そう。
続きだ。
書いてやる。
店員さんに焼きスキというメニューをオススメされた。
もちろん、
罵声と共に一蹴してやった。
と言うのは冗談半分で注文してやりましたわ。
すき焼き風味のたれに霜降りの薄切り肉を浸したものと薬味がきた。
ほんで店員さんが焼きますのでの一言。
ファイアーコントローラーの俺達を目の前にしてよくもまぁそんな発言ができたものだと思ったよ。
まぁええかと、久々の再会だったのでとりあえずパイセンの悪口を酒の肴にして盛り上がり、店員さんが薄切り肉を焼き、薬味をクルリンパって感じで巻いて御一緒されてきた生卵にダイブし、絡めて食うた。
うんまい。
ほんでまた、パイセンの悪口に花を咲かせながら次の肉を待っていた。
だが、待てど暮らせど次を焼いてくれない。
業を煮やしてパイセンの悪口を言いまくってたら二枚目からは自分達で焼くスタイルだと気付いた。
つまりフリースタイルってことだった。
あまりにパイセンの悪口に夢中だったので店員さんの手さばきを見てなかったのでどんな感じで焼きゃええのか分からんかった。
一瞬にして栗東に初めて行ったときのようなアウェイ感に包まれた。
だが逆境のカリデカことAKOがやりまっせとの一言。
その頼もしい一言に感動して俺はこう言った。
黙れ。
ってな。
そしてAKOは黙々ともくもく上がるスモークと格闘しながらクルリンパした。
焼き加減は抜群。
こいつの方が旨かった。
さすがはファイアーコントローラーだけある。
そして俺は素直にこう言った。
早く次を焼けってな。
つづく
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