先週、参加した

安部司さんのセミナー

聞いていて、

以前、働いていた漬物工場と、

惣菜工場での出来事を

色々思い出しました。


そして、

セミナーを聞いている

周囲の方のリアクションを見て、

こういうことを知らないんだ!

と、気づき、

少しでも、私の経験を

伝えることで、

皆さんにも、

食の実態について、

知っていただきたいと

思いました(*^.^*)

 

というわけで、

 

前置きが長くなりましたが、

今回は、

保存料について書きます。

 

漬物工場では、品質管理室員として、

 

働いておりました。

 

品質管理としての仕事のひとつとして、

 

保存料である、「ソルビン酸カリウム」を

計量し現場に渡す。

と言う業務と、

「ソルビン酸カリウム」の使用量(濃度)を

計測し、記録する。

という業務がありました。

 

 

入社当時は、

 

 

「なぜ、他にも色々添加物を使っているのに

ソルビン酸カリウムだけ、こんなに

厳重に取り扱っているんだろう?」

 

「なぜ、他の添加物は濃度を

 

計ったりしないのだろう?」

 

などの、疑問も特に持たず、

 

業務の一環として

ただ、たんたんとこなしていました。

 

 

そんな、ある日・・・・

 

 

冬になると、

私は、毎年手が荒れて

あかぎれが出来てしまいます。

 

そんな中、

 

通常業務として、

「ソルビン酸カリウム」を

計量していました。

 

 

そしたら( ̄□ ̄;)

 

 

 

あかぎれの所に

 

ソルビン酸カリウムがついてしまい

とってもしみるんです(。>0<。)

 

私は、その時

愕然としました(((゜д゜;)))

 

だって、

 

オキシドールを傷口につけたときに

しみて、痛いですよね。

 

それと同じなんです。

 

 

つまり、ソルビン酸カリウムで

 

傷口が殺菌されている( ̄□ ̄;)!!

ということ。

 

つまり、つまり

 

ソルビン酸カリウムは殺菌剤なので、

それを漬物に入れると、

細菌が育たないから日持ちがするんです。

 

だから、

 

お国で、使用基準が細かく

決められており、

基準を超えて使用した業者は

注意を受けるのです。

 

(ソルビン酸カリウムを

 

使用しても良い商品と、

その使用量などは

こちらのHPで

分かりやすく、

まとめてありますので、

興味のある方はご覧ください。)

 

ソルビン酸カリウムの正体を

 

身をもって知った私は、

その後、

ソルビン酸カリウムが入っている商品を

商品を一切食べなくなりました。

 

その文字を見るたびに

 

傷口にしみた時の

衝撃がよみがえってきます((>д<))

 

それでも、業者は

 

日持ちをさせるために

その添加物を使用し、

消費者は、日持ちがして

便利ということから

その漬物を購入します。