【一〇八恋星☆水滸伝】九紋竜・史進ルート 第四章 第六話~第十話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!


晩ごはん食べ過ぎて、ちょっと気持ち悪いまなみんです!!


お寿司だからって、調子に乗りすぎた・・・。


それでは本日もとっとと史進レポに参ります~。

ネタバレ・ツッコミにご注意ください(・∀・)



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



朱武さんが感激したように、私の手をぎゅっと握った。


朱武「ひな菊のように可憐な手だけでなく、胡蝶のように気高い知恵を持つお人だったとは・・・ますます気に入ったよっ!」
郁里「は、はあ・・・」
朱武「ここは、娘さんの知恵に便乗するべきだ。ぜひとも僕が先陣を切ろう。当然、娘さんを伴って・・・」
史進「怪我人は前線には出さぬ」


史進さんはピシャリと言いながら、私と朱武さんの間に割って入った。


(・・・あれ、史進さん・・・守ってくれたんだろうか・・・って、そんなわけないよね。昨日、あれだけひどいこと言われたし・・・)


昨晩、野たれ死ね、と言われたショックがよみがえる・・・。


史進「・・・原の言うことはもっともだ。本陣の援軍に向かっても、今となっては遅きに失する。ならば、発想を逆転させ、本隊を囮にし、我々が柴進殿を救いに入る好機だ」
陳達「俺も、それがいいと思う」

(ああ・・・!少し役に立てた!)

史進「朱武は、ここで傷兵の管理を」
朱武「承知したよ。ただ・・・娘さんも一緒にここに留まるのがいいと思うんだが。どうかな、頭」
史進「・・・なぜだ」
朱武「足手まとい、じゃなかったのかい?」
郁里「・・・・・!」
朱武「だから、娘さんはここで一緒に・・・」
史進「原は、俺が連れて行く」
郁里「えっ・・・」


史進さんはそう言うと、私を腕をつかみ、いとも簡単に私を馬上へと引き上げた。


郁里「い・・・いいんですか?」
史進「ここにいても、俺たちと来ても、危険度は変わらん。・・・・・いろんな意味で」
郁里「はい?」
史進「・・・っ。いや、なんでもない。少しは、馬には慣れたか?」
郁里「はい!陳達さんのおかげで」
史進「ならば、俺の背側に座れ。振り落とされないように、しっかりとつかまっておけよ」

(・・・・・ああっ!認められた・・・んだ・・・)

郁里「はい・・・っ・・・はいっ!」
史進「・・・?何を涙ぐんでいる」
郁里「なんでもありませんっ!」
史進「・・・・・では、行くぞ!」


史進さんが軽快に馬を走らせ始めた。



*☆*:;;;:*☆*:;;;: *☆*:;;;:*☆*:;;;:



柴進さんを助けるために、史進さんは兵を引き連れて、城へと馬を走らせる。
城にはごく限られた兵士しかおらず、味方があっさりと城壁を登り、内側から門を開いた。


史進「突撃!楊春、陳達は牢を目指せ!残りは俺と敵兵を食い止めろ!」


あまりにも統一のとれた電撃的な攻撃だったせいか、敵はあっけなく総崩れとなった。
史進さんの奮迅の働きで、まず楊春さんの部隊が、続いて陳達さんが、敵の守りを突破して城の奥に向かう。
しばらくすると・・・。


陳達「頭ァ!!楊春が柴進殿を見つけた!」
史進「よし、長居は無用だ。全軍、城から脱出するぞ!」

(やった!作戦成功だ・・・!)

史進「あとは、本陣と合流するだけだ・・・」


颯爽と城門を目指す。


(わかっていたつもりだったけど・・・史進さん・・・とんでもなく、強い)

wwwのん気だな、オイwww


そのときだった。
不意に視界に、矢を構える兵の姿が入ってきた。


郁里「っ!矢が!」
史進「!」


その声に反応した史進さんは、急激に馬の方向を変えた。


史進「・・・原・・・やるな・・・」
郁里「いえ・・・」
史進「指示は短くていい。だいたい理解できる」
郁里「わかりました!」

(ああ、史進さんの役に立てたっ!でも・・・どうしてわかったんだろう。それに・・・来るときはきづかなかったけど、あちこちに敵兵が隠れてる・・・ううん・・・これは・・・敵兵が・・・本隊が、戻ってきた?)

史進さんが的確に指示を出し、的確に敵兵を打ち破っていく。
息の合ったチームプレイのように、私が叫ぶと史進さんが間髪入れずに指示を出す。
冷静になると、どこに兵たちが隠れているのかが、驚くほどはっきりとわかった。


史進「よし、城門を突破する!しっかりつかまれ、原!」
郁里「はいっ!」
史進「よし・・・っ!」


城門を突破し、史進さんは思わず声を漏らした。


史進「お前のおかげだ、原。柴進殿を助け出すことができた、感謝する」
郁里「よかったです。少しでも力になれて」
史進「少しどころではない。天の眼を得た気分だ」

www褒めすぎwww


そう言うと、史進さんがわずかに微笑んだ。
そのときだった。


陳達「頭!あれ・・・!」


離れた彼方に、砂塵が舞い上がっているのが見えた。


郁里「味方・・・ですか?」
史進「いや・・・」


史進さんの声が強張ったのがわかった。


史進「高廉軍だ・・・潜入に気付かれたのか・・・?挟み撃ち・・・いや、退却したと見るべきか・・・」

(あっ・・・そういうこと・・・)


史進さんのつぶやきを、一瞬で理解できた自分がいた。


(宋江さんの軍が無事なら、このまま戦えば挟み撃ちできるけど・・・宋江さんたちが退却したから、高廉軍が戻ってきたと見るほうが、自然・・・。おかしいな・・・。どうしてわかるんだろう・・・)


隊全体に緊張感が走る。


陳達「どうする、頭」
史進「柴進殿もいる。無理に戦う必要はない。犠牲を最小限にとどめる。切り抜けるぞ」
陳達「承知!」
郁里「史進さん・・・高廉軍というのは、そんなに強敵なんですか?」
史進「・・・強い。不利な状況を何度も逆転してきている。今、俺たちは勝っているが・・・この状況が逆転する可能性もある。気は抜けん」

(史進さんほどの人が恐れる相手・・・一体、どんな人なの?)


史進さんにつられるようにして、私も体を固くしたときだった。


(?なんだか空が暗くなった・・・?)

陳達「か、頭ァ!あ、あれ・・・!」


陳達さんの慌てた声が響く。
他の兵士たちも、わずかに取り乱しているのがわかった。


(なに・・・・・?)


陳達さんが指差すほうに視線を移した。


郁里「!・・・史進さん・・・」
史進「ああ・・・」


天から、大蛇がこちらに向かって襲い掛かってきた。

wwwイヤァァ(。>0<。)長ニョロ系はダメなのよぅ~www


陳達「恐れてもしょうがねぇ!矢を放っちまえ!」


陳達さんが声を張り上げて、兵に指示を出す。


兵士「うわあぁぁぁ!」


矢を射る兵の一人を、大蛇が頭から丸のみにした。

((>д<))イラストじゃなくてよかったwww


郁里「なんてことを・・・」
史進「目を閉じるな、原。目をそらせば、迎撃も逃走もできない。生死を分けるのは・・・ほんの一瞬の隙だ」
郁里「・・・っ、はい・・・」

(・・・ここは、戦場!)


恐怖に怯えながらも、私は大蛇を見据える。
大蛇に果敢に向かっていく兵士たち。
しかし、大蛇は痛くもかゆくもなさそうに、次々と兵士たちを丸呑みしてしまう。


(弱点・・・この大蛇の弱点はなんなの!?)


そう考えながら、目を凝らしたときだった。


(あれ・・・・・?)


そこで、ひとつの疑問がわきあがる。


(空が暗いのは、私たちの頭上だけ・・・後ろも前のほうも、よく晴れているのに、どうして?もしかして・・・!)


不意に、顧大嫂さんの言葉がよみがえる。


顧大嫂「ここから先は、変な野郎が多いからね。あんた、別嬪さんだし、これを持っていきな」


私は、顧大嫂さんにもらった鏡を取り出した。
そして、大蛇を鏡に映そうと試みる。


(!やっぱり映らない!)


てか、「空から大蛇」の時点で気付こうよwww


郁里「妖術・・・」
史進「・・・・・!そうだな」

www気付くの遅いよ、戦いのプロなのにwww


私がつぶやくと同時に、史進さんもぼそりと言った。
そのことに驚いた史進さんは、私をじっと見据える。


史進「原、お前はなぜ気付いた」
郁里「これです、史進さん」


史進さんに手鏡を見せる。
すると、史進さんは何かを確信したような表情を見せた。


郁里「妖術っていうことは、あの大蛇は・・・」
史進「操っている奴がいる。おそらく、高廉だろう。これまで負けなしだという理由が、これでわかったな・・・妖術使いだからだ・・・くそっ」


史進さんが小さく毒づく。


郁里「つまり、実体がない大蛇ってことですよね?そんな相手とどうやって戦うんですか?」
史進「方法はない。逃げる」
郁里「に・・・げる・・・」
史進「・・・腰抜け、と思うか?」


1:驚きました←
2:賢明な判断だと思う
3:早く逃げるべき


郁里「驚きました」
史進「?」
郁里「がむしゃらに突っ込んでいくのかと思っていたので」
史進「人を馬鹿みたいに言うな。これでも、少華山の大将だぞ?」
郁里「ですね」
史進「しかし、逃げるのに一番勇気がいるのも確かだ。・・・・・よし、迂回する」


意を決したようにいい、史進さんが進路を変えようとしたときだった。
乗っていた馬が突然、棒立ちになった。


史進「!」
郁里「きゃあ!」


私と史進さんは、馬から投げ出されてしまう。


郁里「っ・・・・・!」

(せ、背中を打った・・・息が・・・できない・・・)

史進「立てるか、原!」


史進さんはとっさに受身を取ったらしく、もう膝立ちになっている。
私は、ゆっくり呼吸を整えた。


郁里「ど、うにか・・・」


史進さんが私に向かって手を差し伸べてくれたときだった。


陳達「頭ぁぁぁっっ!」


陳達さんの悲痛な声が響いた。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


ここのところ、11時過ぎるともう目を開けてらんない(>_<)

夜更かしがダメなんて・・・年とったなぁwww


てことで、本日の私的名ゼリフ~



「がむしゃらに突っ込んでいくのかと思っていたので」 by ヒロインちゃん


ヒロインちゃんの毒舌は健在ですwww



以上!!