ウスギのススメ | 内山雅人のブログ

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私は今日も半袖シャツに夏ズボン、薄いジャケット一枚です。
そして、少なくとも日常的には、年間を通じてコートを着ません。
そんな私から厚着しすぎの皆様へ薄着のススメです。
 
「そんな変なヤツの話など聞いてられない」・・まあまあまあまあ、そうおっしゃらずに(笑)。
 
体温調節は、脳幹にある間脳内の視床下部というところで行われ、自律神経、即ち交感神経と副交感神経が司っています。
 
交感神経は、体が活発に動いているときに副交感神経は、その逆の時に働きます。
つまり体温を上げようとする活動をするときは交感神経優位な状態、体温を下げようとするときは副交感神経が優位になるのです。
 
一日中身体を動かすことの少ない現代人は、ちょっと寒くなると、すぐ厚着をして保温に走ります。朝、電車に乗っていると、毛布を巻いているのと同じくらい着膨れしている方も少なからずおります。
この状態は、これから仕事にむけて活動する際に働いて欲しい交感神経ではなく、休息や睡眠に向けた副交感神経の働きを促進します。
つまり、生理的には体温を下げる働きを促進してしまうのです。
なので、そのままオフィスに行って暖かい部屋で仕事を始めても、休息モードですから能率も上がらないしやる気も出ません。
何より自ら身体を温めようとする機能が低下しますので、抵抗力も落ちてくるでしょう。
 
もちろん、身体は本当に冷えてはいけません。なので、身体を自分で温めた方が良いのです。
そのためには、厚着ではなく、薄着で活動量を増やすことです。
都内では木枯らしの道端以外の場所では、実はそれほど底冷えする場所もないので、例えば、エスカレーターを使わない、早歩きをする、という決まりを自らに課しただけでも、十分暮らしていけます。
そして寝る際は、十分に保温をしてあげます。
 
それにより、交感神経と副交感神経のチェンジがしやすい身体ができますので、抵抗力も増して、簡単には風邪もひかなくなったという実感があります。
 
冬は自身の体の能力調整する良い機会です。
そのためには、できうる限り、自力で体温調節をできる環境を用意する、即ち薄着が良いのです。

 

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