今日の、日経MJ・わき出す地域パワーは

太宰治の生家斜陽館の話題でした。


以下日経MJより抜粋


青森県北西部、津軽半島にある

五所川原市では、

6月19日から22日にかけての週末、

満室になるホテル・旅館が相次いだ。

これは8月上旬の立倭武多祭りを除けば

珍しい。


これは、昭和初期に活躍した

地元出身の文豪、

太宰治の生誕100周年行事が

集中したため。


・銅像除幕式

・走れメロスマラソン

・太宰治検定

など


検定には、222人が参加。

うち39人が県外からの参加。


検定実行委員長の対馬克正さんは

「太宰観光」を地域活性化に

つなげる道筋が見えてきた。」

と手ごたえを感じている。


検定は来年6月も実施される。


太宰検定で、満点を取った人には、

斜陽館の入館料を

1年間無料にする。


太宰は本名を

津島修治といい、

現在は五所川原市と合併した、

旧金木村の大地主の家に生まれた。



五所川原市の中心部と、

斜陽館がある金木地区は

約10Km離れているが、

金木に偏りがちな

太宰ファンの「聖地巡礼」を

市中心部にも呼び込みたいと

考えている。




さらに、新しい取り組みとして、

金木地域全体で、

太宰作品や

津軽の伝統文化にふれてもらう

「太宰治ミュージアム」構想も

すすめている。


来年12月には

東北新幹線が青森市まで

伸びるため、

首都圏から津軽地域への

アクセスは

格段によくなる。


青森県も新幹線延伸を

にらんだ有力な

観光資源として、

太宰ブームが持続するように

支援していく考えだ。