【一〇八恋星☆水滸伝】九紋竜・史進ルート 第五章 第六話~第十話(特別シナリオ付き) | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんばんは!



昨日見た夢が変にリアル過ぎて、目が覚めたときパニックになったまなみんです!!



いやぁ、「ああ・・・夢か・・・」っていうのをリアルに体験したのは初めてですwww



それでは本日も史進レポ、ネタバレ・ツッコミありです!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




郁里「・・・なに?」



史進くんが何か話し始めようとしたけれど・・・。



史進「いや・・・やっぱりいい」


www史進のテレ顔はかわいい~www



少し顔を赤くして、途中で口を閉ざしてしまった。



郁里「もう!言いかけてやめるなんて、男らしくないよ!」

史進「なっ・・・!そ、そういうこと、言うな!」

郁里「ごめん。ちゃんと聞くから、言ってよ」

史進「・・・コホン・・・笑うなよ・・・」


イヤ、面白かったら笑う(・∀・)ニヤニヤ


郁里「?うん・・・」



史進くんは、何かを振り切るようにして、話し始めた。



史進「高廉と戦っていたときのことだけどな・・・」

郁里「うん」

史進「急に動けなくなっただろ?」

郁里「あ・・・!あれはどうしたの?」

史進「・・・・・ミ」

郁里「・・・・・み?」


wwwプププ( ´艸`)もうダメwww


史進「・・・ミズのせいだ」

郁里「・・・はい?」


ぎゃはははは!о(ж>▽<)y ☆



予想外の言葉に、私はポカンとしてしまう。



史進「だから!ミミズに驚いて、体がすくんで動けなくなったんだ!」

郁里「!!!う、うそでしょっ!?史進くんが、ミミズが苦手?あんなに剣も強くて、バッサバッサと敵兵を倒していっちゃうのに!?いいよ、そんな冗談・・・」

史進「冗談じゃない!真実だ!」



顔を真っ赤にした史進くん。



郁里「え・・・本当に?」

史進「だから、さっきからそうだと言っている!」

郁里「えーー!?」

史進「そんなに驚かなくてもいいだろう!」


www驚くわ!!www


郁里「驚くよ!だって、あんな生死の間際にミミズ!?ミミズのせいで死にそうになったんだよ、史進くんは!他の兵の人たちも・・・!」


wwwもうその辺にしてあげてwww


(それどころか・・・私も・・・っ!)


wwwそこが重要ねwww


史進「・・・苦手なものは苦手なんだ。体が硬直して・・・動けなくなって・・・本当に・・・ダメなんだ・・・仕方がないだろう・・・」


wwwミミズ苦手な農家の長男とかwww



私はしばらく信じられない思いで呆然としていた。

史進くんは、小さく息を吐くと・・・。

ポツポツと自分のことについて話を始めた。



史進「俺が史家村という集落の出身だということは話したな」

郁里「うん」

史進「家は豪農で、主な仕事は畑仕事だった。でも俺は、昔からミミズが苦手で・・・全く役に立たなかった」

郁里「・・・・・っ」


www笑っちゃダメwww←お前がな


史進「・・・おい」

郁里「・・・な、なあに?」

史進「何を・・・笑いをこらえている」

郁里「だ、だって・・・ミミズが苦手で仕事ができないって・・・」


wwwこれが笑わずにいられようか、ってねwww


史進「・・・笑うなら、もう話さない」

郁里「ご、ごめん!我慢してるから、続きをどうぞ」

史進「・・・我慢というのが気に食わないが・・・まあいい。・・・ミミズが苦手では、農家が務まらない」

郁里「そうだろうね」


wwwバッサリwww


史進「なら、せめて強くなろうと思ったんだ・・・」



史進くんが話してくれたのは、梁山泊にやってくるまでの、史進くんの過去だった。



史進「農耕を諦めた俺は、懸命に武芸に精を出した。俺以上に強い者など、いないだろうと思っていたんだ。あるとき、父の元に王進という方が客人として滞在された。王進殿は有名な方でな、俺の棒の腕前を見てもらったんだが・・・」

郁里「うん・・・」

史進「『腕はいいが、真の達人には勝てまい』とおっしゃってな・・・当時の俺は逆上して、立ち合いを申し出た」

郁里「・・・短気」

史進「う、うるさい・・・」

郁里「ふふふ・・・」

史進「とにかく若い頃の話だ。未熟な面は許せ」



私が笑いをこらえると、史進くんは怒ったような顔をした後で、諦めたように微笑んで・・・また、真顔になった。


www忙しいねwww



史進「しかし、王進殿の言うことはまことだった。俺はあっという間に倒されて・・・そのあまりの見事さに感動した俺は、平伏して弟子入りを志願したんだ」

郁里「じゃあ、その人のおかげで今の史進くんがあるんだね?」

史進「ああ。王進殿は、俺の腕が熟達したのを見届けられてから、史家村を去ってゆかれた。あのときほど、辛い別れはなかった・・・」



遠くを見つめるような史進くんの瞳。

ふと、その王進さんは、今どうしているのかが気になった・・・。

それはきっと、史進くんも同じ思いなのだろう。



史進「・・・しかし、武芸が上達したところで、その腕を生かす場所もなく・・・。そうこうしているうちに、父が亡くなり、俺は家業を継ぐことになった」

郁里「・・・ミミズが苦手なまま?」

史進「・・・・・・悪かったな」

郁里「そ、そういうつもりじゃないんだけどっ」

史進「農作業をしなければいい話だ。小作たちの用心棒を引き受けるようになった」

郁里「な、なるほど・・・」

史進「しばらくは、何事もなく日々は過ぎていった。しかしあるとき、村に山賊が襲撃してきた」

郁里「それが梁山泊?」

史進「いや、少華山の山賊だ。俺が入る前の・・・」

郁里「あっ・・・・・!ひょっとして、陳達さんたち?」

史進「そうだ・・・よくわかったな。陳達、朱武、楊春の三人が率いる山賊たちだった」

郁里「でも、あの三人が一斉に攻撃してきたら、さすがの史進くんも苦戦したんじゃない?」

史進「そう思うだろう。しかし、あいつらは三人ではこなかった。陳達ひとりが、一騎打ちを申し出てきたんだ。あっさり負けたけどな、陳達は・・・」



史進さんは、どこか楽しそうに笑っている。



史進「しかし、そのおかげであいつらの本当の姿を見ることができたんだ」

郁里「本当の姿?」

史進「とらえた陳達は、役人に差し出そうと思っていたんだ。でも、朱武と楊春が、剣も持たず、丸腰で俺のところに釈放を求めてきた」

郁里「それって、すごく危険なことなんじゃ・・・」

史進「ああ。下手したら、そのまま俺に殺される可能性だってある。しかし、あいつらは義兄弟の契りを結んだ仲だから、一人でも欠ければ、自分たちは自分たちじゃなくなる、そう言った。決死の覚悟で、陳達を救いに来たんだ」

郁里「史進くんは、その心意気に惚れちゃったんだね?」

史進「・・・単純だと、思うか」

郁里「・・・うん。でも、そういう史進くん、嫌いじゃない」


wwwサラッとすごいこと言った!!www


史進「・・・・・っ!か、からかうなっ」

郁里「で、どうせ仲良くなっちゃったんでしょ」

史進「・・・そういうことだ」



史進くんはそう言うと、ちょっと照れたように笑った。



史進「それから、あいつらとは、文のやりとりをするようになったんだが、あるとき、役人にその文が露見してしまった。だから、村に迷惑をかけないよう、放浪の旅に出ることにしたんだ」

郁里「少華山には、行かなかったんだ」

史進「ああ。山賊になるつもりはなかったからな。だが、その旅のさなかで知ったのは、各地に巣食う役人たちの、信じがたい行為の数々だった・・・」



ふっと史進くんが目を伏せた。



史進「ある村で、太守が人妻をかどわかすという非道な行いをしていた。それを聞いて許せなくなり・・・その太守を始末しようと乗り込んだ。しかし、あっさりと捕らえられてしまってな」

郁里「あら・・・」

史進「・・・がっかりそうに言うな」

郁里「・・・はい、若い頃の過ちは見過ごせばいいんでしょ?」

史進「・・・ふっ、そういうことだ」



ちょっとした軽口が、楽しい。

そんな雰囲気を、史進くんが赦してくれていた・・・。



史進「そのときに俺を救い出してくれたのが、魯智深という男だった。今は梁山泊の仲間のひとりだが、その当時は役人で、名前も魯達といった」

郁里「会ったこと、ないよね?」

史進「ああ、魯智深は二竜山を任されている。俺と同じような立場だ」

郁里「・・・梁山泊って、けっこう大きな組織だよね」

史進「ああ。全員と会う機会はめったにないだろう。だが、魯智深殿は、会えばきっとお前も好きになる。魯智深殿は、そういう男なのだ」


(えっ・・・好きって・・・?)


www過剰反応しすぎwww


史進「あ・・・いや・・・好き、とはそういう意味ではない」


(そんな風に照れながら否定されると・・・)



私は、こんな些細なことでドキドキしている自分に気付いた。



(史進くんが、優しいから・・・)




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




☆特別シナリオ発生!☆



ふっと史進くんが微笑んだ。



郁里「どうかした?」

史進「いや・・・お前と一緒にいると、ついしゃべり過ぎてしまう、と思ったんだ」

郁里「でも、おしゃべりするのって楽しいよね?」
史進「女は・・・好きそうだな、確かに。孫二娘や顧大嫂が集まってしゃべっているのは見かける」

郁里「史進くんも、もっと女の子としゃべってみればいいのに」

史進「孫二娘や顧大嫂とは話す」

郁里「扈三娘さんは?」

史進「あれは・・・あまり気が進まない」

郁里「どうして?」

史進「強いし、兵の指揮がうまいのも認める。女として、美しいのも・・・な」


(扈三娘さんが美人なのは認めるんだ・・・)



わずかにちくりと胸が痛む。


www自分が話、振っといてwww



史進「しかし・・・話すとなると、疲れそうだ。話すなら・・・そばにいるなら・・・気軽に話ができて、将来のこと、自分たちのことを話せるような、そんな相手のほうがいい」

郁里「あ・・・それはわかる」

史進「その点、お前は一番良い相手なのかもしれないな。美しいのに、気安さがある。一緒に暮らすなら、郁里のような女がいいな」


(史進くん・・・気がついていないだろうけど、結構大胆なことを言っているような・・・?)


wwwだから、天然の罠www


史進「なんだろうな、郁里が隣にいると、しっくりくる。ミミズのことを話したのは、初めてだ」

郁里「そうなの!?」

史進「ああ、林冲あたりに知られたら、何を言われるやら・・・。お前なら、驚いても受け入れてくれる気がした。事実、受け入れてくれた」

郁里「それで嫌いになるとかはないけれど・・・」

史進「やっぱり、順応性だけは高いな」



史進くんふっと微笑む。

でも、私は史進くんの言葉がうれしくて・・・思わず、頬をほころばせてしまうのだった。




☆特別シナリオ終了☆




史進くんは、また夜空の星を見上げながら、話を始めた。



史進「梁山泊には、気持ちのいい男たちがたくさんいる。腐りきった役人どもとは違ってな・・・。俺も、こんな男たちと共に戦ってみたい、そう思った」


(梁山泊の人たちの話をする史進くんは、少し楽しそうだし、誇らしげ・・・みんなのことが、きっと好きなんだろうな)



明るい表情で話す史進くんのことを思わず羨ましい気持ちで見つめてしまう。



史進「郁里は、どんな生き方をしてきたんだ」

郁里「え?・・・・・生き方・・・・・?」



急に話を振られて、きょとんとしてしまう。



史進「郁里も自分のことを話せ。考えてみたら、俺はお前のことを何も知らない」

郁里「私のことって言われても・・・」



少しだけ考えたあと、ゆっくりと口を開く。



郁里「毎日働いて、ときどき友達と遊んで・・・ごく普通の生活だったよ」

史進「お前がいたところは、戦いはないのか?」

郁里「うん。だからここに来たときは本当にびっくりした」

史進「・・・それはいいことだな。大切な者と不意に離れ離れになってしまうこともない」

郁里「そうでもないよ。突然の事故で、っていうこともあるし・・・私みたいに、急にこんなところへ来ちゃうってこともあるし」

史進「ああ・・・そういえばそうだったな」


(しばらく思い出してなかったけど、みんな元気かな・・・。ここには携帯もパソコンもない。相手の状況が知りたいと思っても・・・それがままならないんだもんね・・・)



急に寂しさがこみあげてきた。



史進「・・・すまない」

郁里「え?」

史進「いや、会いたい人間がいて、そいつとのことを思い出させてしまったかと。そう思ってな・・・男のことか?」

郁里「う、ううん。そういうわけじゃないんだけど」



でも、そう答えながら、涙がにじんでくる。



史進「そんなに会いたい男がいるのか。どんな奴だ?」

郁里「や、やだなぁ、そんなんじゃないって」

史進「郁里が惚れる男か・・・」


www聞いちゃいねえwww


郁里「もう、勝手に想像を膨らませないでよ」

史進「強いか、そいつは」

郁里「えっ!?いや・・・強さなら・・・史進くんのほうが数倍強いと思う・・・」

史進「そ、そうか・・・」



変に誇らしげで、照れた顔を見せた史進くん・・・。

私はそんな彼を見ながら、フッと笑みをこぼしてしまう。


立ち直り、はや!!



史進「なんだ?」

郁里「ううん、こういうコイバナって久しぶりだなあ、と思って」


(まあ、これはちょっとコイバナとは違うかもしれないけど)


wwwコイバナwww今どきその言葉使うの?www


史進「こいばな?」

郁里「『恋の話』の略。自分の好きな人のいいところを言い合ったり、あの人、私のことどう思ってるかな、って想像を膨らませたり、相談をしたりするの」

史進「それは、おもしろいのか?」


(・・・質問がずれてるよ、史進くん・・・)


郁里「・・・心はあったかくなるよ」

史進「なるほど・・・。じゃあ、俺としてみよう、コイバナとやらを」


www普通、男子とはしませんwww


郁里「史進くんとコイバナ?」

史進「なんだ、おかしいか」

郁里「おかしくはないけど・・・聞いてもつまらないかもよ?」

史進「つまらんかどうかは俺が決める。それに、お前のことも、もっと知りたい」



私の目を見つめて、史進くんがサラッと言う。



(どうしてそんなキザなことを、照れもせずに言えちゃうかなぁ・・・)


wwwて・ん・ね・ん・だ・か・らwww


郁里「恋人がいたの」

史進「・・・ああ」

郁里「最初は、この人と一生ずっといるかもしれない、なんて思ったこともあったんだけど、だんだん連絡もとらなくなってきちゃって・・・」

史進「・・・ああ」

郁里「気が付いたら、心もずーっと遠くに行っちゃってて・・・それで気がついたの。あの人は、私がいてもいなくても一緒だったんだな、って」



話しながら、きゅーっと胸を締め付けられていくのがわかる。



郁里「私がいなくても、あの人の生活はまわる。その反対に、私の生活も、ひとりで勝手にまわる。・・・当たり前のことなんだけどね。でも、好きな人に『いてもいなくてもどっちでもいい』って、そう思われるのは、やっぱり辛いなあ、って・・・」



にじみそうになった涙。

自分で拭う前に、史進くんの指が私の目尻に触れた。



史進「その男のこと、まだ好きなのか?」


1:わからない

2:もう忘れる

3:好きじゃない←



郁里「好きじゃないよ」

史進「本当か?」

郁里「うん。悲しい思いをさせられて、悔しいなー、って言うだけ」


なんか、めんどくさい女だなって思った(笑)


史進「ならいいんだが・・・」



そう言うと、史進くんは私の顔を心配そうにのぞきこんだ。



史進「辛い話をさせてしまったかもしれないな。コイバナとやらは、そんなに楽しいものじゃないのだな」


www聞いた相手が悪かっただけwww


郁里「そんなことないよ!史進くんに聞いてもらって・・・少し、すっきりした。聞いてくれてありがとう」

史進「・・・女は、よくわからん」



そう言って史進くんは、目をそらして顔を赤らめた。



史進「それにしても、その男は馬鹿だな。郁里のことをこんなふうに泣かすなんて」


(なっ・・・何を言っているのか・・・この人はわかっているんだろうか・・・!)


wwwわかってるわけがないwww



史進くんの言葉に、私は少し頬を熱くしてしまう。

でも、史進くんはそんな私の様子に気付かず、言葉を続ける。



史進「好意を持っている女のことは、じっと見ててやらないと。いつ危ない目に遭ったりするかもわからない。ここで、こう悲しんでいることすら、そいつは知らぬのだろう。それなら・・・お前をこうして傍で見続けている俺のほうが・・・マ・・・シ・・・」


www子育て論に聞こえるwww



そこまで言うと、史進くんは言葉を切り、口をパクパクさせたまま、顔を真っ赤に染めた。



郁里「し、史進くん・・・」



もちろん、私の頬も・・・真っ赤にはれあがっている・・・。


wwwおたふくですかwww←違



史進「・・・・・」



史進くんは、自分が何を言っているか気が付いたようだった。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




最後の史進くんのセリフは、まんま子育てについてですなwww


私も、娘が危ない目に遭わないかハラハラしながら見守っております(笑)




てことで、本日の私的名ゼリフ~




「だから!ミミズに驚いて、体がすくんで動けなくなったんだ!」 by 史進




あの混乱の中で、ミミズを見つけた眼力には恐れ入りますwww




以上!!