■ まとめ

 総合評価 D (要治療)

  顕著な栄養障害が見受けられます。専門医、または専門カウンセラーへご相談の上、本格的な栄養療法を受けられることをお奨めします。

 

■ 血液検査解析結果(注意度 重度)

 

・アルカリフォスファターゼ  196 IU/L  ↑↑

  肝臓の負担、インスリン抵抗性、ビタミンB6不足、赤血球の膜が弱くなっていることなどが疑われます。(やっぱり肝臓の負担?ぴょん太青あざできやすい(@_@;))

  骨の代謝が亢進している場合も上昇します。(成長期?)

 

・血清鉄  173 μg/dl  ↑↑

  鉄分の過剰を意味するものではありません。肝臓に負担がかかっている、あるいは体内の酸化ストレスが亢進して細胞膜が弱くなっている可能性があります。タンパク質やビタミンEの適応です。(やっぱり肝臓弱ってる(・・;?)

 

・FT3:遊離トリヨードサイロニン  4.6 pg/ml  ↑↑

  甲状腺に軽度の機能障害を認めます。他の項目と併せて総合的に判断します。

  甲状腺刺激ホルモンの産生には、鉄、亜鉛、マグネシウムが関与します。

  (鉄、亜鉛不足のせい??)

 

・FT4遊離サイロキシン  1.83 ng/dl  ↑↑

  軽度の甲状腺ホルモンの分泌亢進を疑います。

  他のデータや症状などと総合的に判断します。

  甲状腺刺激ホルモンの産生には、鉄、亜鉛、マグネシウムが関与します。

  (鉄、亜鉛不足のせい??)

 

・A/G  1.5  ↓↓

  アルブミン/グロブリンの比が減少しており、主に総合的な栄養欠乏が原因でアルブミンが減少していることを示します。

  アルブミンが不足すると、薬や栄養の効果の低下、組織の水分調整に支障が生じます。   (なので、なかなか栄養が摂り込めないし、熱中症になりやすい(・・;)?)

 

・フェリチン  67 ng/ml  ↓↓

  貯蔵鉄が重度に不足です。(2年で40しか増えてない(T_T))

  疲労感・頭痛・抑うつ感・易感染性・消化吸収機能の不調など多くの症状の原因になります。

  鉄の摂取不足だけでなく、タンパク質を始めとする総合的な栄養欠乏が重度であると予想します。

 

・白血球像:好中球  37.9 % ↓↓

  炎症や急性感染症の可能性の他、ストレスの影響を受けている可能性もあります。

  ストレスは、喫煙、気温、交感神経の興奮、月経や陣痛などが考えられます。

  白血球数やリンパ球との比率から評価します。

  (ストレス・・・(-_-;))

 

・Zn/Cu  0.8  ↓↓

  重度の亜鉛欠乏です。((T_T))

  亜鉛は多くの酵素活性に関係する他、細胞分裂に深く関係する重要なミネラルで、不足すると皮膚の代謝が妨げられる等の影響があります。

  味覚障害も有名な欠乏症状です。

  (肝臓が弱っていても亜鉛不足になるらしい(・・;))

 

・グリコアルブミン  12.9 %  ↓↓

  血糖値の平均が低くなっています。

  糖質の摂取不足ではなく、血糖調節異常を疑います。

  糖質は、長期間にわたって過剰に摂取していると、代謝の異常が起こります。

  ビタミンB群が不足している場合もあります。

  (糖、炭水化物の摂り過ぎ^^;?)