【恋人は専属SPプレミアム】石神ルート Story 7 24時間監視!?【for GREE】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

※この記事は、2013年8月5日に下書きしたものです!※



こんにちは!



来週はもうお盆・・・なことに、今日気づいたまなみんです!!



・・・っていっても、このレポがupされるのはたぶん秋だけど(爆)



さて、鬼ミッションクリアしたので次、いってみよー(^O^)/



ツッコミありで、ほぼ完レポ!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




台湾から戻った翌日、石神さんと一緒に総理官邸に向かった。



(石神さんからお父さんに一緒に住む話をしてあるみたいだけど・・・)



石神さんと一緒に玄関前を通った。



真壁「お疲れさまです・・・」


wwwやっぱいたかwww



真壁さんがこちらを見て敬礼していたけれど、私と石神さんが一緒なのを見て目を丸くしていた。



石神「私が総理と話をしますから、貴女は余計なことを言わないでください」

亜弥子「は、はい・・・」



執務室の前に行くと、石神さんが扉をノックした。



平泉「・・・はい」



お父さんの不機嫌そうな返事が聞こえる。



(う・・・やっぱり怒ってる・・・)


wwwそりゃそうだろうwww


石神「失礼いたします」



中に入ると、お父さんがこちらに背を向けて立っていた。



平泉「・・・・・」



中には硬い表情の桂木さんもいる。


班長だ~(。・ω・)ノ゙


お父さんはこちらを向いたけれど、渋い顔をしていた。



平泉「直接話したかったからここに来てもらった」

石神「はい」

平泉「亜弥子と一緒に住んで敵から守りたい、という話だったね。だが、それを良しとする親がいると思うかね?石神くんだってわかるだろう。私は亜弥子がそんなことをするのは望んでいない」


最近いきなり現れた人に父親面されてもねぇ・・・


桂木「石神。総理のおっしゃるとおりだ。藤堂さんを危険にさらしかねない。いったん警護は外れたが、空港の件は聞いた。警戒レベルを上げて厳重に藤堂さんの警護にあたらせる」


(石神さんが勝手なことを言ってるみたいな話になってる・・・私が頼んだのに・・・)



亜弥子「・・・・・」



石神さんは口を開きかけた私を制した。



石神「敵は麻薬の件がデパート襲撃事件に関連していることを気づかれたと思っていません。藤堂さんから警護が外れたことで油断しています。ここでSPをつけたらまたデパートの時と同様の事件を起こしてくるでしょう」

桂木「・・・・・」

石神「敵にとってこの後、藤堂さんが総理の娘だと世間に公表されれば、目撃者も増えてやっかいなことになります。私は、このわずかな期間が絶好のタイミングだと考えて何らかの接触をしてくる可能性が高いと考えます」

平泉「油断させてこの期間を利用して犯人をおびき出すということかね?」



お父さんは石神さんを正面から見据えた。



平泉「それではまるで私の娘はおとりじゃないか!」


(お父さんがこんな顔をするのを初めて見た・・・もう駄目だ・・・)



A:黙って見ている←

B:自分が頼んだと話す



(どうしよう・・・石神さんから余計なことを言わないでくれって言われたけど)


平泉「・・・確かに、国の安全を守ることは重要だ。だが、だからと言って亜弥子を危険にさらす方法を採用するというのは・・・いくらなんでも、許可できない」


(・・・私、本当に黙ってていいのかな。このままじゃ、ずっと悔しい思いを抱えたままになる・・・)


亜弥子「・・・お父さん。ごめんなさい、少し話をさせて」

石神「藤堂さん・・・」



石神さんが止めようとしたけれど、私はそのまま続けた。



亜弥子「私が石神さんに、何か協力させてほしいって頼んだの」

平泉「亜弥子・・・」



お父さんが途方に暮れたようにつぶやいた。



亜弥子「石神さんは最初ちゃんと断ったの。自分たちに任せてほしいって」

桂木「・・・・・」



桂木さんも、緊張した面持ちで私の顔を見つめる。



亜弥子「私・・・最初は実感がわかない・・・ってただぼんやりしてた。その後は自分がどうしてこんな目に遭うんだろうって悲観したり怖がったりしてるばかりで、なんにもしなかったの」

桂木「普通の生活を送ってこられた藤堂さんが戸惑うのは当然です」

平泉「そうだよ。何かしようなんて考えなくていいんだよ」

亜弥子「何かしようなんて考えてはいないの。ただ、事件が解決するためにいい方法を選びたい。石神さんたちの邪魔にならない方法でできることはないかって何度も頼んだの、私なんだ・・・」

平泉「・・・・・」



お父さんは私のことをじっと見ていたけれど、フッと肩の力を抜いた。



平泉「言い出したら聞かない・・・その目がそっくりだ。親子なんだね」

亜弥子「お父さん・・・」

石神「周辺は厳重に公安の人間を張らせます。おとりなどではなく、藤堂さんは私が直接お守りすると考えていただけませんか」

平泉「・・・・・」

桂木「・・・・・」



お父さんは困ったように笑ったあと、真顔になった。



平泉「石神くん。亜弥子の安全確保が第一優先だ。そして期限を決めて欲しい」

石神「承知しました。ありがとうございます」



石神さんが深々と頭を下げた。

桂木さんは何も言わなかったけれど、視線を落としていた。



亜弥子「・・・ごめんなさい」



お父さんは首を横に振った。



平泉「たまには娘のワガママくらい聞かないとね」

亜弥子「・・・もうひとつワガママ、言ってもいい?」

平泉「なんだい?」

亜弥子「お父さんの写真、一枚くれないかな」

平泉「写真・・・?もちろんかまわないが・・・」

亜弥子「お父さんの写真、お母さんの写真の横に入れてあげたいの。お母さん、喜ぶと思うんだ」

平泉「亜弥子・・・」



お父さんは何度も頷いた。




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帰り、桂木さんが玄関まで見送ってくれた。



桂木「藤堂さん。貴女を狙う輩がいると分かっていて警護できないことは、SPとして大変もどかしいことです」

亜弥子「桂木さん・・・」

桂木「ただ、SPに捜査権はありません。事件解決に向けて藤堂さんを石神に託します。石神、藤堂さんをくれぐれも頼む」


班長・・・さすがオトナの男・・・カッコイイ!!(〃∇〃)


石神「はい」



石神さんと桂木さんは、お互いに目を合わせて頷いた。

こうして、私と石神さんは二週間恋人と偽って一緒に暮らすことになった。




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その日は青空が広がるいいお天気でーー石神さんの車で今回の捜査のために用意された家に行くことになった。



亜弥子「・・・・・」


(二週間だけど、これも持って行こう)



私はお祖母ちゃんやお母さんの写真が入ったアルバムを手に取った。

車から降りて、トランクケースから荷物を取り出そうとしたとき。

石神さんはパッと私の手を握った。



亜弥子「!」

石神「オレがやる。亜弥子はこれで玄関を開けてもらえるか?」


wwwキャッハー!(///∇//)オレ!!呼び捨て!!www



石神さんは日差しでまぶしそうに目を細めながら私に鍵を渡してきた。



亜弥子「え・・・」


(オレ・・・?それに亜弥子って呼んだ?)



私が固まっていると、石神さんは苦笑いして耳元で囁いた。



石神「今は恋人同士ですから」


(あっ!そうか・・・そういう設定だもんね。いけない・・・動揺して赤くなっちゃった)


www設定いうなwww



石神さんと一緒に玄関までいって、鍵を開ける。

中は綺麗に整理整頓されていて、必要な家具や食器など全部がそろっていた。



亜弥子「わ、広い・・・」



部屋の中はまだ真新しい匂いがする。

荷物を玄関にあげて鍵を閉めている石神さんの方をパッと振り返った。



亜弥子「これからよろしくお願いします!」



石神さんは扉を閉めた瞬間、いつもの顔に戻っていた。



石神「よろしくお願いします。亜弥子さんの部屋は2階の一番奥に用意しました。日当たりはあまり良くありませんが、安全性が高いです。荷物は部屋に運んでおきますから」

亜弥子「・・・はい」



事務的な口調で私に説明をすると、荷物を持って上に行ってしまった。



(仕事だし・・・当たり前だよね)



わかってはいるけれど、どことなく寂しい気もした。




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荷物を簡単に片付けてから、お茶を飲もうとしてキッチンに行った。

そこに石神さんが入ってきた。



石神「食事は何か注文しましょうか」

亜弥子「冷蔵庫に食べ物がたくさん入ってますから、何か作ります。賞味期限の近いものもありますし」

石神「何か作る・・・」



石神さんは不思議そうな顔をした。



石神「その発想はありませんでした」

亜弥子「えっ!?」


(食事を作るって発想がない・・・)


石神「私は普段料理をしませんし、外で済ませることが多いものですから」


(石神さんは普段どんな生活をしてるんだろう。聞いたことなかったけど、この話だと結婚はしてないよね?恋人は・・・いないのかな)


wwwいたらこんなことにならないだろうがwww


石神「それでは、お任せしてもよろしいですか」

亜弥子「はい。出来たら声をかけますから」



石神さんはリビングでノートパソコンを広げて、何か仕事を始めたようだった。

私はもう一度冷蔵庫を開けて中を見てみた。



A:得意な料理を作る←

B:珍しい料理に挑戦する



(これならいろんなものを作れそう。早く使った方がいいのはブリと、ほうれん草と・・・)



中には何故かお菓子も入っている。



(あれ、中国語だ。ん?袋に見覚えが・・・小さなメモが張ってある)


www黒澤氏www



『サトイモチップス、マジでオススメですよ!ただし、タクシーのフロントにぶちまけないでくださいね☆』



亜弥子「・・・・・」


(サトイモチップス・・・これは黒澤さんが入れてくれたのかな。タクシーのフロントにぶちまけるのは黒澤さんだけだと思うけど・・・そういえば、石神さんって苦手な食べ物はあるのかな?・・・ちょっと聞いてみよう)


亜弥子「石神さん。お仕事中にごめんなさい」

石神「はい」



石神さんはキーボードを打つ手を休めずに返事をした。



亜弥子「苦手な食べ物やアレルギーはありますか?」

石神「辛すぎる料理は苦手ですが、特に苦手な料理やアレルギーはありません」


(極端な味の料理にしなければ大丈夫かな。いつも食べてるような和食にしよう)



だしを取ったりお米を研ぎながら、ふとリビングを見ると、石神さんは時折キーボードを叩く手を止めて私の方をじっと見ていた。



(わ、こっちの方を珍しそうに見てる。な、なんか緊張するな。実験中の薬品を見てるような目っていうか・・・)


wwwどんな目だwww




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夕飯が完成して石神さんに声をかける。



亜弥子「石神さん。夕飯ができました」



石神さんはパッと顔を上げると、何とも言えない戸惑った顔をした。



石神「ありがとうございます。今伺います」



席に着くと、石神さんは私が座るのを待って食事に手を合わせた。



石神「いただきます」

亜弥子「いただきます!」



それから二人で食事を始めたけれど、石神さんは黙々とご飯を食べている。

石神さんは相変わらず驚くほど綺麗な食事の仕方だった。



亜弥子「・・・・・」

石神「・・・・・」


(・・・な、なんか黙って食べてると気まずい)


亜弥子「あの、お口に合いますか?」



石神さんは食べる手を止めて、ぎこちなく微笑んだ。



石神「はい、美味しいです。料理、お上手なんですね。先ほど拝見しましたが手際も良くて感心しました」

亜弥子「お口に合って良かったです!」

石神「これは白和えですね。こちらは何ですか?」

亜弥子「芋煮とタケノコ汁です。昔から祖母の故郷の味を教わって・・・」

石神「タケノコが柔らかいですね」



嬉しくてつい重ねてこんなふうに言ってしまった。



亜弥子「良かったら今度石神さんのおうちの味も教えてください。もっと味付けが濃かったとか、こんな食材が入っていたとか、こういう方が好きだとか・・・」


あああああ~。(´д`lll)



石神さんは食事を続けながら淡々と答えた。



石神「父も母も私が物心つく前に亡くなりました。親戚をたらいまわしにされて児童養護施設に行ったので、そこで食べた食事のことなら覚えています。施設によって変わると思いますが、私がお世話になった施設では職員の方が限られた予算の中で手作りしてくれました」

亜弥子「・・・・・」

石神「今でも、その心づくしに感謝しています。食べ物に好きや嫌いなんて考えませんでしたね」



台湾であったことを思い出した。



『写真を撮った父親は、全てを理解して家族の思い出を残したかったんでしょう。最後に母親の膝の上でにっこり笑った子供の顔を・・・よく覚えています』



あの時の胸が締め付けられるような目。



『子供の頃はあまり食べる機会がなかったから、反動でしょうね』



その意味が今、はっきりわかった。



亜弥子「・・・余計なことを聞いてすみません」

石神「いえ。貴女は別に余計なことは聞いていません」



石神さんは少しも気にしていないようだった。



亜弥子「・・・・・」



それから何も話さないまま食事を済ませた。




to be continued・・・




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今回、結構シナリオ省きました・・・。


だって、無駄に話が長いんだもんwww


なんか秘密の同棲編と続編がごっちゃになったようなシナリオですが、そろそろ甘くなってほしいものです(笑)


まあ、なかなかデレないところが石神さんの良さでもあるのですが( ´艸`)