こんばんは!
PCの調子が悪く、ちょっとイライラしてるまなみんです!
もう寿命なのかな~セキュリティソフトの相性が悪いのかな~これ入れた途端、調子悪くなったんだよね~光なのにサクサク動かないなんて、ありえない!!
・・・というわけで(どういうわけだ)、史進ルート一章その②ですww
一章をまとめることができなかったため、こんな変な切り方になってしまいました(・∀・)
次からはもう少しうまくやります(多分)←オイ
それでは、ネタバレ・ツッコミ満載でどーぞ♪
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史進「着いたぞ。湖の向こうが・・・梁山泊だ」
史進さんの声に弾かれたように、私は顔を上げた。
郁里「わあっ・・・・・・!」
目の前には海のように大きな湖が広がり、遠くには、湖面に囲まれた山のように大きな島が見えた。
郁里「あれが・・・」
史進「梁山泊だ。これから、俺たちが向かうところだ」
(つまり・・・山賊の本拠地ってこと?)
www本拠地言うなwww
史進さんが軽やかに馬から降りる。
それから、私の体をスッと持ち上げた。
史進さんは軽々と私を抱きかかえ、ゆっくりと地面へと降ろした。
(何事もないかのように、私を持ち上げたり抱えたりするけど・・・そのたび、私はドキドキだよ・・・)
わずかに早くなっている鼓動を抑えるように、私は胸に手を当てた。
史進「苦しいのか」
郁里「い、いえ!大丈夫です」
史進「・・・・・そうか」
そう言うと、史進さんは私の体を支えるようにして歩き出した。
郁里「史進さん・・・?」
史進「捻った足首では歩きづらいだろう。それに・・・慣れない馬に乗ったのなら、足が緊張してしまっているはずだ。気を付けていないと、転ぶぞ」
思わず史進さんの横顔を見上げる。
(無意識のうちに気遣ってくれる・・・んだよね)
ここに来るまでの間に、薄々感じ始めていた。
見たことがない景色、見慣れない服。
ここが、私がいた世界とは違う場所だということに。
www「いつのまにか寝てた」ってさっき言ってたじゃんwww
(不安でパニックにならずにすんでるのは・・・史進さんが・・・そばにいてくれるからかも・・・)
史進さんは、そのままゆっくりと、湖の近くにある小屋に向かう。
建物には、のぼりが立っていた。
(『酒』って文字がかろうじて読める・・・居酒屋・・・かな?)
史進さんと私は、ゆっくりと小屋の中へと入った。
すると・・・。
???「史進!」
店の奥から巨大な影が姿を現した。
???「遅かったじゃないかい!」
郁里「・・・・・!」
史進「驚く必要はない。ここの女将で、顧大嫂という。梁山泊の仲間だ」
郁里「そ、そうですか・・・」
(こだいそう、さん。大きい女の人だなぁ・・・)
wwwとことん、失礼www
じっと見つめてしまった私を、顧大嫂さんが怪訝な顔つきで見下ろす。
顧大嫂「なんだい、その娘っ子は。あんたにしちゃ珍しく、小娘をさらってきたのかい」
史進「・・・さらってきたわけじゃない」
顧大嫂「こんなにほそっこい体で、ちゃんと食べてるのかい?もっと腰もしっかりしてないと、剣も戟も握れやしない!」
郁里「け、剣?戟?」
顧大嫂「きれいなだけじゃ、ここじゃ生きていけないんだよ」
郁里「は、はぁ・・・」
顧大嫂さんの勢いに、思わず後ずさりしながら頷く。
顧大嫂「それにしても、どこの娘っ子だい?」
???「まあまあ・・・」
顧大嫂さんに圧倒されていたところへ、小柄な男性が店の奥から姿を現した。
史進「孫新、いたのか」
孫新「そんな勢いで迫ったら、お嬢さんが怖がってしまうよ、おまえ。なあ?」
郁里「は、はあ・・・・・」
孫新「いでででででっ!」
急に孫新さんが悲鳴を上げながら宙に浮いた。
見ると、顧大嫂さんが孫新さんの耳を引っ張っている。
顧大嫂「何でれでれしてんだいっ!若い娘を見ると、すーぐこれだ!」
孫新「違う違うっ!史進が女連れなのが珍しいだけで・・・っ!」
顧大嫂「フンッ、どうだかわかったもんじゃないよっ!」
孫新「イテテテ・・・ひでえなぁ、うちのおっかぁは・・・」
ようやく離してもらえた耳をさすりながら、孫新さんは苦笑いした。
孫新「で、このお嬢さんはどうしたってんだ?」
史進「・・・訳ありだ」
わずかに史進さんが私の体を引き寄せる。
その仕草に顧大嫂さんが目をむき、孫新さんが満面の笑みを漏らした。
孫新「そうかいそうかい!男になったかい!」
wwwwww
(えっ・・・?は、話がよくわかんない・・・)
史進「そういう意味じゃな・・・」
孫新「いや、いいんだ!そうか、あの史進がなぁ!」
顧大嫂「なんだい、なんだい、気に入らないねぇ!柳のように細い女見ると、男ってやつはすぐこれだ!おい史進!」
史進「・・・なんだ」
顧大嫂「その小娘と一緒に運んでくれっていうつもりかい!」
史進「そうだ」
顧大嫂「けっ!こんなお尻の小さい娘なんざ、縛って担いで連れていきな!」
(え、ええええっ!?)
顧大嫂さんの言葉に、私は体を震わせる。
孫新「何を気にしてるんだ。今だってじゅぅぅぅぶんっ綺麗だよ、おまえ」
顧大嫂「そんなのわかってるよ!あんた!私だって、昔は登州酒保の看板娘と呼ばれていたんだ」
孫新「ならいいじゃないか。いつまで経っても、お前が一番さ」
顧大嫂「やだねぇ!わかりきったことを!」
豪快に、顧大嫂さんが孫新さんの背中を叩く。
すると、小柄な孫新さんが軽く前に吹っ飛んだ。
wwwアニメかwww
(仲がいいんだなぁ・・・)
思わず笑みが漏れてしまう。
途端に顧大嫂さんに睨まれてしまい、私は首をすくめる。
史進「こいつは、姓を原といってな。異国の由緒正しい家の者なんだ」
(えっ・・・・・)
顧大嫂さんと私の間に割って入るようにして、史進さんが言う。
(ひょっとして、かばってくれてる・・・?)
史進さんを見ると、目が合った。
顧大嫂「ふうん・・・。ひとつ、確かめさせてもらうよ」
そう言って、顧大嫂さんは手鏡を取り出した。
顧大嫂「この手鏡を覗いてごらん」
郁里「え、はい・・・」
言われるがままに、手鏡を覗きこむ。
(ああっ・・・顔が土で少し汚れてる・・・)
慌てて、手で顔を拭う。
その様子を、顧大嫂さんはじっと見つめていた。
顧大嫂「ふぅん・・・・・・ちゃんと映るみたいだね」
郁里「・・・・・はい?」
顧大嫂「あんた、少なくとも、悪い連中ではないみたいだ」
(ど、どういうことだろう・・・)
顧大嫂さんの言葉に首をかしげる。
顧大嫂「妖術はね、鏡に映らないんだ。あんた、少なくとも妖術使いではないみたいだね」
(へえ・・・そうなんだ・・・)
www納得する前に、「妖術使い」につっこめwww
顧大嫂「ここから先は、戴宗みたいに、妖術を悪いことに使う奴らもいるからね。これ、お守り代わりに持って行きな。それと、その着物も着替えた方がいいね」
と言いながら、その手鏡を差し出してくれた。
1:いい人なんですね
2:ありがとうございます←
3:もらっていいんですか?
郁里「ありがとうございます・・・」
顧大嫂「まあせいぜい、悪さされないように気をつけるんだよ」
(結構・・・優しい人、みたい?)
受け取った手鏡と彼女を交互に見つめていると、顧大嫂さんはニヤリと笑った。
(でも、この手鏡が何の役に立つんだろう?)
それから、私は顧大嫂さんに手伝ってもらって、着替えを済ませた。
顧大嫂「どうだい、史進?」
史進「・・・ああ」
顧大嫂「ボケッと見惚れてんじゃないよっ!褒め言葉の一つも出ないのかい?これだから甲斐性のない男は・・・」
孫新「そっ・・・そろそろ史進たちも行くかい。あんたのお仲間は、もうみんな先に行ってるからな」
史進「・・・そうだな」
史進さんがうなずくと、孫新さんは先に店を出て行った。
あとを追って外に出た、その時。
史進さんがグッと私の両肩を掴み、抱き寄せて・・・っ!
(史進さん!?)
史進さんは、耳元に顔を寄せて、囁くようにして言った。
史進「いいか・・・よく聞け・・・」
郁里「は、はい・・・」
史進「・・・原・・・お前は美しい」
郁里「は・・・はいっ!?」
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ヒロインちゃんのマヌケな一声で一章終了www
これ、コピペで編集してるから、ちょっと記事おかしくなるかも~
次はスチル(というほどではないけど)入れますので、アメ限にします!