昨日は、十和田食材を堪能しに、
丸の内センチュリーコート、ロゼット へ。
十和田産ひめますのマリネ。
黒にんにく添え。
十和田ガーリックポーク、りんごソース。
デザート盛り合わせ。
青森・十和田の素材を堪能しました。
こちらのレストラン、
サービスも雰囲気もとても素敵!
気の良い所で打合せすると、
良いアイディアもバンバン出てくる!
早速昨日から、
りんごの花で新メニューも登場し、
新しいアイディアも続々。
もっと青森の食材の良さを多くの人に知ってほしい!
そして、地元の生産者の皆さんは、自信を持ってほしい!
と思えた素敵なランチタイムでした。
☆★
さて今日の本題。
今も忘れられない、出来ごと。
以前、冷凍食品の商品企画・開発をしていた時。
とあるお豆腐屋さんが、
斬新なネーミングの豆腐を発売し、
豆腐業界では異例の
大ヒットになったことがありました。
☆★
その時に、やはり開発担当者としては
流行りのモノは知っておかなければ!
ということで、
一通りの商品を購入し、
グループ全員で試食したことがあります。
その会社は従来の(安いイメージの)
豆腐も販売していましたが、
豆乳をたっぷり使用した、
濃厚なタイプの豆腐を、
適正な価格で売り出すために、
斬新なネーミングで
消費者の興味を引こうとして販売したのが、
時代の波に乗って、
大ブームになったという感じでした。
ちなみに、その頃はまだ
ツイッターもフェイスブックもなかったはず。
ブログがやっと立ち上がり、
まだまだ雑誌やテレビの影響が大きい時でした。
そして、デパ地下がブームになっていたころ。
開発メンバー皆で、商品を試食し、
意見交換をしていた際、
ある人が言い放った言葉。
「こんなの本来の豆腐じゃない。
(私は全く認められない。)」
これを聞いて私はびっくりしました。
だって、売れている商品を分析しているのに、
何で売れているかを考えずに、
「本来の豆腐」と違うらから理解できないとか、
何で?!
その頃は豆腐が安売りされて、
豆腐屋さんの廃業が増えていて、
どの会社も生き残りに必死だった。
そんな中、その豆腐屋さんは
若者にも受ける斬新なネーミングや
パッケージで話題になり、
一気に売上も利益も上がったはず。
今もそのお豆腐屋さんも商品も健在です。
だから、商品開発担当者としては、
●なんで売れているのか?
味なのか、
ネーミングなのか、
宣伝方法なのか、
パッケージの見栄えなのか、
時代背景なのか、
そんなことを掘り下げ、
その売れている理由を
自分の商品開発に活かすために、
流行りの商品を購入して
分析する必要があると思うのです。
それを、
自分は受け入れられない!!
と言ってしまったら、
そこで全てが終わってしまう。。
☆★
「時代に合わせて変化する」
というのが長く続くための、
大切な要素だと思っているので、
今も新しい情報をどんどん
取り入れようと思っているし、
自分と違う考え方の人も
否定せず、
なんでこう考えるんだろう?
と考えることから
新たな発見が産まれると思っています。
※違う考え方を押しつけられるのは嫌ですが。。。
新しい技術がどんどん出てきて、
1年ひと昔ぐらいの早さになっている時代、
「そんなのは理解できない!」
と言っているとどんどん
時代から取り残されて
衰退していってしまうと
自分に言い聞かせています。
☆
タイトルの答えをまだ言っていませんでしたが
長くなったのでまた次回に。