この春休みは、嘘のように規則正しく元気にしているぴょん太ですが、

来週から心機一転、単位制の3年生が始まります。

今週は、オリエンテーションがあります。

 

今のところ、「行く。」と言っていますが、

正直、これまでの経験上、当日の朝まで安心できない私です(-_-;)

 

行かないなら行かないでいいのです。

 

ただ、行く気満々だったのに、当日豹変する・・・

ぴょん太の葛藤を見るのが辛いし、

私の心の持ちようが、まだ自分で掴めていなくて、しんどいのです(-_-;)

 

 

今、これまでのブログを振り返ると

本当にぴょん太の葛藤、脅威との攻防が思い出され、

本当に苦しくなります。

また、私がもっと早くわかってやりたかったと・・・

私の対応がもっと違っていれば、ぴょん太の心の傷、脳の傷を深めずにすんだのではないかと悔やまれます。

 

例えば・・・

 

 

 

 

この時は、本当に怖かったです。

私が、「・・・さすがに(受験の)準備をしていかないと・・・」と言った途端、

突然横になり、本当に眠りだし、

また、起こそうとしても、白目を向いて、両目の眼球が左右に動き出すのですから・・・(T_T)

 

ぴょん太は無意識なのです。

脳が、勝手に脅威からぴょん太を守ろうとするのではないかと。

 

結局、昼夜逆転も、同じ原理なのかもと・・・

脅威から逃れたいために、脳が学校の時間帯を避ける体内リズムにしていくのかもとと・・・

 

 

学校が始まって、もしまた、ぴょん太が、学校を回避するような気配を見せたら、

PTSDに明るい精神科かカウンセラーのところへ行った方がいいかもと思っています。

 

 

複雑性PTSDの治療ですが、

 

CPTSD | 精神科 | 医療法人社団奏愛会 | 信愛クリニック (shinai-clinic.com)

 

 

コピーさせていただきますが、

ここでは、

『CPTSDの治療は、簡単ではありません。何かひとつをすればよいものではありません。
色々な次元で様々なことに取り組み続ける結果、確実に患者さんは前進します。・・・

 

と書かれた上で、以下のことが提示されています。

 

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安全基地の確立

まずは、等身大の自分を曝け出して良いのだ、
と安心できる『安全基地』としての医療の場が必要です。
こんな感情も吐き出して良いのだ、
こんな気持ちを言葉にして伝えても大丈夫なのだ、
何があってもジャッジされない、
自分の存在を支え続けてくれる場が、癒しに必要です。

感情ワーク

人は気づかないうちに、感情を麻痺させています。
CPTSDの患者さんは、感情爆発が激しい一方で、
自分の心の内側にどんな感情があるのか、把握が難しいことが多いのです。
自分が受けてきた無数の心の傷に対して、悲しみと怒りを身体ごと表現し、
気持ちを言語化して語り、それを受け止めてもらいつつ、
愛されなかった現実をじっくりと感じてゆく過程が、人をトラウマから解放します。

インナーチャイルドケア

インナーチャイルドが癒しの鍵です。
インナーチャイルドとは、誰の心の中にもいる、『内なる子供』です。
感情や、強い想いのほとんどをインナーチャイルドが担っているものです。
CPTSDではインナーチャイルドが傷ついているので、
インナーチャイルドをじっくりと、繊細に、
継続的にケアしてゆくことが治療の根幹を成します。

親ワーク

親から受けた心の傷が大多数を占めるCPTSDの治療では、
親との関係を深く見直してゆく過程が欠かせません。
ときには現在の親と向き合って、
これまでになかった会話や関係性の構築に取り組むこともあります。

EMDR

現代精神医療で確立されたトラウマ治療技法です。
技術を要しますが、熟練した医師や心理士が行った場合、
短時間でフラッシュバックが消失するなど、
顕著な効果を生むことも可能です。
ただし万能のツールでは決してなく、
繊細な準備と治療者との信頼関係が必須になります。
現在の日本では高度なEMDRを提供している施設は少ないのが現状です。

精神療法

認知行動療法を中心とした精神療法で、
まずはCPTSDの原因となった事象の整理から始まり、
徐々に現実と向き合い、心的外傷を癒すものです。
長期的な治療になります。

EMDR

Eye Movement Desensitization and Reprocessingの頭文字で、
適応的情報処理に基いた、エビデンスのある心理療法です。
眼球運動を行うことで、脳に対して直接的な刺激を送ります。
結果、脳本来の情報処理能力を活性化させることで、心的外傷を癒すものです。
EMDRはあくまでも患者の脳が本来持っている力を引き出すためのものなので、
マインドコントロールのリスクが低い点や、ストレスが少ない点が特徴です。

マインドフルネス

自分の心理状態、感情、体性感覚を、いまここで深く捉え、
在るがままにジャッジすることなく受け入れて、
健全な自己愛を育成してゆく過程をマインドフルネスアプローチといいます。
解離症状をもつ患者さんに特に有用であり、CPTSDの治療に欠かせないものです。
様々な治療が米国を中心に開発されてきましたが、
日本ではその導入と発達は遅れています。
自律神経を整え、瞑想技術を習得するだけでなく、
今ここの気づきと意識を開発することは、メンタルケアに欠かせません。

セルフコンパッション

自分を深く知り、ネガティブな側面も含めて受け入れ、
在りのままの自分を受容することを目指します。
意識を自分に向けるだけでなく、他者を人として観る訓練を続け、
人とつながる感覚を養います。
自己否定を乗り越え、自分に対して真に親切に温かく接することを目指します。

認知行動療法

有名な認知行動療法(CBT)ですが、やみくもに実施しても効果につながりません。
CPTSDの場合は、根強い自己否定を、じっくりと確実にCBTで抑えこみながら、
その隙に感情ワークに取り組む、といった立体的な用法が必要です。
他の治療法との組み合わせが効果的なのです。

感情調整と対人コミュニケーション

表現とコミュニケーションを磨き、問題を乗り越え、
人との間に信頼を積み上げる言動とは?を探求し続けます。

栄養療法

潜在的な鉄欠乏は若い女性の7割以上にみられます。
鉄欠乏は不安を増悪し、意欲と集中力を削ぎます。
亜鉛欠乏は、気分を落ち込ませ、活力を奪います。
ビタミン欠乏はメンタルコンディションを大きく阻害します。
そして反応性の低血糖は想像以上に私達の心理に影響を及ぼしています。
食事栄養を適切に摂り、サプリメントを個別に適切に補給し、腸内環境を整え、
個々の体質にあった運動を継続し、ボディーワークを取り入れます。

投薬

投薬治療も行いますが、患者さんのコンディションを最低限整えることが目的です。
治療の基本は上述した各種療法の統合的実施です。
CPTSDは通院して薬をもらえばよいものではなく、
患者さんと医療者がチームをつくって長期的かつ精力的な取り組みを続けることになります。

 

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ぴょん太の場合、

これまでの回復していく過程にあたって、

 

●安全基地の確立(家庭を落ち着ける場所にする。通信制高校。友達の助け)

 

●親ワーク(この5年間で私の子育て観根底から覆された^^;)

(起立性、CCFSの子どもたちは、親の気持ちをとても察するので、

親の学校へ行ってほしいという思いだけでもストレスになるということもわかりました。)

 

●マインドフルネス(ツーリング・サイクリング・旅行など)

 

●栄養療法

 

●漢方薬

 

 

は、してきたよなぁ・・・と

これらは、回復にあたり、必須だったなぁ・・・と感じています。

 

なので、その他の治療法・・・

EMDRや、認知行動療法などをその専門の方に指導してもらえるなら、

何かしら回復が見込めるのかも・・・と感じています。