【恋人は専属SPプレミアム】石神秀樹ルート Story 6 私にできること【for GREE】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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※この記事は、2013年7月22日に下書きしたものです※



こんにちは!



本日も暑い中バテております、まなみんです!!



ずっと非公開のままの石神さんルート・・・夏の間にレポupできるのかしらwww



冒頭文のおかしなズレはご容赦ください(笑)



それでは、ほぼ完レポ・ネタバレ・ツッコミありでどうぞ~




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




私と石神さんは、台北市内に戻ってきた。

みどりからメールがあって、食事を済ませたということだったので、私と石神さんもご飯を食べることになった。

夕食に石神さんに連れて行ってもらったお店は、小籠包で有名なレストランということだった。

あちこちから中国語が聞こえてくる。


wwwそりゃ、台湾だからねwww



石神「小籠包は台湾の名物ですが、私はこの店がオススメです」

亜弥子「楽しみです!」



話している間にもうもうと湯気を立てた小籠包が運ばれてきた。



亜弥子「ここの小籠包・・・大きいですね」

石神「スープの量が多いんですよ」



石神さんの方を見ると、誰かが入ってくるたびにさりげなくチェックしている。



(いけない・・・あんまり楽しくて無意識に考えないようにしてたけど、誰かに狙われてたんだ)


亜弥子「・・・あの」



石神さんに思い切っていろいろ聞いてみることにした。



亜弥子「事件のことなんですけど、やはり父の失脚が目的なんでしょうか」



石神さんはうなずいた。



石神「貴女のお父様は高い支持率を誇る国民に人気の総理です。目まぐるしく国のトップが変わる近年では珍しいリーダー像と言えるでしょう」

亜弥子「はい。総理・・・父だとわかる以前から、たくさんの人に支持されている素晴らしい人だと思っていました。実際父が総理になってから、改善されたものもあると聞いています。そんな父を、どうして・・・」

石神「綺麗な川には住めない連中もいるということです。政治が透明性を増すことで、これまで行った自分の悪事が露見する者、平等になることで既得権益が奪われたと感じる者、このまま変化せず、立場も変わらず、今までどおりの生活を続けたい。そんな権力者や政治家は後を絶ちません。どんなに素晴らしいことでも、新しいことを始めようとすると、変化を望まないものに阻まれることが多い」


(・・・私、認識が甘かったな)


亜弥子「・・・じゃあ、父の存在が、不都合だと感じる人が今回のことを・・・」

石神「おそらくですが」

亜弥子「・・・父と、この間話をしたんです。父は自分には夢があるって話してました。“日本をすべての人が安心して幸せに笑って暮らせる国にしたい”って」

石神「・・・・・」



石神さんは、私がぽつぽつ話すのを黙って聞いてくれた。



亜弥子「安易に大変じゃないか、なんて聞いた自分がとても恥ずかしかったです・・・」


(お父さんは、誰かのために何かしたいって・・・そのために働いているのに)



涙がぽつん、と自分の手の甲に落ちた。


えっ!?泣くほどの話!?( ̄□ ̄;)


口を開くと泣きそうで、下を向いていると、そっとハンカチを差し出された。



石神「・・・・・」

亜弥子「ありがとう・・・ございます」

石神「この仕事も同じですよ」

亜弥子「え?」



石神さんは声を落とした。



石神「警察内部でも、公安は金と人員ばかり注ぎ込んで、目の前の事件を解決するわけでもないと陰口を叩かれることもあります。日本は安全な国だ。テロなんて起こるはずがないのに、無駄な部署だと」


(そうなんだ・・・)


石神「将来や未来に投資せず、今の自分の保身ばかり考えている連中はどこにでもいます」



石神さんから借りたハンカチで涙をぬぐった。



石神「昨日と同じ、当たり前に続く平和な今日。それがどんなに大切なものなのか、失ってから気が付くのでは遅いんです」

亜弥子「・・・本当ですね。母が亡くなったとき、すごく悲しかったけれど、お葬式や片づけが忙しくて悲しんでいる暇も無いくらいでした。落ち着いてからふっと・・・もう“おはよう”も“おやすみ”も言えないことに気が付いたとき・・・とても悲しくなりました」

石神「・・・ええ」



私のことをいたわるような、しんみりとした口調だった。



石神「私が必ず事件の真相を明らかにします」



顔を上げると、石神さんは強いまなざしで頷いた。



(石神さん・・・)



私は借りたハンカチをきゅっと握った。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




食事を終えてホテルに戻ってきた。



(あ・・・あれは)



ロビーの隅の方に、牧瀬さんがいるのが見える。

私と石神さんを見ると、牧瀬さんは一瞬顔をしかめた。



牧瀬「・・・・・」


(なんかちょっと嫌な顔をした?)



A:気のせいかな?

B:仕事の邪魔なのかな?←



亜弥子「・・・・・・」



石神さんの方を見ると、牧瀬さんに気づいているようだった。



石神「調べがついたか」



ポツリと石神さんが呟く。

牧瀬さんに視線を戻すと、石神さんに目で合図をしたように見えた。



(あ、仕事の用事で邪魔なのかもしれない)


亜弥子「・・・・・」



私はさりげなく石神さんから離れてエレベーターの方に歩き出した。

牧瀬さんは石神さんとロビーの隅で話をしている。

エレベーターの前で石神さんが来るのを待つ。

5分くらいして、石神さんは厳しい顔をして戻ってきた。



(何か良くないことがあったのかな・・・)



エレベーターに乗り込んで扉が閉まったとき、石神さんが厳しい顔のままで言った。



石神「牧瀬に麻薬の入手経路を探らせていたのですが、掴めなかったようです」

亜弥子「・・・」

石神「また、デパート襲撃事件の実行犯である『志雄会』は、貴女の警護を解除させるためのダミーだと考えられます。あの団体の背後関係や資金の流入先を調べましたが、幹部と称する連中も肝心なことは何も知らなかった。提供資金は地下銀行経由です。犯人は何重にも囮の実行犯を介して、自らに捜査の手が伸びないように細工しています」

亜弥子「はい・・・」

石神「本来はこのようなことを貴女にお話しする必要はないのですが、どうか、今後新たに接触してくる人物には充分ご注意ください」

亜弥子「は、はい・・・」



エレベーターが止まった。



石神「・・・・・」



石神さんはそのまま部屋の前まで私を送ってくれた。



石神「お休みなさい」

亜弥子「お休みなさい・・・」


(デパートで襲ってきた団体は、私の警護を解除させるための囮・・・)



部屋に戻るとみどりはリラックスしてテレビを見ていた。



みどり「あ、お帰り~。もう先にシャワー浴びて寝ようと思ってたの。亜弥子はどうだった?」

亜弥子「とっても楽しかった。九フンは日本人の観光客でいっぱいだったよ」

みどり「そうなんだ。龍山寺も人が多かったよ。黒澤さんがいろんな面白いところを案内してくれたの。黒澤さんって話も面白いし、凄く気の利く人だね。石神さんと同じ警察の人なんですか?って聞いたら、“さすらいの吟遊詩人です”とか言ってて笑っちゃった」


www私ならちょっと引くwww


(黒澤さん、みどりが余計なこと知らなくて良いように・・・)


みどり「・・・・・」



みどりは私の顔をじっと見た。



みどり「何かあったの?元気がないけど・・・」


(いけない、暗い顔してたのかな。みどりに心配かけちゃダメ・・・)



A:小籠包が熱かったから←

B:重大な秘密を知ったから



亜弥子「ううん?夕飯に食べた小籠包で舌をやけどしちゃったの。まだ熱いのに口に入れちゃって・・・」

みどり「あ、冷めないうちに口に入れたんだ」

亜弥子「冷めちゃうと小籠包の醍醐味が半減しちゃうと思って・・・」

みどり「あはは、すっごくわかる!」

亜弥子「うん、私って本当に食い意地が張ってるよね。あ、お風呂に入ってくる」

みどり「うん」



浴室で湯船につかって目を閉じていると、いろんなことを考えてしまう。



亜弥子「・・・・・」


(石神さんが、黒幕は自分のことを掴ませないために何事にも実行犯を立ててるって言ってたな・・・。私が考えたってわかるわけがないけど、黒幕はそれだけお金や人脈があるってことだよね。殺されそうになったり、麻薬を使ってるような犯罪者にされそうになったり・・・やっぱり怖い・・・)



この世は綺麗ごとじゃないとわかっていたつもりだったけれど、自分の利益のために手段を選ばない人々がいると知るのは・・・やっぱりショックだった。



亜弥子「・・・・・」



お父さんの顔が浮かぶ。



平泉「すべての人が笑って暮らせる幸せな国をつくりたい」



(お父さん・・・この世にはそんな素敵なことがわからない人っているんだね)



その時、石神さんの顔が浮かんだ。



石神「昨日と同じ、当たり前に続く平和な今日。それがどんなに大切なものなのか、失ってから気が付くのでは、遅いんです」



(石神さんの仕事は、事件が起きる前に防ぐことだから、人にその大事さがわかってもらえることが少ないんだろうな。こうやって平和に暮らせてるって、大事なことなのに)



石神「私が必ず事件の真相を明らかにします」



石神さんの強いまなざしを鮮明に思い出した。



(怖いけど・・・きっと大丈夫。私だって、いつまでもべそをかいたり、怖がってるだけじゃ始まらない)



私は目を開けて湯船を出た。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




台湾から日本に戻ってきた。



亜弥子「・・・・・」



空港で車を待っている間、私はいろんなことを考えていた。


wwwいっつも考え事してるねwww


ふと見ると、黒澤さんとみどりはすっかり打ち解けて話が弾んでいた。

黒澤さんとみどりが話している間、石神さんに話しかけてみた。



亜弥子「あの・・・」

石神「はい」

牧瀬「・・・」


wwwアンタ、邪魔(-""-;)www



私が石神さんに話しかけると、牧瀬さんはちょっと眉をひそめた。



亜弥子「こんなことを言うのは素人の浅はかな考えだって分かってるんですけど」

石神「・・・・・」

亜弥子「事件のことで、私にも何か協力できることはないですか」



その瞬間、牧瀬さんが割って入ってきた。



牧瀬「ご自分で言ったとおりです。素人の浅はかな考えですね。安易に協力できることがあるなどと思わないことです」


うるせー!邪魔者!!((o(-゛-;)



石神さんが牧瀬さんを手で制した。



牧瀬「・・・・・」

石神「牧瀬。ここにいてくれ」

牧瀬「・・・わかりました」



牧瀬さんはスッと無表情になって、目をそらした。



亜弥子「・・・・・」



石神さんは私を連れて、ロビーの隅の方に移動した。



石神「お気持ちは有り難いのですが、牧瀬の言うとおりです。この件は我々に任せてください。私がいろいろ藤堂さんにお話したのは、必要があると思ったからです。協力要請をしているわけではありません」

亜弥子「はい・・・もちろん、協力とか大それたことを思ってるわけじゃないんです・・・」

石神「・・・・・」

亜弥子「・・・昨日、いろいろ考えたんです。怖がってばかりいても始まらないって。怖いこともありますけど、卑怯な手で父が陥れられようとしてることが悔しいんです。だから、協力とかじゃなくて、石神さんに迷惑をおかけしない方法で、私を利用してください」

石神「!」

亜弥子「どうやってとか、具体的ないい考えとかは浮かばないんですけど・・・ああ・・・なに言ってるんだろう・・・でも、相手は今後も私に接触をしてくるんじゃないでしょうか。そこを使えませんか?」

石神「・・・・・」

亜弥子「それに石神さん、言ったじゃないですか。手段も選ばなければ、人の心も平気で利用するのがこの仕事だって。だったら、私を利用してください・・・」

石神「・・・・・」



石神さんはしばらく私の顔を見たまま何も言わなかった。



石神「わかりました」

亜弥子「・・・・・」

石神「では、私と一緒に暮らしませんか」

亜弥子「え・・・・・!?」


(私が・・・石神さんと一緒に暮らす!?)


石神「24時間体制で監視させて頂ければ、確かに好都合です。おっしゃるとおり、存分に利用させていただきましょう。貴女には、私の恋人になってもらいます」


キャッホー!!(≧▽≦)喜んで!!!!




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牧瀬とかいうヤツにイライラしてたら、最後の最後で大コーフンな展開に!!


そして次の瞬間、ミッションに愕然・・・


きたきたきたよ!!課金ゲームの本髄がwww


まだ6話が終わったとこなのにこの鬼ミッション・・・



先が思いやられるわ!!!