今年の5月はとても暑くなると聞いていたものの・・・

台風の後、梅雨に入るのかと思いきや、

6月に入ってもとても爽やかな日が続いています。

 

と言っても、これから夏に向けてまだまだ心配です。

 

ぴょん太が倒れた2018年は、春からずっと蒸し暑い日が続いて、

本当にしんどかったのを覚えています。

 

気候変動で、子どもたちの運命が左右される気がして、なんとも言えない気持ちになります。

 

もう、今の子どもたちに、ぴょん太のように苦しい思いをしてほしくない・・・

子供さんが成長期で、学校に行きにくくなっているというようなお話を聞くと、

「ゆっくり休ませた方がいいよ。」

「東洋医学がいいよ。」

「栄養療法のクリニックも行った方がいいよ。」

・・・と、ついついお節介おばさんになってしまいます^^;

 

 

ぴょん太はお陰様で、

学校もバイトも楽しく行っています。

毎日、朝から出かけて、学校から帰ったら、おやつを食べてすぐにバイトに向かい、

帰るのは21時過ぎです。

 

とても楽しそうではあるのですが、

活力に満ちてるという感じではないです^^;

だるだるな感じの大学生です^^;

本人は元気なつもりなのですが、

怠いのが普通になっていて、トランポリンで宙返りしていた頃のような、

体が軽いという感覚は、もう忘れているようにも思います。

 

 

病気をしてから、確実に変わってしまったこと・・・

・ 片付けができない・・・

 これは、意識して(仕事など)気をつければできるのですが、

家の中では昔のように自然にはできないようです。

(昔から、そんなきっちりというわけではなかったけど、

ある程度、置き場所、もとへ戻すは習慣づいていたと思います。)

 

今は、物の置き場に神経を使うのが面倒・・・

物を探すのが面倒・・・って感じに見えます^^;

自分の身体の隅々、先々までに気が行かない・・・

まだ、エネルギーが行き届いていないように感じています。

(興味のあることはできるけど、興味のないことにはエネルギーが行かないということなのかもしれません。)

 

小学校のときは、普通にできていたことが、今はできなくなっているのです。

 

例えば・・・

・ 筆圧が弱くなった。

 前は、濃くきちんと書けていた字が、今は、きれいに書こうと思うと、意識して、ゆっくでないと書けない・・・

 大学では、ノートはパソコン入力なので、困ってはいないようですが・・・

 

 

本来あったはずのぴょん太・・・

これは、病気や怪我で障害を負ってしまった子を持つ親に共通する気持ちだと思うのですが・・・

本来なら・・・本当なら・・・と思ってしまうときがあるのです。

 

そういうことを思ってしまうと、本当に心が痛みます。

けれども、ここまで元気なれたことに感謝していきたいです。

 

 

思春期病をこの世から無くすために、

私なりにできることは、

『小児慢性疲労症候群の概念』を広めること、

東洋医学、栄養療法、自然療法、運動療法の必要性を訴えていくことだと感じています。

 

前回の続き・・・

 

三池輝久先生著 『「学校」が生きる力を奪う』より・・・

 

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保護者ならびに学校関係者各位殿

 

子どもたちの疲労状態を踏まえ、あなた方に以下のような対応をしていただくようにお願いしたい。

 

A. 予防的対策

 

上記の、慢性疲労の背景にある条件を改善すればよいことになる。

子どもたちが生活している共通条件に関しての対応には長期的な展望が必要であるが、すぐにでも改善できることとしては以下のようなものがある

 

1.子どものときから、夜ふかし型生活を身につけないこと。

日常の睡眠時間を十分にとるように家族で話し合っておくこと。

 

2.土日に義務を与えないこと。 例:少なくとも部活はしない

土日に負荷を与えないことについては、追加条件2を改善することにもつながる。

もっとも重要で、効果が期待できることとして、子どもたちの「自己抑制的よい子の生活」の開放があげられる。たとえば、

 

3.子どもたちどうし、子どもと先生、家族と子どもの意思の疎通を十分にはかることができるようなカリキュラムを考えることにより、スムーズな人間関係の学習と孤独感、隔離感からの緊張緩和をはかる取り組みは有効であると考えられる。

これについては、学級崩壊の現場でおこなわれた子どもたちへの取り組みのなかにヒントがある。

 

4.子どもたちのメンタルケアシステムを開発し、自分では解決できない悩みを抱えた子どもたちのこころの開放への手助けをはかることが大事である。

これまでのいわゆる身体検査では、検尿による腎臓検診、心電図による心臓検診などにより、身体の健康が守られてきた。

今後は身体検査と同様に、こころの健康がしっかりと把握されることが大事である。

子どもたちの最大のストレスである人間関係のスムーズなあり方をサポートすることも可能になるであろう。

 

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2024.6.4