街頭募金活動 | がんばるにっき in the US

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アメリカ留学に挑戦!!
NY州の片田舎、極寒の地から世界の大都会NYCに舞台を移して日々発見、日々成長。

前回の日記では散々弱音を吐いてしまって、友達にたくさん励ましてもらってしまいました。

たしかに地震から「もう」2週間。

一番辛い被災地の人たちががんばっているんだから、私だってがんばらなきゃね。



そんなことを思っていた矢先の昨日(木曜日)、前お世話になっていたNY de Volunteerという団体のメーリングリストで送られてきたメールで

今日(金曜日)と明日、Lions Club Internationalを通して街頭募金活動を行う為にボランティアが募られていたので、今日の午前中の部に参加してきましたニコニコ

通りの角に2~3人ずつ立って、2時間半に渡り募金活動を行いました。

心ない人の言葉で嫌な思いもしたし、傷つくことも何度かありました。

でも、それ以上に感じたのは人の温かさ。

最初はお金がちゃんと集まるか不安だったけれど、ぽつ、ぽつ、と募金をしてくれる人が出てきて、あっという間に募金箱いっぱいのお金が!

一度通り過ぎて、少し考えてまた戻ってきてお金を入れてくれる人

お金は入れなかったけれど、「がんばってね」って声をかけてくれた人

クールにぽいっと10ドル札を入れていってくれた人

クラクションを鳴らして私を呼び寄せ、お金を入れてくれたタクシーやトラックのドライバー

一見全然寄付とかしそうにないのに立ち止まって入れてくれる派手な格好をした若い女の子

自分の生活で精一杯だろうにお金を入れてくれたホームレスの人だっていたそうです。

本当にありがたい。





メディアでは当初より注目度が減ってきて、ああこんな大災害も、もう忘れられるのかな、なんて悲しくなってきていたけれど

人々は忘れてなんかおらず、しっかり応援してくれました。

お金だけじゃなく、その1セント1セントに込められた応援の思いが被災地の方に届けばいいなあと思います。



ちなみにLions Club Internationalでは、集めた義捐金の100%が日本のライオンズクラブ(おそらく東北の方の支部)に送られるそうです。

この募金活動を仕切っておられた方は岩手県出身で、やはり実家の方の被害は酷かったらしいです。

だからこそ凍える寒さの中、毎日のように募金活動に精を入れられているんですね。

どうか、少しでも被災者の方の助けになりますように。