【幕末志士の恋愛事情】桂小五郎 第参話【GREE版】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんばんは!



飛石の連休でダレきってるまなみんです!!



本日もとっとと幕恋のレポに参ります!


月終幕狙いなので、アバターは制服オンリーですwww

ほぼ完レポにつき、ネタバレ・ツッコミにご注意ください!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




【長州藩・桂小五郎】




桂「さて、彼女を藩邸に一人残さずには、すんだわけだけど・・・寺田屋に連れて行ってもよいものなのか・・・」



間者ではなさそうだけど、逆に坂本くん達を、危険に巻き込んでしまうかもしれない・・・か。

でも、もし本当に、彼女が未来から時を越えてきたんだとしたら?

彼女はこの先の出来事を知っている可能性もある。

この時代が後世に、どれほど正確に伝えられているのか分からないけど・・・。


歴史は勝者によって作られる・・・って誰かの言葉があったなぁ・・・(・∀・)


ひょっとしたら、幕府の行く末や、長州の未来ぐらいは知っているかもしれない。



桂「だとしたら、彼女の知識が少しは役に立つ・・・」



少し軽率かもしれないが、寺田屋で、私たちの話を聞いた彼女の反応を見てみるのも悪くはないな・・・。



??「すみません。待たせましたか?」



声をかけられて、振り返ると岡田君が立っていた。



(土佐の間者ではなさそうだが、少し探りを入れてみるか・・・)


wwwしかし、天然の彼女のどこをどう見たら間者に見えるのかwww


桂「いや、待ってはいないよ。私が待っているのは、どちらかというと綾さんかな」

以蔵「綾・・・ですか?あいつも一緒にくるんですか?」

桂「うん。君たちにお世話になったからお礼を言いたいみたいだよ」

以蔵「世話も何も、ここに連れてきただけだ」

桂「そうなんだが、寄る辺ない彼女にとっては、それだけで嬉しかったってことじゃないかな」

以蔵「・・・・・」

桂「ところで岡田君、君は彼女のことをどう思う?」

以蔵「!!・・・し、質問の意味がよくわかりません」


wwwテレ顔www


桂「中岡君に聞いたよ。綾さんを見つけたのは君なんだろ?何故、彼女に声をかけたんだい?」


www珍妙な格好だったからby沖田www


以蔵「そ、それは・・・」



岡田君にしては、歯切れが悪いな・・・。もう少し探ってみるか。


www彼に深い意味はないよwww



桂「君は、いきなり彼女の肩をつかんだとか・・・」

以蔵「それは、あいつが、奇妙な格好をしていたから・・・幻かと思ったんです・・・」


wwwだよねwww


桂「幻・・・?」

以蔵「はい・・・だから、慌てて掴んだんですが・・・」


wwwテレ顔、かわい~いwww



うーん、いまいちつかめないな・・・。



綾「あー!!以蔵!」


(・・・おやおや、時間切れだね。仕方がないな、後は様子を見るとするか・・・)




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




【主劇・綾】




以蔵「!!」

綾「久しぶり!って別れたのは昨日か・・・」


こういうノリ、いかにも女子高生だねwww


以蔵「あ、ああ・・・」

綾「ごめんね。色々お世話をしてもらったのに、きちんとお礼を言えてなくて」

以蔵「世話などしてない」

綾「ううん、だって以蔵が話しかけてくれなかったら、今頃どうなってたことか・・・だから、ありがとう!」

以蔵「・・・ああ」

桂「・・・よし。じゃあそろそろ行くとしようか」

綾「はい!」

以蔵「・・・分かりました」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




男の子「え~ん、え~ん・・・」



しばらく行くと、橋のたもとで男の子が泣いていた。



綾「どうしたの、僕?」



私は思わず声をかけてしまった。

男の子は、泣きながら川の方を指差していた。



男の子「タマが・・・うちのタマが・・・」



私は川の方を見て息を呑んだ。

そこには、一匹の猫が・・・。


イヤァァァ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。←超がつくほどの猫好き



桂「おそらく、あの状態では手遅れだよ。だから今、私達がその子にしてあげられることは、もう・・・」



・だからって、ほっとけません

・かわいそうですね、桂さんって←

・それって、冷たいです



綾「かわいそうですね。桂さんって・・・」

桂「私が可哀相?その子じゃなく?」

綾「そうです!だって今もかわいそうって言葉で、この子を無意識に考えてるのに、それに素直に従えないなんて」

桂「それは・・・」

綾「桂さんは、自分の気持ちにちゃんと向き合ってないように見えます!」


この子、変なとこするどいんだよね~


桂「今は、私のことはどうでもいいんじゃないかな?それより、その子の悲しみは、自分で乗り越えるしかない。私はそう思うけどね」

綾「そんな冷たく言わないでください!桂さんの言ってることは正しいかもしれないけど・・・だけど、やっぱりこの子はかわいそうです!」

桂「かわいそう・・・か。そう感じることができるのは、綾さんが同じ立場にないからだよ」


www手厳しいwww


綾「え?」

桂「同情や哀れみは、所詮その立場にない者が、上からの目線でしか感じられないものじゃないかな。それを感じることで、自身の無力感を昇華させようとしているにすぎないと思う」

綾「どういうことですか?かわいそうだから、かわいそうって思っちゃいけないんですか!」


wwwそういうとこ、やっぱコドモだなぁwww


桂「かわいそうだと思うことは、君の感情の押し付けでしかないんじゃないかな。思われる方は、その思いを受けたからと言って、救われるわけじゃないだろ?」


www正しいけど、ミもフタもないwww


綾「それは・・・」

桂「綾さんを責めてるわけじゃないんだよ。ただ今のその子にとって、私達はとても無力だと言いたいんだ」



確かにそれはそうかもしれないけど・・・でも・・・そんな冷たく言い切らなくたって・・・。

桂さんがこんなに冷たい人だったなんて・・・。

昨日、私に泣いてもいいって言ってくれた人とは思えない・・・。



綾「そうだ!ちょっと待ってて!」



私は男の子にそう言うと、川を目指して走り出した。


wwwすぐ突っ走るwww



桂「ま、待つんだ。一体何を・・・」



その言葉を無視して、私が川に飛び込もうとした瞬間・・・。



『バシャーン!!』



私の肩を引き戻し、以蔵が川に飛び込んだ。

以蔵はザブザブと川を進み、優しく猫を抱き上げる。

そして川から上がってきて、男の子の前に跪き、そっと猫を手渡した。



以蔵「泣くな、ボウズ。泣けば、この猫は、安心してあの世に行けなくなる・・・」

男の子「うう、タマ・・・もう帰ってこないの?」

以蔵「ああ。だけど、ボウズが泣いていたら、タマはどこにも行けず、あの川に居続けることになる。冷たい川の中に居続けたらかわいそうだろ?」

男の子「うん・・・」

以蔵「だったら、もう泣くな。そして、タマの墓を作ってやれ。そしたら、タマはいつもお前のそばにいてくれる」

男の子「わかった・・・」

以蔵「よし!いい子だ。これは、俺からの餞別だ。よければ墓に供えてやってくれ」



そう言って、以蔵は懐から風車を取り出した。



男の子「ありがとう!お兄ちゃん!」

以蔵「もう泣くなよ」



そう言うと、以蔵は立ち上がって歩き出した。



綾「ありがとう、以蔵!」

以蔵「別に・・・お前のためにしたわけじゃない。これ以上遅くなりたくなかっただけだ」

桂「・・・・・・」

綾「それでもありがとう!」



以蔵は桂さんの横を通り過ぎながら、会釈をした。



以蔵「お手間を取らせました。急ぎましょう」

桂「・・・ああ」



以蔵は濡れた着物もそのままに歩き出す。

すぐ後に、桂さんが続く。



(あれ?)



一瞬だけど、桂さんがなんだかつらそうな表情になった気がした。

気のせい・・・かな?




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




【長州藩・桂小五郎】




(まったく・・・あの行為に一体どんな意味があるというんだ?)



確かに、猫を川に入れたままにしておくのは忍びない。

だからといって、それを拾い上げてやることで、あの子の悲しみが癒されるわけじゃない。

あの時、あの子に必要だったのは、悲しみを乗り越えるために、支えになる何かだったはず・・・。

それが、通りすがりの私たちであろうはずがない・・・。



(だが・・・岡田君のあの行動が、あの子の涙を止めたのは事実か・・・)



それに・・・。



(今、私の一番の関心が、綾さんが私をどう思っているかだなんて・・・)



おかしい・・・。

綾さんに会ってから、私の心が少しずつざわついてる気がする・・・。


恋ですね!ヘ(゚∀゚*)ノ←気が早い




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




【主劇・綾】




しばらく歩くと、ようやく寺田屋にたどり着いた。



(はぁはぁ、二人とも歩くの早すぎだよ・・・はぁ、ここが寺田屋か・・・)



以蔵は濡れた着物を着替えるために、先に宿に入っていった。



(うーん、たしかに、剣道部のみんなが泊まってるとは思えないな)



こうして改めて、現実を目の当たりにすると、やっぱりちょっとへこんじゃうな・・・。

やっぱり、私はどこか違う世界・・・ううん、過去にきちゃったんだな・・・。



『ポンッ』



綾「え?」



ぼーっとしていた私の横を通り過ぎながら、桂さんが軽く私の頭をたたいた。



桂「せっかくお礼に来たのに、そんな顔をしていると逆に、皆に心配をかけてしまうよ」



橋からずっと、難しい顔をして歩いていたはずなのに、冷たい人だと思ってたのに・・・。

桂さんは、私の様子を気にかけてくれてたんだ。

やっぱり、桂さんは優し・・・。



桂「それとも、綾さんは皆にかわいそうだと思って欲しいのかな?」



そう言いながら、振り返った桂さんはニコリと笑っていた。



綾「!!そんなことありません!」



くない!やっぱり桂さんは、優しくないよ。意地悪だ!



桂「だろう。なら、そんな顔をしていては駄目だ。皆、君の笑顔を見たがっているんだから。心配ないよ。君の世界はなくなってしまったわけじゃない。きっと帰る方法はあるから」

綾「桂さん・・・」



なんだか私、桂さんに、手のひらの上で転がされているような気がするんだけど・・・。

でも・・・。



桂「さて。まずは、ここに来た目的を果たすとしようか」



そう言って、桂さんは寺田屋に入っていった。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




私達は、小さな部屋に案内された。



桂「やあ、皆さんおそろいのようだね」

龍馬「おぉ?桂さん」

桂「ああ、まだ食事中だったか。失礼しても大丈夫かな?」



私からは、桂さんの影になって見えないけど、どうやらみんなは朝ごはんの途中だったみたい。



武市「おや?以蔵をむかえにやったのですが・・・」

桂「ああ、岡田君はちょっと人助けをしてね。濡れてしまったから、着替えていると思うよ」

龍馬「なに?何で人助けで濡れるがじゃ?」

桂「まあ、いろいろとあってね・・・」



ああ、今桂さんは、ニコリと笑ってるんだろうな・・・。



綾「あ、あのぉ・・・おはようございます」



私は桂さんの後ろから顔を出す。



龍馬「おお、おまんもおったがか!」

慎太郎「姉さん!」

武市「ほぅ、桂さんに随行ですか」

桂「君達のお客さんを奪ってしまうような形になって申し訳ない」

龍馬「奪うも何も、綾さんが自分で選んだんじゃ。わしらがとやかくいうことじゃないき」

武市「おや、昨日と違ってずいぶん聞き分けがいいじゃないですか?昨日は、綾さんが寺田屋に来てくれないとわかって、やけ酒を飲んでいたというのに・・・」

龍馬「そ、そういうおんしこそ、綾さんは寺田屋を選ぶはずじゃと、以蔵を迎えにやったくせに!」


え、そうなの・・・?


武市「それは、状況からして必然のはずだったんです。誰かの作為でもない限りは・・・」


wwwさすが武市さん。するどいですwww


桂「ふふ。武市君、それは深読みだよ。綾さんは自分の意思で我が藩邸を選んだんだ。ね、中岡君」



そう言って、桂さんはニコリと慎ちゃんに笑いかけた。


www圧力www



慎太郎「そ、それは・・・まあ、そうっス」

桂「だろう?綾さんが藩邸に残ってくれたから、晋作もずっとご機嫌なんだ」

綾「そ、そんなことないですよ・・・」



誤解なのに謝らせちゃったりしてるし・・・。



武市「なるほど・・・そういうことですか・・・」

桂「・・・・・・」



え?なんか今一瞬、桂さんと武市さんの間に緊張した空気が・・・。


毎度ながら、変なとこするどい子(・∀・)



龍馬「んん!まあそれは何よりじゃ。それより桂さん、肝心の用向きを忘れとるきに」

桂「ああ、これが彼からの手紙だ」

龍馬「ようやく返事というわけかの・・・」



龍馬さんは高杉さんからの手紙を開いて読み出す。

龍馬さんが手紙を読んでいる最中に、以蔵も部屋に入ってきた。

読む龍馬さんの顔が、真剣な表情に変わった。



龍馬「・・・なるほどのぉ」



そう言うと、龍馬さんはその手紙を武市さんに手渡す。

慎ちゃんと以蔵も、武市さんの後ろから内容を覗き見ている。

く・・・空気が重い気がする・・・。



桂「なかなか、厳しいところを突いてくるだろう」



武市さんがスッと立ち上がる。



武市「仕方がない。僕とヤツの過去を考えれば当然だ」

綾「誰からのお手紙なんですか?」

桂「ああ・・・後藤象二郎といってね、坂本くんたちの故郷、土佐藩のお偉いさんだよ」

龍馬「その偉いさんが、わしらと仲良うしたいち、いうちょるらしい」

武市「・・・ただし、私と以蔵抜きでね」

龍馬「後藤さんは心配性じゃき、いらぬ気をまわしちょるだけぜよ」

綾「・・・後藤さんは、武市さんと以蔵が嫌いなんですか?」

桂「そうか、綾さんはそういったことを知らないんだね」


www幕末史の知識が小学生以下なんで、この子はwww


綾「え?どういうことですか?」

桂「もしかしたら、この世界・・・いや、私たちについて、色々知っているんじゃないかと思ってね」

武市「・・・・・・」

綾「え?私が、なんで・・・」



あ!そうか・・・私が未来から来たんなら、そう考えるのは当然だよね・・・。



(ごめんなさい!私、社会科の選択は地理なんです・・・)


私も地理だったけど、もっと知識あったわ!!ヾ(。`Д´。)ノ



って言っても、そんなことわかってもらえるわけないし・・・。



綾「えっと・・・皆さんの名前は聞いたことがあるような気もします」

龍馬「なに!?わしゃ、そんなに有名になっちゅうがか?いやぁ、こりゃたまるか」

武市「ま、お前がしようとしていることを考えれば当然だ。それをもう少し自覚しろ」

桂「・・・・・・」

綾「でも、ごめんなさい・・・。私、何も分からないんです!」

桂「え、それはどういうことだい?」

綾「はい、そういったことを教わるのは、限られた人だけで、私はそこには入ってなかったんです」


wwwあ、うまいこと言ったwww



ほんとは選ぶのはこっちで、逆なんだけど、こういった方がわかりやすいよね・・・。



桂「なるほどね・・・」

綾「お役に立てずにすみません!」

龍馬「はははは、わしらのことを知っちょってくれたんじゃ。それだけで、わしゃ嬉しいぜよ!」

武市「・・・桂さんは、そういう意味で知っているかと尋ねられたわけではなさそうですがね・・・」

桂「ん?いやあ、私はあくまで市井にどれほど名が知られているか興味があっただけだよ・・・」



う~ん、龍馬さんと桂さんの会話が微妙にずれてるような・・・。

あ!そうか、龍馬さんたちは、私が未来から来たって知らないのか。


www普通、思いつかないからねwww



綾「あ、あの。実は私・・・」

桂「んん!話の腰を折ってすみませんでした。武市さん」



そう言って、桂さんが私の方を見てニコリと笑った。

あれ?未来のことは言わない方がいいってことかな・・・。



武市「・・・では、先ほどの続きですが、後藤に嫌われいるかといえば、まあ、そうでしょうね」



そうなんだ・・・。なんで嫌われちゃったんだろう。


www嫌われたっていうレベルではないwww



慎太郎「武市さんは前に後藤に殺されかけたこともあるんっス」

綾「ええ!?こ、殺される!?そ、そんなに嫌われてるんですか!」



き、嫌いなだけで人を殺したりしちゃうの?この時代は・・・。


や、現代だって、殺人の理由は似たようなもんでしょ(・ε・)



慎太郎「嫌いというか・・・志が違ったんス。後藤は以前、幕府側の人間だったから・・・」

綾「幕府?」


wwwおいおいおい!幕府くらい知ってるだろうwww


慎太郎「ええ。おれたちは幕府からは敵とみなされてるんっスよ」

綾「敵?どうして敵なの?」

龍馬「これからの時代、欧米列強と渡り合っていくためには、日本をかえにゃいかん。そんためには、200年間続いた幕府に、店じまいしてもらわにゃいかんのじゃ。しかし、それぞれが望む店じまいの方法が、ちっとずつ違おうちょる・・・」

桂「・・・・・」

龍馬「じゃから、いらん諍いが色々と起きちょってのう・・・」

綾「そっか・・・。誰でも自分の思い通りになった方がいいって思いますもんね・・・」

龍馬「まあ、そうじゃの。しかし、ワシはなるべくなら、みんなが一番不幸にならん方法をとりたい」

綾「え?そんな方法があるんですか?」

龍馬「おお、ワシはそれは絶対に、あるち思うちょる!」

武市「わかっている・・・だから、今回は後藤の協力は絶対に必要」

龍馬「そうじゃ。後藤さんには、容堂公の説得に協力してもらわにゃいかんからの」

綾「よーどーこー?」


もうヤダ、この子(-""-;)


桂「ああ。土佐藩の殿様だよ」

武市「そのためには、今回、僕と以蔵は抜けるしかないな・・・」

龍馬「いや、そん必要はない!」

武市「!!」

龍馬「ワシが、絶対に後藤を説得する!じゃから、しばらく時間をくれ」

武市「・・・・・」

龍馬「頼む!武市」

武市「わかった・・・」

桂「倒幕は、我が長州の悲願でもある。私達も及ばずながら、今回の件には引き続き協力させてもらうよ」

龍馬「ああ、よろしく頼むぜよ!」



どうやら、大事なお話は終わったみたい。



綾「あの・・・」



私はおずおずと話を切り出した。



桂「ん?どうしたんだい?」

綾「私もここに来た目的を果たしていいですか?」

桂「ああ、そうだったね。すままい。それを先に済ませておけば、こんな長話につきあわせる必要はなかったね」

綾「いえ、少しだけど、皆さんのことが分かってよかったです」

龍馬「綾さんには、もっとわしのことを色々と知ってほしいんじゃがの」


wwwてか、日本人としてちゃんと知っておくべきかとwww


綾「え?」

武市「話の腰を折るな、龍馬。綾さんは何か目的があると言っているんだ」

綾「そ、そんな大層なことじゃないんです。ただ、皆さんにきちんとお礼を言いたかったんです」

龍馬「礼?」

綾「はい!皆さんのおかげで、私なんとかやっていけそうです・・・。ほんとにありがとうございます!」



そう言って、私は深く頭を下げた・・・。



龍馬「綾さん、そんな大げさな。さ、早く顔を上げておせ」

慎太郎「そうっスよ、姉さん。全然気にする必要はないよ」

武市「そうです。いつでも力になりますよ」

以蔵「さっきも言ったろ。たいした世話はしていない。気にするな」



みんなの気遣いがうれしくて、余計に顔が上げられなくなっちゃうよ・・・。

みんなのあたたかい言葉が、気遣いがうれしくて、思わず涙がにじんできた。

すると、頭に『ぽんっ』と手が置かれた。



桂「どうやら、綾さんはすぐに顔を上げられないくらい、深く感謝しているようだ」



手を置いたのは桂さんで、私をみんなから隠すように正面に回って、そっと手ぬぐいを差し出してくれた。

そして、そっと一緒に立ち上がらせてくれる。



桂「綾さんも、しっかりお礼を言えたようだし、私たちはそろそろ失礼しよう」



私は、桂さんの後ろでうつむいたままぺこりと頭を下げた。



龍馬「おお、じゃあの!綾さん、またいつでも遊びに来たらええぜよ」


(きちんとお礼を言わなきゃ・・・)



私は手ぬぐいで涙を拭い、顔をあげた。



綾「はい。ありがとうございます!」



精一杯の笑顔をつくってお礼を言ってから、私達は寺田屋をあとにした。

何故だろう?こっちに来てから私、すぐに泣いてしまう・・・。



(その時、いつも側には桂さんがいる。あーあ、情けないとこばかり見られちゃうな・・・)



そんなことを思いながら、私は桂さんと二人、長州藩邸に向かった。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



な・・・長い・・・。


やっぱもっと話を削るべきか!?



今回は、小娘ちゃんのバカさ加減にかなりイラッときましたwww


いくら地理選択でも、中学校で日本史ぐらい習うだろう!



そうそう、猫の場面。



桂さんは確かに冷たいかもだけど、言ってることは正しいと思う。


同情って、やっぱり上から目線のものだし。



甘~い乙ゲー好きの方には、向かない攻略キャラかもだけど、私は逆にこういう人こそ落としがいがあると思うのですwww←ツンデレ好き