【ハートブルー・青山玲士編】ACT2 暗い雲(前編) | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!



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※盛大にネタバレしてます!


※ヒロインの名前は「桃山あかね」ちゃんです!


※ツッコミあり!


※選んだ選択肢でもLOVE ENDの保証はできません!






☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*






あかね「・・・・・・・ん」


    「・・・・・・・・・・・・あれ・・・・・・・・・ここは?青山・・・・さん?」


九楽「・・・・九楽ですみません」




wwwww謝らなくてもwwwww




あかね「あ、いえ、ごめんなさい」


九楽「いえ、冗談です。あかね君の意識が戻って何よりです。そのまま横になっていてください。今、呼んで来ますから」


あかね「え?呼んでくるって・・・・・・」






タタタタと遠くから音が聞こえ始め、やがて息を切らした青山が姿を現した。






青山「桃山!無事だったか!?」




Σ(=°ω°=;ノ)ノwwwwwメガネがさかさまwwwww




あかね「青山さん・・・・・・?」


青山「どうした?私の顔に何かついているか?」


あかね「いえ、逆です」


青山「逆?どういう意味だ?」


あかね「だから、眼鏡が逆です」


青山「!・・・・・・失礼」




青山はクルリと背中を向けると、サッと眼鏡をかけ直した。




フツーかけるとき気付くだろ(  ゚ ▽ ゚ ;)






青山「・・・・・・待たせたな」


あかね「それより青山さん、私はいったい・・・・・・?」


青山「起きるな。そのまま寝ていろ・・・・・体の調子はどうだ?」


あかね「あ、はい。とくに何ともないんです。・・・・・・私、なんでこんなところで寝ているんですか?」


青山「君は何も覚えていないのか?あの晩のことを」


あかね「あの晩・・・・・・初めて出動して、活躍できなくて、青山さんたちを待ってて・・・・・・それから吸血怪人ジュテームが・・・・・・?」


    「あれ・・・・・・?そのあたりからの記憶があやふやです」


青山「君はジュテームにハートエナジーを吸い取られ、意識を失ったんだ」


あかね「え?」


青山「それから48時間以上、昏睡状態に陥っていた」


あかね「ふ、二日もですか!?」


青山「安心して欲しい。一通り身体検査をさせてもらったが、外傷や異常はないようだ」


あかね「え?あ、青山さんが身体検査を・・・・・・?あ、いつのまにかパジャマ着てる・・・・・・まさか青山さんが!?」


青山「・・・・・・バカをいうな。私じゃない。女性スタッフが処置をしたにきまっているだろう」


あかね「そ、そうですよね。安心しました」


青山「昏睡していたかと思えば、寝起きで着替えの心配とはな」


あかね「あの、九楽さんがずっと看病してくれたんですか?」


青山「・・・・・・そうだ。感謝しておけよ」


九楽「ウソはいけませんね、青山君。私は君が仮眠中に、代わりにケアをしただけです。あかね君、君を看病していたのは青山君ですよ」


青山「・・・・・・・・・・」


あかね「そうなんですか、青山さん?」


青山「・・・・・・教育係として当然だ」


あかね「ありがとうございました」


青山「・・・・・・礼などいい。それより、側にいたのに守れなくてすまなかった」


あかね「いえ、気にしないでください」


青山「桃山、本当になんともないんだな?」


あかね「はい。体調が悪いどころか、今では元気がありあまっているくらいです」






青山はあかねのおでこにピタッと手を当てた。






(青山さんの手、ヒンヤリしてて気持ちいい・・・・・・)




青山「熱はない。ジュテームに襲われたのに、熱も無ければ異常も無い。君のハートエナジーの底力には恐れ入るな」




(青山さんが誉めてくれてる・・・・・・なんて言おうかな?)




1:素直に礼をいう


2:謙遜してみる


3:自分の未熟を反省する←




あかね「・・・・・・力はあっても、私はまだ未熟です。研修をして1人で身を守れるようになりたいです」


青山「・・・・・・いい心がけだな。すまない。私のほうが気が緩んでいたようだ。君が一人前になれるよう私も最善を尽くす。しばらくは二人三脚で頑張ろう」


あかね「はい!」


神谷「お楽しみのところジャマして悪いけどいいかな?」


青山「・・・・別に楽しんでなどいない。こんな早朝から、いったい何の用件だ?」


神谷「あかねちゃんが起きたって聞いたから、お見舞いにきたの。はいこれ。差し入れのメノーイエロン」


あかね「ありがとうございます。ジュースですか?」


神谷「そうよ。イエローメロンを使った炭酸ジュースなんだけど、イケるのよね。基地内の自販機を扱ってるメーカーが、試飲サンプルをくれたのよ。玲士くんもどう?」




もらいものをお見舞いって(笑)




青山は神谷からメノーイエロンを受け取ると、ジロジロとラベルを見た。






青山「・・・・こんな化学調味料や合成蛋白質の入った飲料を飲む気にはなれない。桃山もこのような飲料の摂取は程ほどにしておくように」


あかね「は、はぁ・・・・」


神谷「せっかく人が持ってきたのに、相変わらずイケズね~。私は慣れてるからいいけど、普通の女子だったら心の中で殺されてるよ?」


青山「用件は以上か?」




wwwwwバッサリwwww




神谷「へえへえ。ジャマものはこのへんで消えますよ。じゃ、またね!」


あかね「はい。差し入れありがとうございました」


神谷「この部屋、一応モニタリングされてるから変なことしちゃダメだよ~!」




神谷はバチンとあかねに目配せをして、さっそうと出て行った。






(変なことって・・・・何かカン違いされているような)






青山「・・・・さて。体調が回復しているなら、もう少し休んで続きをするか?」


あかね「つ、続き?」


青山「どうしてそんなに驚く。研修はまだ途中だっただろう」


あかね「は、はい。研修なら今すぐでも大丈夫です」






何を想像してたwwwww




青山「よし、それではトレーニングルームに15分後に集合だ」


あかね「はい!」








☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*






あかねがトレーニングルームに向かうと、青山は既にブルーに変身して待っていた。


あかねもその場で変身すると、急いでブルーの元に走った。






ブルー「・・・・驚いたな。もう変身は自在にできるようになったか」


ピンク「はい。なんか体調がいいんです。よく寝たからですかね?」


ブルー「呑気なことをいうな。危険な状態だったんだぞ」


ピンク「すみません。でも何だか体調がよくって」


ブルー「君のハートエナジーがそれだけ強力だということだろう。ラブヒーラーという言葉はあながち間違っていなかったな。さて、本題に入ろう。これから変身の次のステップとして攻撃を教える」




(攻撃・・・・これを学べば、一人でも身を守れるくらいは・・・・)




あかね「よろしくお願いします!」






この後、攻撃の研修シーンが続くけど、省略します(・∀・)/






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青山「なかなか攻撃を使いこなせるようになったな。初日にしては上出来だ。基本研修は以上だ。後は実戦を通して学んでいこう」


あかね「はい!ありがとうございました!」


青山「私はこれから司令室で事務業務がある。君は変身を解除して、九楽さんの仕事を手伝ってくれ」


あかね「九楽さんの仕事・・・・総務の仕事ですか?」


青山「そうだ。Jガーディアンズの総務を甘く見てはいけない。大量の業務を淡々とこなす九楽さんの姿は、色々と勉強になるだろう。仕事が終わったら、司令室に報告に来てくれ」


あかね「はい!」






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あかね「失礼します」


     「桃山ですけど、九楽さんいらっしゃいますか?」


九楽「これはこれは。地味な裏方の部屋へようこそ




おい(笑)総務って地味な割には細々してメンドクサイ部署なんだぞwww




九楽「桃山君、私に何か御用でしょうか?」


あかね「青山さんから、九楽さんのお手伝いをするように言われまして」


九楽「なるほど。青山君が・・・・。しかし、今は特にお手伝い頂くようなことはありませんね。ご覧の通り、時間を持て余しているくらいなのです」




(青山さんの話とはずいぶん違うけど、せっかくだから何かしないと)




あかね「どんな仕事でもいいんです。何かお手伝いできることありませんか?」


九楽「そうですね・・・・。桃山君のできることで構わないですよ」




(私の出来ることか・・・・何をしようかな)




1:九楽にコーヒーを入れる←


2:九楽とおしゃべりをする


3:九楽の肩をもむ




あかね「では、コーヒーを入れさせていただきます。初挑戦ですが・・・・




(  ゚ ▽ ゚ ;)コーヒーいれたことないの!?




九楽「初挑戦?初めてなのですか?」


あかね「すみません。実はコーヒーをいれたことがなくて」


九楽「そうだったんですか。覚えてしまえばそんなに難しくありませんよ。では一緒にやってみましょうか?」


あかね「え、でも、それだと九楽さんの邪魔になっちゃいませんか?」


九楽「ははは。ご心配にはおよびません。本当に暇なんです」


あかね「わかりました。よろしくお願いします」






おめでとう!


あかねは『おいしいコーヒーのいれ方』を覚えた!




レベルアップ時に魔法を覚えたみたいな言い方wwwww




あかね「香ばしい、いい香りですね」


九楽「初めてとは思えない、いい味ですよ。同じ豆でも、挽き方と混ぜ方で味と香りが変わります。コーヒーもなかなか奥が深いんですよ」




(楽しいけどいいのかな・・・・遊んでるみたい)




確実に遊んでるね




九楽「ところで桃山君、メノスに襲われた傷はもう回復したのですか?」


あかね「はい。でも、襲われた時の記憶があやふやなんです」


九楽「なるほど。精神的なショックによる一時的な健忘かもしれませんね。検査の結果は異常なかったと聞きましたが、油断は禁物ですね。なにか異常を感じたら、すぐ青山君に報告してください」


あかね「はい。ありがとうございます」






あかねと話している間も、九楽は仕事をテキパキと終わらせていく。




(九楽さんってすごいな・・・・話しながら仕事もしっかりと。暇っていってたけど、じつはすごく大量の仕事をこなしてるし・・・・)




九楽「さて、今日はそろそろ仕事は終わりにします」


あかね「あ、はい。長居してすみません。しかも、何の役にも立てずに」


九楽「桃山君とお話できて、いい気分転換になりました。これからも暇があったら、いつでも遊びに来てください」




(何にもできなかったけど、青山さんになんて報告しようかな・・・・)






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司令室ーー。




あかね「青山さん」


青山「・・・・なるほど。この数値、実に面白い」




ガリレオ、思い出したwwwあれ、面白いよねー




あかね「青山さん?」


青山「メノスも進化していると言う訳か・・・・」






青山はヘッドフォンをして、モニターに向かってとても楽しそうに作業していた。






(青山さんノリノリだ・・・・なんか意外。いったい何を聞いているんだろう?)




あかね「あのー、青山さん?」


青山「・・・・何だ・・・・この数値は・・・・まさか・・・・・・いや、精密検査で異常はなかった・・・・」




(ヘッドフォンしてるから話しかけてもダメか・・・・青山さん相当仕事に集中してるみたいだけど・・・・どうしようかな?)






1:恐る恐る肩を叩いてみる←


2:メノーイエロンを首筋に置く


3:後ろから抱きついてみる






あかねは恐る恐る近づくと、青山の肩をポンと叩いてみた。






青山「・・・・桃山か」






青山はヘッドフォンを外して、あかねの顔を見た。






あかね「邪魔をしてすみません。任務完了の報告に来ました」


青山「おそらく何も手伝うようなことはなかっただろう」


あかね「え?」


青山「少し事務仕事が溜まっていてな。申し訳ないが、君の相手をしてもらった」


あかね「そうなんですか・・・・」


青山「しかし、仕事は参考になっただろう?」


あかね「はい。すごくテキパキしていてびっくりしました」


青山「君の今日の任務は終了だ。君はもう休んでくれ」


あかね「はい。ところで青山さん、どんな音楽を聴いていたんですか?」


青山「たいした物ではない。気にするな」


あかね「だってすごいノリノリでしたよ」


青山「・・・・まったく君には、ほとほと呆れる。だいたい・・・・」




???「マドモアゼルあかね様・・・・どこにいらっしゃるのですか?」




でwwwwたwwwwwww




???「・・・・またあの晩の続きを楽しみましょう・・・・」




あかね「はい・・・・」


青山「桃山、聞いているのか?」


あかね「・・・・え?」


青山「何をボーっとしているんだ」


あかね「今、何か声が聞こえませんでしたか?」


青山「特に何も聞こえなかったがな。それに、この部屋には君と私の2人きりだ」




???「・・・・すでに日は落ちました。夜は我らの時間です・・・」




???「さあ、マドモアゼルあかね様・・・・」




あかね「ジュテーム様・・・・」


青山「桃山?」


あかね「あ・・・・」


青山「今、確かにジュテームの名を呼んだな」




(何だろう・・・・体が熱くなってきた・・・・)




青山「桃山、なぜ顔を赤くしている。私は真面目な話をしているんだ。もっと真剣に聞いてくれ」


あかね「す、すみません・・・」






キュイーーン、キュイーーンッ!!




あかね「エマージェンシーコール!青山さん、行きましょう!」


青山「どこに行くんだ」


あかね「どこって、司令室に決まって・・・・!」


    「・・・・あ」


青山「そうだ。ここにみんなが集まってくる」


あかね「そ、そうでした。すみません・・・・」








まもなく、バタバタと複数の足音が聞こえてきた。






千鳥「みんな、集まってくれたか」


赤木「今日もやっぱりメノスですか?」


千鳥「そうだ。郊外にある製薬会社の工場がメノスによって襲撃されている。現場に急行し、メノスの暴挙を制止してほしい。今回は3Xのジュテームが陣頭司令指揮を取っている。以上だ」






(ジュテーム!この前の・・・・吸血怪人・・・・!)






千鳥「あかねさん、ジュテームがいるけどやれるかい?」


あかね「は、はい・・・・!今日は前回のようには・・・・!」


赤木「よし!話もまとまったようだし出動するか!長官、出動命令お願いします!」


千鳥「それではハートレンジャー出動!みんな頼んだぞ!地球の平和は君たちが守るんだ!」










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前編終了です。後編に続きます。今回は簡易レポにしました(。・ω・)ノ゙




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