【幕末志士の恋愛事情】桂小五郎 第四話【GREE版】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんにちは!



仕事でしたミスをちょっと引きずってるまなみんです!!



というわけで、桂さんのレポで傷を癒そうと思いますwww



ほぼ完レポにつき、ネタバレにご注意ください。


もちろんツッコミあります。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




【長州藩・桂小五郎】




桂「それにしても、泣いたり笑ったり忙しい娘さんだな、綾さんは・・・。さっきの朝飯の支度にしてもそう・・・。まったく、料理であんなに笑わせてもらったのは初めてだよ。きっと綾さんは、感情の赴くままに動いてるんだろうな・・・」



だから、あんなに純粋な涙を流したり、同じように涙を流す子供をほっておけなかったりできるのか。



桂「理解はできるが、私にはとても真似できないな・・・」



そんな綾さんを、いつの間にか気遣ってしまう私がいる・・・。


惚れましたね( ̄▽+ ̄*)キラーン←だから気が早い



桂「なぜだろう?素性と言い、本当に不思議な娘さんだ」



そう。わからないといえばもうひとつ。

なぜ、あんな方法であの味が出せたのか・・・。

量っているわけでもなく、目分量で適当に味をつけているように見えたのに・・・。



桂「料理の見場からは、想像もできないほど美味いだなんて・・・」


wwwほめているようで、ボロクソwww



後で、きちんと彼女に美味しかったと伝えよう。

そして、味付けの秘訣を聞いてみよう。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




【主劇・綾】




綾「それにしても、桂さんって何者・・・。さっきの手並みは、いったいなんなの・・・」



あんな、料理の上手な男の人、はじめて見た。

巧みな包丁さばき、鍋ひとつ扱う動きも洗練されていて、まるで舞台を見てるみたいだった。

いつの間にか、桂さんから目が離せなくなっちゃってたよ・・・。



綾「料理ができる男の人って素敵かもしれない・・・」


料理上手より、片付け上手な男の方がいい(・∀・)



でも、桂さんには情けないところを見られてばかりだな・・・。



綾「すぐに泣いちゃうし、料理作るときはバタバタしちゃうし。私、桂さんにどう思われてるんだろう・・・」



あ、わからないっていえば、あの時・・・。

なんで、あんなにドキドキしちゃったのかな?

桂さんが、後ろから急に、そっと私の手を取ったとき・・・ほんとびっくりしちゃった。



綾「正しい包丁の持ち方とか、姿勢ってやっぱりあるんだ・・・」



すごく優しく、すごく丁寧に。しかも私の飲み込みが悪いから、何度も・・・。

でも、全然怒らないでアドバイスをくれて。

それも、なんだか優しくほほえんでくれてたような気がする・・・。



綾「でも、あの距離は・・・近すぎだよ」



あんまり近すぎて、ドキドキしてるのが桂さんに聞こえちゃいそうだったもん・・・。

そうだ!私、色々教えてもらったのに、きちんとお礼を言ってないや。

後でちゃんと、お礼を言わなくちゃ・・・。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




綾「おはようございます」



部屋に入ると、高杉さんと桂さんはもう来ていた。



高杉「遅いぞ!俺を餓死させるつもりか!」

綾「ごめんなさい!ちょっと着替えてて・・・」

高杉「よし!飯だ!飯を食うぞ!」


wwwセリフにいちいち「!」の多いお方www


綾「あ、はい。いただきます」



私は、お料理に箸をつける。



綾「う!」



私がつまみあげたお新香は、端っこがつながったままだった・・・。

こういうの、蛇腹っていうんだっけ・・・。


wwwそういうことは知ってんのねwww



高杉「お!なんだ、それは!未来では漬けもんをそんな飾り切りで食うのか?」


wwwんなわけあるかwww



・これは、しっぱいです・・・

・そうなんです!

・もっと上手になります←



綾「ごめんなさい!もっと上手になります!」

高杉「お、どうした?突然謝って・・・」

桂「自分の失敗を素直に認めて、次に活かそうとするのはいいことだね」

綾「ありがとうございます。桂さん、よかったら、これからもお料理教えてください」

桂「・・・・・私でよければ、喜んで」

高杉「ふふ、まあ見てくれは気にすんな。料理で肝心なのは味だ、味!」



お味噌汁に口をつけた高杉さんが、考え込む・・・。



(ひょっとして、美味しくなかったかな・・・)


高杉「うまい!!!こんなうまい味噌汁を食ったのは初めてだ!」


www今まで作ってた桂さんの立場はwww


綾「そんな・・・。桂さんのお味噌汁に比べたら、私のなんて・・・」

高杉「確かに、小五郎の味噌汁もうまい。だが、綾が作った味噌汁は、もっとうまい!」

桂「うん。たしかに、この味には私も驚いたよ。具の大きさもばらばらで、火の通り加減が均一じゃないのに、この絶妙の歯ごたえ・・・」


wwwwww


桂「そして、なんといってもこの味付け・・・素晴らしいね」

綾「ありがとうございます!」



桂さんにほめてもらえるなんて・・・。



桂「色々と考えていたようだったね。何か独自の割合でもあるのかい?」

綾「え、えーと。割合は、適当というか・・・」

桂「適当?まさか・・・。ならどうやって同じ味を再現するんだい?」

綾「そ、それは・・・カン?」

桂「馬鹿な!勘なんてものが、そんなに頼りになるはずがない!」


怖い顔!( ̄□ ̄;)


綾「ええっと・・・なぜか同じ味になっちゃうんです・・・」

桂「そんな・・・感覚なんて不確かなもので、この味を生み出してるなんて・・・。しかもそれが、根拠もなく再現できるなんて・・・」

高杉「もうよせ!小五郎!」



困っている私を助けるように、高杉さんが会話を遮ってくれた。



桂「晋作・・・」

高杉「細かいことをごちゃごちゃ言ってたら、せっかくの飯がまずくなるだろ!綾は無意識に・・・いや本能で飯をつくってんだよ!」


wwwwww


桂「本能?」

綾「えぇ!なんか、それってただ食い意地がはってるだけみたいじゃないですか!」

高杉「なんだ?じゃ違うのか?」

綾「そ、それは・・・まあその通りといえば、その通りのような・・・」


www認めるんだwww


高杉「だろ!よし、合格だ!」

綾「え?合格?」

高杉「こんだけうまい飯が作れるんだ、綾は今日から俺の嫁だ!」

綾「な、なんで私の意思とは関係なく話がそんなふうに進展するんですか!」

桂「ふ、ふふ、はは、はははは!」



突然の笑い声が、まさか桂さんのものだとは思わなくて、私は辺りを見回してしまった・・・。



高杉「なんだ小五郎?突然笑い出しやがって・・・」

桂「いや、参ったね。本能で料理か・・・」

綾「す、すみません・・・」

桂「いや、謝ることはないよ。ただ、私はずっとそんな不確かなものは信用できないと思ってたから・・・」

高杉「・・・・・」

桂「何をしたいなんて、本能じゃなくて、何をするべきかっていう理性を指針にするべきだってね」

高杉「だから、お前は頭が堅いって言われるんだよ」

桂「そうだね。でもそれを悪いことだとは思っていなかった。いや、今でもそれでいいとは思うよ。だけど、今回は認めざるを得ないな・・・。本能の力ってのをね」

高杉「やっとわかったか・・・」

桂「晋作・・・」

高杉「綾の食い意地はな、すごいんだぞ!」

綾「えぇ!?今の、そういうお話でしたか!?」

桂「ああ、綾さんの食い意地には完敗だよ」

綾「もう!桂さんまで!」

桂「はは、はははは・・・」



(もう、恥ずかしい・・・でも、初めてこんなに笑った桂さんを見ることができたから、ま、いいかな・・・)



それからしばらく、和やかな食事が続き、私は後片付けをお手伝いすることにした。

なんだか、少しだけ、自分の居場所ができたみたいでうれしかった・・・。




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【長州藩・桂小五郎】




桂「なかなか、賑やかな朝飯だったね・・・」

高杉「久しぶりだな、あんなに笑うお前を見たのは・・・」

桂「そうだね。確かに久しぶりに笑った気がするよ。たまには、笑うのも悪くない」

高杉「・・・昨日の綾と同じだ」

桂「え?」

高杉「頭で気持ちを押さえ続けてりゃ、いつかは無理がくんだよ。あの時の言葉はな、ずっと頭に押さえられてた、お前の気持ちが吐いたもんだよ・・・」

桂「晋作・・・」

高杉「で、どうだ?」

桂「どうだって、何がだ?」

高杉「とぼけるなよ、そろそろ綾のことを信じてやってもいいんじゃないのか?」

桂「!!」

高杉「どうせ、お前のことだ。綾をどこぞの間者じゃないかと疑っていたんだろ!」

桂「気がついてたんだな・・・」

高杉「お前の考えることなんて、お見通しだ!」

桂「なあ、晋作は本当に綾さんが未来から来たと信じてるのか?」

高杉「ああ、でなけりゃ、あのからくりの数々は説明がつかん」

桂「それはそうかもしれないが・・・」

高杉「また、細かいことを考える!いいんだよ、そんなことはどうでも!」

桂「どうでもよくはないんじゃないか?」

高杉「どこから来てようが、困ってる娘がいたんだ。しかも可愛いときた。だったら、助けるに決まってんだろ!」

桂「ふふ、相変わらず、無茶苦茶だね・・・」

高杉「無茶苦茶じゃない!そうやって、お前の頭が堅いせいで、うちの藩のものは、みんな融通がきかんのだろうが!」

桂「なるほどね・・・。それであんなことを言い出したわけか」

高杉「何がだ?」

桂「藩の者が綾さんを受け入れやすくするために、自分の女だって吹聴して回ったんじゃないのか?」

高杉「はん!だから、お前はあれこれ考えすぎだって言ってんだろう!」

桂「とぼけなくてもいいよ」

高杉「とぼけてはいない!そんなこと関係なく、綾はいい女だ!」

桂「・・・ふっ、それは・・・まあ、そうなのかな・・・」



彼女は不思議な魅力を持っている気がする。

彼女と一緒にいると、自然に理性という雲で、何重にも覆い隠したつもりだった感情が顔を出してしまう。



高杉「小五郎!たとえお前でも、綾はやらんからな!」

桂「な、何を言い出すんだ。どうしたら、そんな発想になるんだ・・・」

高杉「・・・やっぱり、お前の頭は堅すぎだ。そいつがぶっ壊れりゃ、色々見えてくるさ・・・」



そう言い残すと、晋作は部屋を出て行った。

私が、綾さんに思いを寄せる・・・。



桂「それこそ、晋作。お前の考えすぎだよ・・・」




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【主劇・綾】




私は後片付けのときに、女中さんに他にもお手伝いできることがないか、尋ねた。

そしたら、邸内のお掃除が意外と大変だというので、お掃除を手伝うことにした。

そしてようやく、一通りのお掃除を終えた私は、お庭を掃いていた。



(あ~あ、ほんとだったら今頃、剣道の合宿をしてたんだよな・・・)


綾「腕がなまってカナちゃんに追い越されたらどうしよう・・・」



私は手に持っている竹箒を見つめた。



綾「よし!ちょっと練習」



箒を体の正面に構えて、相手を思い浮かべる。

想像の敵が、一瞬間合いを外そうとする。

私はその隙をつくように、大きく踏み出して面を放つ。



綾「やー!!!」



うーん、着物だとイマイチ踏み込みが上手くいかないや。



『パチパチパチ』



綾「え?」



どこからか拍手の音が聞こえてきた。

振り返ると、高杉さんが縁側にしゃがみこんで、私の方を見ながら拍手をしていた。



高杉「なかなか、いい踏み込みだ!」

綾「そ、そうですか。ありがとうございます・・・」



言いながら、裾のはだけが気になって、チラリと自分の足下に視線を送った。



高杉「ばーか、下らんことを気にすんな。俺はお前の後ろにいるんだ。裾がはだけても、何も見えるわけないだろ!」

綾「あれ?どうして考えてることが分かったんですか?」


wwwまた顔に出たんじゃないのwww


高杉「決まってるだろ!嫁の考えてることぐらい、すぐに分かる!」

綾「だから!誰が高杉さんの嫁なんですか?」

高杉「ふん、好きな男でもできりゃ、こっちでも、少しは生きる甲斐になるってのに・・・」

綾「え?今、なんて言いました?」



それは、高杉さんらしくない小さな声だったので、よく聞こえなかった。



高杉「ああん!お前も剣をするのか?ってきいたんだよ!」

綾「私の家は道場なので、小さい頃からずっと剣道をしてますよ。こう見えても、同学年の女子の中では結構強いほうなんです!」

高杉「どうがくねん?そのどうがくねんってのはなんだ!」


wwwwww


綾「あ。ええと、年が同じくらいってことです」

高杉「なるほど・・・ま、だろうな。あれだけ踏み込めりゃ十分だ」

??「たしかに・・・。でも、跳躍せずに、重心を意識すると、予備動作がない分早く動けるよ」

綾「え?」



振り返ると、桂さんがいた。



綾「ほんとですか?」

桂「ああ。構えのときに前足に限界まで重心をためておくといい」

綾「なるほど。重心ですね・・・」



私はその場で、言われたとおりに構えを取ってみる。



高杉「剣を振りたいのか?」

綾「そうですね。ほんどだったら私、今頃猛特訓中のはずだったから・・・」

高杉「よし!稽古するか!」

綾「えぇ!今から・・・ですか?」

高杉「そうだな・・・昼飯を食った後でどうだ?」

桂「なら、私も参加させてもらおうかな」

綾「え、桂さんも?」

桂「夫婦水入らずの所をお邪魔になるかな?」

綾「もう!何を言ってるんですか!」

高杉「そうだ、何を言ってる!邪魔に決まってるだろ!」

綾「ち、違います。私が言いたかったのは、そっちじゃありません!」

桂「はは、分かってるよ。ただ、稽古で綾さんが少しでも元気になれるなら、及ばずながら協力させてもらえないかな?」



・大丈夫なんですか?

・うれしいな!←

・きつかったりしますか



綾「うれしいです!桂さんも高杉さんもすっごく強そうだから・・・」

高杉「ほう、意外だな・・・何も知らなければ、小五郎を剣の使い手と見立てるやつは、あまりいないからな」

綾「え?そうなんですか?でも、隙とか全然ない感じがしてたんですけど・・・」

桂「それもやはり・・・」

綾「はい!カンです」

高杉「ふ、なるほどな」

綾「でもあってるでしょ、私のカン」

桂「ふ、そうだね。まあ、ちょっとは使えるほうかな?」



そう言って、桂さんはニコリと笑った。



高杉「ちょっとだと?相変わらず、くえないヤツだよ。お前は・・・」



桂さんの言葉を聞いて、高杉さんがにやにやしている。

どういうことだろう?



桂「ま、それは後のお楽しみということで・・・」

高杉「よし!そうと決まれば飯だ!」



そう言うと高杉さんは、どかどかと縁側を歩いていってしまった。



桂「そうだな、まずは腹ごしらえをするとしよう・・・」



桂さんが、私の横を通り過ぎようとした時・・・。



『ポンッ』



桂「隅々まで、掃除をしてくれてありがとう・・・」



と、軽く頭をたたきながら、耳元でささやいた。

桂さんは、ちゃんと私がお掃除してたところを見ていてくれたんだ・・・。

私は、たたかれた頭を触りながら、桂さんの後ろ姿を見つめていた・・・。




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桂さんと高杉さんの関係って、なんかいいよね~( ´艸`)


寺田屋チームとはまた違った信頼関係。



さて、次のレポはスチルが入りますのでアメ限にしまっす!



あ、そうそう。


本日の私的名ゼリフwww



「綾は無意識に・・・いや本能で飯を作ってんだよ!」by高杉さん



私も本能でご飯を作る女ですwww



以上!!