2024.6.18追記

この記事を書いた当時は漢方専門の病院に行っていなかったため、

漢方薬については手探り状態でした。

当時、補中益気湯と加味逍遙散の併用で、効果を感じたのですが

しばらくして、ぴょん太、鼻血を出すようになり、肝臓の値も高くなったので

すぐに停止しました。

メラトニンとプロポリスなどサプリも飲ませていたので、肝臓への負担が大きかったのかもしれません。

===============

 

 

週末、台風が過ぎてから、今週は秋晴れが続いています。

 

前回、『抗糖化』について書いてから、次は『血流異常の改善』について書きたいと思いつつ、

何だかバタバタと日にちが経ってしまって、ちょっと頭が混乱しています。

 

ぴょん太は、メラトニンを飲みだしてから、生活リズムは安定していますが、

学校が、緊急事態宣言下の現在、登校の日と、リモートの日が混在するため、

その切替が心身共に難しいように感じます。

 

アナフィラキシーで、2日休んでから、気持ち的に、少し後退してしまったように見受けられした。

 

先週は、台風の影響も受け、顔色があまり良くなく、体調はイマイチでした。

 

(けれども、リモート授業は受け、課題も取り組んでいましたし、放課後は出かけたりしていました。)

 

 

『抗糖化』について・・・

ぴょん太が食後にしんどくなることがあると書きましたが・・・

それで、永田先生が提案してくださってることを実践したいと思っていますが、

ぴょん太は、好きなものから食べるのが癖になっているし、

なかなか思い通りにならない現実・・・(-_-;)

(何度も、「野菜から食べよ。」と言い聞かせますが^^;)

私も、野菜から順番に出そうと思いますが、ついつい、ワンプレートで出すことも多く^^;

 

食前にお酢を飲んだり、毎回酢の物を出すのもなかなかできず・・・

なんとか、ぴょん太にとって良い方法はないかと考えていました。

 

思うと、ぴょん太、朝ごはんの後は、あまり低血糖の症状は出ないのです・・・

 

なんでかな?・・・と考えると、朝は必ず漢方薬を飲むからではないかと・・・

(漢方薬には、抗酸化・抗糖化作用があるのではないかと・・・)

 

ぴょん太、朝起きてからか、朝食前に、補中益気湯と四物血行散と大高酵素を飲んでいました。

 

そして、夜ご飯を食べてから、メラトニンを飲むまでに、加味逍遥散を飲んでいました。

 

ぴょん太にとって、漢方を飲むのはそれで、精一杯だと思っていたのです。

 

けれども、考えてみると、ぴょん太は、私より巨大な体になっているし、絶対的に薬の量が足りていないのではないかと感じました・・・

 

ちゃんと、日に3回、食前に飲む方が効果があるし、抗糖化のためにも良いのではないかと感じました。

 

それで、なんとなく、『補中益気湯 加味逍遥散 併用』と検索してみると、

このような文献が出てきました。

 

31C-10 慢性疲労症候群に対する補中益気湯と加味逍遥散の併用療法に関する検討 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)

 

digidepo_10947502_po_ART0002039338.pdf (ndl.go.jp)

 

 

この文献は、1997年のものということで、もう古くなっている情報かもしれませんが、

補中益気湯と加味逍遥散の併用は悪くないのではないかと感じ、

ぴょん太に、一度、この組み合わせで、しっかり、日に3回飲んでみようと提案しました。

 

すると、まあ、しぶしぶですが、夜に両方飲んで、寝る前にメラトニンを飲んで寝ました。

 

すると、日曜の朝ですが、台風が過ぎたせいもあると思うのですが、

口笛を吹いて降りてきました。

「昨日より全然気分いいわ。」と言いました(@_@;)

 

それで、本人も効果を実感したのか、それから嫌がらず、食前に補中益気湯と加味逍遥散の2包飲むことができています。

 

 

それで、今朝は、久しぶりの登校でしたが、

(パッと起きることはまだ無理ですが)私が手伝うこともほとんどなく、

機嫌よく、出かけて行きました(@_@;)

 

お天気が良いせいもあると思うのですが、

これで、もう少し、様子を見て行こうかなと思います。

 

 

 

それから、このような文献もありました。

2010pim.pdf (fuksi-kagk-u.ac.jp)

 

 

CFSの患者は、生活リズムが安定していないため、なかなか日に3回薬を飲むのが難しい。

それで、補中益気湯の日に2回服用タイプで、検証してみた・・・という文献です。

 

PS(パフォーマンスステータス)・疲労の程度・臨床症状・NK活性について、比較的高い改善率が示されたとあります。

 

今更ですが、もっと早くから、しっかり日に3回飲ませておけば良かったのかも・・・と改めて反省(-_-;)

 

でも、この文献で言われている通り、リズムが整わないと、また、本人にその気がないと、日に3回はなかなか難しい・・・

 

けれども、糖化を抑えるためという意識を持つと、私も、忘れずに飲ませられるような気がします(多分・・・^^;)。

 

それから、悪化した例もあるということで、すべての人に当てはまるわけではないし、

PS7の人は投与後も7だっということで、重症者には、補中益気湯だけでは、全然足りないのだと思います。

 

ぴょん太の場合、最初は、加味帰脾湯で効果を感じたので、もしかしたら、補中益気湯と加味帰脾湯の併用をもっとしっかりできたらよかったのかもしれません。

 

 

それと、改めて書きますが、ここでは、疲労・倦怠の程度の段階として、PS0からPS9と分けられています。

 

===================================

 

PS0:倦怠感なく平常の社会生活を行うことができ、制限を受けることなく行動できる。

PS1:通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、疲労感を感ずるときがしばしばである。

PS2:通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、全身倦怠感のため、しばしば休息が必要である。

PS3:全身倦怠感のため、月に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休養が必要である。

PS4:全身倦怠感のため、週に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休養が必要である。

PS5:通常の社会生活や労働は困難である。軽作業は可能であるが、週のうち数日は自宅にて休養が必要である。

PS6:調子の良い日には軽作業が可能であるが、週のうち50%以上は自宅にて休息している。

PS7:身の回りのことはでき、介助も不要であるが、通常の社会生活や軽労働は不可能である。

PS8:身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助がいり、日中の50%以上は就寝している。

PS9:身の回りのこともできず、常に介助がいり、終日就床を必要としている。

 

===================================

 

思い返せば、ぴょん太は、発症時PS9。一年かけて、PS6・・・

それから、2年以上かけて、やっと、PS4~PS3といったところでしょうか・・・

 

 

PS0目指して、諦めないでやっていきたいと思います。