トラピスチヌ修道院を後にして、お昼まではまだ時間があるので元町方面へ
元町エリアは、函館港を望む坂沿いに、世界各国の領事館や教会が建てられた歴史があり、異国情緒あふれる街並みが今もそのまま残っています
美しい街並み、ゆっくりと散策したら楽しいと思いますが、この時期は寒いし積雪しかも坂道なので街並みはドライブ、行きたいところだけピンポイントで行くことになります
先ずは函館ハリストス正教会へ
階段凍結で危険なため正門は閉鎖中
西門から入ります
函館ハリストス正教会の歴史は、1861(文久元)年に青年だった聖ニコライがロシアから付属聖堂付司祭として来函し、その後日本で最初に正教会(キリスト教の教派の一つ、東方正教会とも言う)を伝えました。
彼は1872(明治5)年に東京に移り、日本全国で正教会の伝道を始めました⇒東京復活大聖堂(お茶の水ニコライ堂)の建設
実は我が家はこのハリストス正教の信徒で義父の葬儀はお茶の水のニコライ堂で正教の方式にて執り行いました
義父母は信徒ですが、私たち夫婦そして息子はまだ洗礼を受けていないので正式な信徒ではありません。
私は一時期義父からの勧めもあり、教会の勉強会にも通っていたのですがこの正教という宗教がなかなか難しくてすっかり挫折
今後どうするべきか悩んでいるところです
狙っていったわけではないのですが、やはりご縁があるのかちょうど日曜日の奉神礼の時間で、私たちも参祷させて戴くことが出来ました
教会内はもちろん撮影禁止なので写真はありませんが、規模こそニコライ堂よりは小さいものの、歴史を感じる荘厳な教会でした。
正教ではお香をたくさん焚くのですが、その香りは東京と同じで、久しぶりに嗅いだその香りは懐かしさと同時に、義父の事や、難しくて悩んだ学びの日々の事を思い出しました
教会を出てお庭へ、雪の白さに心が洗われるようです
聖堂内の売店でポストカードを購入しました
夫と「洗礼どうしようかね~」などと結構重めな会話もしつつ、明確な答えが出ないまま。
時間もお昼を過ぎお腹も良い感じに空いてきたので、函館駅前の朝市に向かいました。
しかし、ずっと海鮮三昧でそろそろ飽きてきた(なんと贅沢な!)のと、釧路に比べると函館の海鮮は観光客価格なのか結構高く感じたり…で朝市では蟹饅頭を食べ歩きしたくらい
それより寒さもあり温かいもの食べたいよね…ということで「函館塩ラーメン」をランチにしました
あまり移動したくなかったのでJR駅内のあじさいへ
あとで調べたら沖縄(北谷のイオン)にも支店があってびっくり
函館から羽田への便は19時台なのでまだまだ時間たっぷり
食事のあとはまたまた元町近辺を歩くことにしました
多分次でおしまい