海に憧れて
怖い一面も
たくさん
知ってるのに
あの日
大切な友達も
亡くしたのに
それでも
その姿に憧れる
眩しい太陽
青い空
もくもくの白い雲
この色の重なりが
私は一番好きだから
その色を
無性に見たくなる
船に乗ろう！
何時の日からか
そう思っていた
小学生のとき
小笠原まで
大冒険に出た
そう！
その時からかもしれない
気がついたら
横浜のとある
マリーナにいた
船に乗らない？
船長からの
招待だった
地上からの
見慣れた景色が
船上からは
まるで
違って見える
空も海も風までも
全てが新鮮で
ドキドキしながら
わくわくしながら
少しの不安を持ちながら
真っ白な船体の上に
私がいる
その日の感動は
今でも忘れない
多分
きっと
一生忘れない
大きな橋の下をくぐり抜け
賑やかな声の先へ
船は航跡を描きながら進む
目の前の
のっぽのシンボルタワー
見慣れた景色
いつも通る風景に
急いで
シャッターを切る
私のお気に入りの
大好きなキリンを見上げた時
ふっと
アメリカで眺めたコンテナを
思い出した
あ～やっぱり綺麗
あの頃の
気持ちが蘇る
海と空がとても似ていた
揺れる水面を
跳ぶように進む
キラキラの水しぶきをあげ
トビウオのように跳ねる
対岸の岸で
何度も練習する船長
少しの風でも
着岸できない
もどかしい
それでも
飽きる事なく挑む
侵入角度
自己満足の世界
体で覚えるしかない間隔
何度もチャレンジする姿は
格好いい
夢を叶える難しさと
夢を持ち続ける心と
両方のバランスをとりながら
長年の夢を叶える瞬間
それは例えようがない
幸せな瞬間
そして
その感動がまた
新たな出会いを生む
心に秘めた想いを
話せる喜び
そのお互いの想いを
知れば知るほど
そして
共有したときの充実感
彼女の想いを知ったとき
涙がこみ上げてくる
１人じゃないよ
大海原の風に
不安や寂しさを
喜びと優しさに変えて
そして深い愛に
その想いを伝えていこう
船上の２人は
とっても輝いて見えた
キラキラの水面に
２人の笑顔が映る
揺れる船内で
体幹を鍛えながら
笑い合う２人の姿が
微笑ましい
そして
江ノ島が遠ざかる
ちょっぴり羨ましいな
とっても
素敵な出会いだった
船長ありがとう
２人が
一つの夢を叶えた瞬間
思い出が増えた
青い色は
空と海とに別れて
まるで鏡のように
その澄んだ青を映し出し
私の心に
また一つの希望を
与えてくれる
大好きな気持ちが
こみ上げて
大海原に輝く太陽に向かって
新たな夢を語る
私はその
たくさんの大好きに囲まれ
夢が叶った瞬間
とても幸せだと
心から想った
夢はやっぱり
たくさん見よう～♪
そして
一つずつ叶えていこう