺すんじゃなくて斬るところがポイントwww
以上!!