【一〇八恋星☆水滸伝】九紋竜・史進ルート 第四章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんばんは!



すっかりごぶさたのまなみんです!!



更新が滞ってしまって、誠に申し訳ありません。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



てなわけで、史進レポでっす。


兵士でもないのに厳しく当たられてるヒロインちゃんが、ちょっぴりかわいそうだな~と思ったり思わなかったり・・・←どっちやねん


本日もガッツリネタバレあーんどツッコミで行きたいと思いますwww




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




朱武「死ぬ気かい?」



朱武さんの静かな怒声が響き、次の瞬間、私の体がふわりと浮き上がった。

朱武さんは私を抱えたまま、剣を振るい、敵兵を斬り殺した。



朱武「戦場で目を閉じるなど、自殺行為だよ、娘さん」

郁里「す、すみません・・・」



小さく謝ったときだった。

朱武さんの視線が鋭いものになった。



朱武「避けるよっ!」

郁里「えっ・・・・・」



私の背後から近づいていた兵を斬り倒す。



朱武「っ・・・おやおや、囲まれましたね」

郁里「私のせいで・・・」

朱武「責任のありかを確認したところで、何もならないよ。そんなに申し訳なく思うなら、添い寝のひとつやふたつは覚悟したまえ・・・」


(っ・・・こんなときまで)



でも、戦場に立つ朱武さんは、とても頼もしく・・・。

次々に斬りかかってくる敵兵たちを、いとも簡単に倒していった。



(なんて、強い・・・!)



思わず、その姿に感嘆のため息をもらしたときだった。



朱武「危ないよっ!」

郁里「え・・・きゃあ!」



朱武さんが私を抱え、横に転がった。



朱武「っ・・・!」

郁里「朱武さん・・・!」



朱武さんの肩には矢が刺さっていた。



郁里「・・・っ!!朱武さんっっ!!!」

朱武「騒ぐな。これぐらい、どうと言うことはない」

郁里「でっ、でも・・・!」


(利き腕を怪我したら、いくら強くたって・・・)


朱武「そんな悲しそうな顔をせずとも・・・よい」


www変な言葉遣いwww



フッと、朱武さんが微笑む。

その顔は、今まで見たことが無いくらい、りりしかった。



陳達「朱武!お嬢さん!」



そこへ、陳達さんが馬で駆け込んできた。

周りにいた敵兵を蹴散らして寄って来る。



陳達「ひとまず、退散するぞ!」



陳達さんは、私と朱武さんのために別の馬を引いてきた。

朱武さんは、腕の怪我などないかのように、颯爽と馬にまたがり馬上に私を軽々と引き上げた。



朱武「逃げるのはあまり好きではないんだが・・・」

陳達「オレだって、嫌いだよ」



二人はそう言い合いながら、馬を走らせ始めた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




私と朱武さんは、一足先に陣へと戻ってきた。

朱武さんは、軍医さんに傷を診てもらうために、陣の奥へと歩いていく。



郁里「・・・・・」


(私の・・・せいだ・・・)



何よりもつらかったのは、朱武さんが私を責めたり、なじったりしなかったこと。

ますます自分の責任の大きさを感じてしまう。



陳達「そう、落ち込むなよ・・・つっても、無理だろうな」


wwwなぐさめ役、登場www


郁里「・・・・・」

陳達「でも、これで分かったろう。ここが、どれだけ苦しい場所か、ということが」



陳達さんの言葉に、小さくうなずく。



(本当に、いつ命を落としても・・・おかしくない場所なんだ・・・)



手当てを終えた朱武さんが、肩に布を巻いた姿で現れた。



郁里「朱武さん・・・!ごめんなさい、私のせいで」

朱武「怪我はないかな?」

郁里「・・・はい。ありがとうございます・・・」

朱武「なに、目の前で女の子が殺されるのは、あまり興奮しないんでね」



いつものような、セクハラまがいの言葉も気にならないほど、私の胸は申し訳なさでいっぱいだった。



史進「怪我はどうだ、朱武」



そこに、史進さんが姿を現した。



朱武「大丈夫だよ、史進くん。大したことはない。明日の戦には復帰できるかな」

史進「・・・そうか」

朱武「ただし・・・娘さんが、夜通しあれやこれやそれや・・・看病してくれたら・・・の話だけどねえ・・・」

郁里「え・・・・・・?」

朱武「ふふ・・・うふふふふ・・・」



言いながら、朱武さんが微妙な笑い声をあげる。


www微妙な笑い声ってなんだwww



(こ、怖い・・・別の意味で優しくされそうな、身の危険を感じる・・・でも、怪我をしたのは私のせい・・・)


郁里「・・・私にできることがあれば、なんなりと」

史進「・・・・・!」

朱武「ほう・・・・・それは・・・嬉しいねえ」



言いながら、朱武さんが私の腰に手を回す。



郁里「で、でも、こういうのはちょっと!」

朱武「怪我したせいかな、体にうまく力が入らなくてね。支えてもらわないと歩けないんだ・・・うふふ・・・」



笑顔で言う朱武さんに、私は返す言葉もない。



陳達「全く、お前ってヤツぁ・・・」

朱武「これが怪我の功名ってやつじゃないか」

史進「気色悪いことをぬかさず・・・さっさと治せ。人手は常に足りない」

朱武「頭脳派の僕は、元々剣をふるうのは苦手なんだけどなぁ・・・」


(うそ・・・すごく強かった・・・)


朱武「さて娘さん、私は休息したいんだが、手伝いを頼むよ」

郁里「は、はい。では、失礼します・・・」

史進「・・・・・ああ」



朱武さんを支えつつ、歩き始める。



陳達「・・・いいんですか?頭」

史進「何がだ」

陳達「お嬢さんに、朱武の看病なんかさせて」

史進「・・・朱武が、早くよくなるに越したことはない」

陳達「・・・頭ァ・・・ったく、素直じゃねえな・・・」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




朱武「じゃあ、そろそろ寝るとするよ、娘さん」



朱武さんの看病で付き添っていた私は、その言葉にホッと胸をなでおろした。



郁里「なら、私は失礼しますね」

朱武「ああ、下がってくれて・・・おや・・・」



朱武さんは突然、虚空を見つめたまま身じろぎひとつしなくなった。



郁里「どうか、しました?」



私がそう尋ねると、彼の態度が急変した。



朱武「おやおや、まさかここで帰るつもりかい?今日は夜通し看病してくれる、はずだったよねえ・・・」



朱武さんは、私の手をつかむと、半ば強引に座らせ私の膝を枕に横になった。



郁里「朱武さん、やめっ・・・」

朱武「うん・・・なかなかよい寝心地だ」

郁里「膝枕なんかじゃ、熟睡できませんよ」

朱武「そうだね、熟睡できるように、軽く体でも動かす?」


wwwwww


郁里「・・・怪我をしているんでしょ、安静にしてください」

朱武「大丈夫、僕はね・・・片手だけの運動も得意なんだ・・・」



朱武さんが、私の腰周りをスッと撫でた。

その手は次第に上にあがってきて・・・。



郁里「ちょっ・・・何触ってるんですかっ」



私は朱武さんの手を強く振り払った。



朱武「おやぁ?僕の傷が癒えるように、努力してくれるんじゃなかったのかな・・・」

郁里「それとこれと、どういう関係があるんですか!」

朱武「ぐっすり眠らないと、怪我はよくならない。そのために、一緒に運動する・・・どうだい、立派な理屈じゃないか」


wwwちっともwww



そう言いながら、ゆっくりと朱武さんが体を起こした。

真正面から見据えられると、その鋭い目に射すくめられる・・・。



(ふざけた人だけど・・・迫力は・・・ある)



私がひるんだのに気付いたのか、彼は怪我をしていないほうの手で私の頬を撫でてきた。



郁里「やめてください!」

朱武「おっと、大声は禁物のはずだ・・・。大丈夫、すぐに嫌じゃなくなるから、ね」


ギャハハハハо(ж>▽<)y ☆


郁里「・・・ば、馬鹿にしないで!」

朱武「こうすることが、君のためにもいいと思うんだけどね・・・」

郁里「え・・・?」

朱武「誰かのモノになれば、少華山での居心地もよくなるよ」

郁里「わ、私はいつか、自分が元いた場所へ・・・」

朱武「それまでの間だよ。このままだと、君はいつまでも招かれざる客のままだ」

郁里「・・・・・そ、そんな」

朱武「君としても、足手まといになり、みんなの邪魔になるのは本意じゃないはず・・・」

郁里「・・・・・・」



朱武さんの言葉に、私は黙り込むしかなかった。



(私はやっぱり、ここでは邪魔者なの・・・?)



心に影がよぎる。

朱武さんの唇が触れそうになったときだった。



史進「原!」



幕舎の布を払うようにして、史進さんがすごい勢いで入ってきた。



(し・・・史進さん!)



私は、この状況を見られたのが恥ずかしく、また、どこか罪悪感を感じてしまって・・・なんとか平静を装おうと必死になっていた。



郁里「ど、どうしたんですかっ?」

史進「もう寝る時間だ。さっさと自分の幕舎に戻れ」

郁里「で、でも・・・」

史進「・・・・・なんだ。朱武に添い寝してやるつもりだったか」

郁里「と、とんでもない!」

史進「なら、行くぞ」



史進さんは、半ば強引に私の腕を引っ張り、幕舎を出た。



朱武「うふ・・・うふふふ・・・。まだまだ子供だねえ、うちの頭は・・・。からかいがいがあるったら、たまらないね・・・うふふふ」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




史進「お前は、馬鹿か」



幕舎を出たとたんに放たれた暴言に、私は思わず言葉を詰まらせる。


www暴言というほどではないwww



郁里「馬鹿ってなんですか!」

史進「馬鹿としか思えぬ・・・・・なぜ、朱武の好き勝手にさせる」

郁里「そんなこと言われても・・・怪我をさせたのは、私ですし・・・」

史進「怪我をするほうが悪い」


www出wwwたwww


(また、言った。弱い人の責任だって・・・でも、もしそうだっていうなら・・・)



私は、ずっと心にわだかまっていた気持ちが、怒りとしてせりあがってくるのを感じていた。



郁里「・・・なら、セクハラを受けるのも、弱い私が悪いって言うの!?」

史進「・・・・・?お前の国の言葉はわからんが、事実、お前は自分の身も守れていない」

郁里「史進さんには分からないのよ!ああいうふうに迫られて、女はね!すっごい怖いんだから!史進さんの分からず屋!」

史進「・・・言葉に気をつけろ!今、ここの大将はオレだ」

郁里「・・・偉そうに」


wwwブチ切れってヤツですかwww


史進「命令が聞けないなら、今から梁山泊に帰れ。帰り道が分からないなら、のたれ死ね」


(・・・・・っ)


あーあーあーあー(´・ω・`)



あまりにもひどい言い方に、怒りは増幅していたが・・・。

昼の戦闘で本当に命を落とした人たちを目の前で見たせいか、「死」という言葉が重く感じられて、言い返せない。



郁里「・・・弱いから・・・ってこと?」

史進「・・・そうだ」

郁里「・・・・・っ!」



史進さんの冷たい言い方に、更に文句を言おうとして、私はハッと口を閉ざした。



(あれ・・・・・史進さん・・・・・?なんだか・・・辛そう・・・?)



次の言葉が、出なくなってしまった・・・。



史進「・・・さっさと戻って寝ろ。睡眠が不足すると、判断力も鈍る」



そう言い残すと、史進さんは背を向け、歩き出す。



(・・・史進さん・・・あんなふうに言っているけど、結果としては、朱武さんから私を助けてくれたことになる・・・。でも・・・でもね・・・分からないの・・・史進さん・・・あなたの・・・心が・・・)



遠くなっていく史進さんの背中を・・・彼の見えない心の内を探るように・・・じっと、見つめていた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




翌日・・・。

私たちは陣を立て直すために、敵から少し離れた位置まで退却していた。



史進「まもなく、本陣が柴進殿を救い出す。その囮となるために、陣を整え次第、再度出撃する」


(そういえば、呉用さんが言っていたっけ。今回は、勝つことが目的じゃない、柴進さんを助け出すための隙を作るのが役目だって)



見ている限り、史進さんの軍と高廉軍は、数に圧倒的な違いがあるにも関わらず、互角の戦いをしていた。

囮としての役割は十分果たせていると思う。

そこへ・・・。



兵士「史進さま!」

史進「なんだ、柴進殿を救えたのか!?」

兵士「いえ・・・それが・・・本陣が潰走しました・・・」


エエッΣ(゚д゚;)


史進「・・・・・・」

兵士「高廉軍の追撃を受けている状態です」

史進「・・・被害は」

兵士「呂方殿の働きで、最小限にとどまっています」

陳達「・・・どうする、頭」

史進「本陣を見殺しにはできない」

朱武「・・・うぅむ、しかし、今から行って間に合うかねぇ・・・」

楊春「・・・・・っ」


wwwいたのwww


史進「・・・楊春もそう思うか?」

楊春「・・・・・っ!」

史進「しかし楊春、お前はそう言うが・・・」


(史進さん、よく楊春さんの言いたいことがわかるな・・・。ん・・・?あれ・・・?)



私は、四人の話し合いを眺めながら、ひとつのことが気になっていた。



史進「よし、ここは決断が必要だ。柴進殿を救えなければ、この戦は無駄になる。怪我のない者だけで編成し直し、急ぎ本陣の救援に向かう」

郁里「ちょっと待ってください!」



駆け出そうとした史進さんを慌てて呼び止める。

私の頭の中で、ひとつのアイデアが固まっていた。



史進「なんだ、原!今、お前の話に付き合っている暇は・・・」



1:いいことを思いつきました

2:戦に関することで提案が←

3:とりあえず聞いてください



郁里「戦に関することで、提案があって」

史進「原が・・・?」

郁里「はい、役に立つかは分かりませんが・・・」

史進「・・・手短に言え」

郁里「高廉軍が、本陣を追撃している、って言いましたよね?」

史進「そうだ」

郁里「敵に新しい助けが来たわけでもなさそうだし・・・ということは、宋江さんたち本陣を追撃しているのは、高廉軍の・・・」

史進「・・・・・っ!そうかっ」

郁里「はい。高廉軍の全軍は、多くても三千」

史進「宋江殿の本隊は、万を数えるはずだから・・・高廉軍は全軍を差し向けて追撃しているはず」

郁里「はい。ですから・・・今なら柴進さんの守りは手薄のはずです」

史進「・・・・・原・・・・・」

陳達「娘さん・・・」


まーた呼び方が変わった(-""-;)


朱武「・・・これは驚いたね」



そばで聞いていた陳達さんが真顔になり、朱武さんが呆れたように笑った。




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長すぎるシナリオはところどころ端折るんですが、なんか切りどころがわかりづらいwww



てことで、本日の私的名ゼリフ~




「お前は、馬鹿か」 by 史進




やっぱこれでしょwww




以上!!