桃の節句は邪気祓い | mahalo*aloha

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今日は新暦3月3日の「ひな祭り」雛人形

この数年何故かこの日は沖縄滞在が多かったのですが久しぶりに東京にいるので久しぶりに玄関にお雛様を飾りました雛人形

 

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私の初節句のお雛様なのでもうこれもアンティークの域キラキラ

人生を感じます…照れ

 

さて、この3月3日の「ひな祭り」は「桃の節句」とも言われますが、正しくは上巳(じょうし、じょうみ)の節句と言います。

3月の初めの巳の日という意味ですが、のち3日に定まり、また、ちょうど桃の季節なので「桃の節句」という可愛い名が浸透しましたが、あれ?今って桃の季節??桜

そうです。節句は旧暦なので新暦の3月3日だとまだ桃は咲いていません。

今年の旧暦3月3日は4月11日なのでそのころなら桃の花も満開(気候変動で今はちょっと遅いかな?)ですね。

 

また、古代中国では、桃は邪気を払う仙木とされていました。

そのため、上巳の節句(ひな祭り)には、魔よけや厄除けとして、桃の花を清酒に浸した「桃花酒(とうかしゅ)」が飲まれていたそうです。桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じる縁起の良いお酒で、後にこの桃花酒に替えて日本では入手しやすい白酒になったとか聞いた記憶が…(間違っていたら失礼)

 

つまり、雛人形も桃の花も邪気払いがメインの目的桜雛人形

そして「ひな祭り」の食べ物としては、雛霰や菱餅に並んで今メジャーになっているのは何故か桜餅ですが、本来食べらていたものは「草餅」

しかもヨモギではなく「母子草(ハハコグサ)」を使った草餅だったのでちょっと苦かったそう。なのでいつのまにかヨモギを使った草餅になり、それが今は多分色が桃を連想するし可愛いから桜餅なのでしょう…

 

なので私はヨモギを使った草大福を本日のおやつに…照れ

お茶はこの時期になると飲みたくなるルピシアの白桃烏龍茶

 

 

楽天では出てこなかったけどこんなペットボトルドリンク発見目

飲んでみたいかも…

 

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上差しのお雛様はリビングに飾っているのですが、私が昔トールペイントにはまっていたころ作ったもの

これももう四半世紀くらい経ちますが色褪せないし今でも飾れるのが凄い

そして敷いてあるのが毛氈ではないけれど数年前にテーブルウェアフェスティバルで見つけた毛氈風ランチョンマット下差し

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お道具も刺繍されていてお気に入りです照れ

 

そんなわけで、とにかく邪気を祓いまくる!

のがひな祭りであり、桃の節句であり、上巳の節句というわけです。

これは私の想像なのですが、昔は女の子(特に貴族とか身分高い系の人々)は出世の足掛かり(帝とか将軍とか尊い殿方に嫁がせることでその家が出世できる)だったので、呪いをかけられないよう?美しく成長するよう親も必死で願ったのではないでしょうか

 

今はそんなに出世とかそういうのはないけれど、娘が健やかに成長し、幸せであって欲しいと願う親の気持ちは変わらないですよね桜

 

私は娘がいないので、息子の子(つまり孫)が女の子だったらいいなぁ~ラブとかも思いますが、こんな世の中ですから、先ずは息子が元気で幸せでいてくれたらそれでいいです。

 

そして私がこの先も健康で幸せでいられるよう今日は自分の邪気祓いに勤しみます~照れお団子お茶