https://www.amazon.co.jp/NHK%E3%80%8C100%E5%88%86de%E5%90%8D%E8%91%97%E3%80%8D%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%B4%AB%E5%BC%8F%E9%83%A8-%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E-NHK%E3%80%8C100%E5%88%86-de%E5%90%8D%E8%91%97%E3%80%8D%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4140816759/ref=zg_bs_g_507480_sccl_4/357-9268373-2713456?psc=1

 

 

NHK「100分de名著」ブックス 紫式部 源氏物語 (NHK「100分 de名著」ブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2015/12/23

 

世界最古の長編小説で、その後の日本文学の流れを決定づけた『源氏物語』。表層と深層の両面から精緻に描かれた、愛と権力をめぐる人の欲望や因果は、優雅でありながら深く暗い影を落とす。いつの世も変わらぬ生の悲哀と葛藤を、尽きせぬ豊穣な物語世界から味わう。特別章「和歌でたどる源氏物語」収載。

 

  • 出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2015/12/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/12/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 168ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4140816759
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4140816752
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.4 x 18.9 cm
1,100円
 
 
↑を今日1/10amazonに注文
買い物ついでに本屋を覗いてみたけど古い本なのでもちろんなかったが
大河ドラマ関連で関連する本があるかと思ったが意外と少なくてこの本を買う参考にはあまりならんかった。
 
この本は1100円だがこのシリーズは600円ぐらいじゃなかったかな?と思ったが
いつものシリーズと違うみたい
↓は2012年発行の100分de名著のいつものシリーズみたい
 
人類の偉大な遺産である古今東西の名著の魅力を、25分×4回の100分で解説する番組の人気テキスト。ご好評いただき2年目に突入です。
■テキスト 月刊(25日頃発売)

紫式部『源氏物語』 
1000年変わらぬ人間の欲望と苦悩
日本文学の流れを決定づけた大作として不動の地位を誇る『源氏物語』。いつの世も変わらない生の悲哀と葛藤を、尽きせぬ豊穣な物語世界から味わう。
 
  • 出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2012/3/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/3/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ムック ‏ : ‎ 112ページ
 
 
2015年発行の新しいのは168ページで2012年のこれは112ページ
 
本屋には違う題材のいつものシリーズの600円ぐらいのとお高い1,000円ぐらいの似たやつがあったので少しは参考にはなった。

 

 

 

↓はNHKの100分de名著のほおむぺいじ

 

 

 

 

おもわく。

紫式部「源氏物語」

今回は、4月に放送され、好評を博した「源氏物語」をアンコール放送します。
源氏物語はこれまで、様々な関連本が出されています。様々なまとめ方があり、登場人物ごとに紹介したり、全体像を図鑑のようにまとめたりしています。しかしあまりにも長い物語であるため、ポイントを絞って要約することがなかなか出来ない作品でもあります。ですので今回は、的確なポイントを設定することに苦心しました。
例えば、光源氏とは一体どういう男なのか?を知りたいと思った場合、本やネットなどで調べると、イケメンでセレブで女を全力で愛することが出来て・・などなどが書かれていますが、何だか分かったような分からないような、非現実的な感じすらしてしまいます。
そこで第1回では「コンプレックスを抱えたさびしい男」としての側面に光をあて、光源氏が、愛に何を求めていたのかを探ることにしました。
源氏物語は、決して甘い恋愛物語ではありません。人生の現実を鋭く描いた、骨太な人間ドラマです。そこで現代に生きる私たちにも共感できる心理描写にスポットを当てて、テーマを絞り込みました。全4回、全て現代性のある切り口を心がけています。
また番組では、テキストの内容をさらに分かりやすくすると共に、テキストにはない情報も数多く取りあげています。最大の見所は、新しく司会を勤める伊集院光さんのテンポ良く鋭い突っ込み。難解な源氏物語がぐっと身近に感じられると思います。お楽しみに!

 

第1回 光源氏のコンプレックス

【放送時間】
2012年4月4日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
【再放送】
2012年4月11日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2012年4月11日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
2012年7月4日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
2012年7月11日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2012年7月11日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
※放送時間は変更される場合があります
【ゲスト講師】
三田村雅子(上智大学文学部教授)

聡明で美しい光源氏は、天皇になるはずの能力と血筋を持った男だった。しかし母の身分が低かったことから源氏という臣下の地位にされてしまう。そのため光源氏は、不遇感から強い上昇志向を持つようになり、それが天皇の后など身分の高い女性との禁断の恋に結びついていく。第1回では、光源氏のコンプレックスにスポットをあてる。さらに、単なる恋物語ではなく、政治小説としての側面も解説、源氏物語の全体像を明らかにする。

 

第2回 あきらめる女 あきらめない女

【放送時間】
2012年4月11日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
【再放送】
2012年4月18日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2012年4月18日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
2012年7月11日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
2012年7月18日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2012年7月18日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
※放送時間は変更される場合があります
【ゲスト講師】
三田村雅子(上智大学文学部教授)

源氏物語には様々なタイプの女性が登場する。年上インテリ女性が抱える苦悩が描かれた六条御息所。愛されながらも子供がない悲しさを感じる紫の上。晩年には母親としての幸せを手に入れる明石の君。男から愛されることを選ぶか、それとも母として生きることを選ぶか。物語の女たちは、悩みながら生きる。人生、全てを手に入れることはできず、何かをあきらめなくてはならない・・。第2回では、女にとっての、あきらめの意味を探っていく。

名著、げすとこらむ。ゲスト講師:三田村雅子「想いは届けられるか」

 

第3回 体面に縛られる男たち

【放送時間】
2012年4月18日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
【再放送】
2012年4月25日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2012年4月25日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
2012年7月18日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
2012年7月25日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2012年7月25日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
※放送時間は変更される場合があります
【ゲスト講師】
三田村雅子(上智大学文学部教授)
【特別ゲスト】
林望(作家)

人生の後半、光源氏は政治の表舞台で栄華を極める。しかしこのあたりから光源氏にも老いが目立ち始め、若いときと違って、女を自由に出来なくなる。新たに迎えた妻・女三の宮は、源氏よりも若い柏木の子を宿してしまい、ひそかに思いを寄せていた玉鬘も寝取られ、長年連れ添った紫の上までもが別れたいと言い出す。第3回では光源氏の晩年を描く。そして世間的な体面を気にしながらも、女に執着する男の未練と弱さを見つめていく。

もっと源氏物語

 

第4回 夢を見られない若者たち

【放送時間】
2012年4月25日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
【再放送】
2012年5月2日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2012年5月2日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
2012年7月25日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
2012年8月1日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2012年8月1日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
※放送時間は変更される場合があります
【ゲスト講師】
三田村雅子(上智大学文学部教授)
【特別ゲスト】
香山リカ(精神科医)

光源氏の死後、物語はその息子や孫たちが主人公となる。彼らは、幼いころから恵まれた環境に育った。そのため父と異なり、野心を持つことが出来ず、生きる強さに欠けていた。女を全力で愛することが出来ない男の恋は、互いのすれ違いを生み、新たな悲劇へと発展してしまう。最終回では「宇治十帖」を中心に、夢見ることを忘れてしまった草食系男子たちの心の奥底を見つめるとともに、現代の恋愛事情との共通点を探っていく。

NHKテレビテキスト「100分 de 名著」はこちら

○NHKテレビテキスト「100分 de 名著」
紫式部『源氏物語』2012年4月
2012年3月24日発売
定価550円(本体524円)

 

こぼれ話。

「源氏物語」こぼれ話

番組担当のNプロデューサーです。「源氏物語」のアンコール放送、いかがでしたでしょうか。
バブル絶頂期の学生時代、ディスコ(懐かしい響き・・)では壁にへばりついているだけで、ぼんやりとお立ち台を眺めることしか出来なかったこの私にとって、大胆きわまりない光源氏様はあまりにも縁遠い存在でした。そのため今回のシリーズでは、源氏の魅力だけでなく、その弱さにも注目する内容にしたいと思い、制作をスタートさせました。
私は最初に番組のコンセプトを決める立場なのですが、それを実際に形にするのはもっと大変です。そもそも源氏と私たちとでは、暮らしている世界が違いすぎます。「帝(みかど)になれない」ことにコンプレックスを抱く人というのは、そうめったにいるものではありません。しかし自分が冷遇されているという割り切れない気持ちならば、理解できるはず・・そのように考え、現代人にも共感出来るよう、説明の言葉を選びながら解釈を加えていきました。
巨大長編をわずか100分で説明するのは無謀とも言える企てでしたが、無理な要求に応えて下さったディレクターなどの番組スタッフ、そして何より講師役の三田村先生に感謝しております。
アンコール放送は、年間2回(変更の可能性もあります)の予定で、8月シリーズは再び新作になります。どうかお楽しみに。

 

 

 

 

源氏物語は昔から興味はあったが難しそうだし長いしで敬遠してた。

たぶん、20歳ぐらいの時に文庫本で買おうかと迷ったことがある。

与謝野晶子翻訳と谷崎潤一郎翻訳で迷ってパラパラ見て

うーん、難しそう

そのうち忘れてしまってた。

今回、紫式部が大河ドラマになるので興味が再燃して調べてると100分de名著があったので↑の本を注文したという流れ

よかったら与謝野晶子か谷崎さんかどちらかの本を買うつもり

 

 

 

 

今年こそ『源氏物語』…あなたが選ぶ現代語訳は?

男性的な与謝野源氏、関西の女語り意識した谷崎源氏

 

 それでは他の現代語訳の特徴はどのようなところにあるのか。まず明治から大正にかけての与謝野晶子『新訳源氏物語』(金尾文淵堂、1912―13年)はダイジェスト訳だが、晶子晩年の『新新訳源氏物語』(同、38―39年)は全訳である。

 

 

与謝野源氏はいずれも口語体で、主語を入れ、敬語を省いた短文で書かれている。男性的で歯切れが良く、入門編としてふさわしい。晶子が狙ったのは、『源氏物語』の精神は生かしつつも、古風な女語りの文体から距離を置き、近代小説として再生させるところにあった。

なお『新新訳』は戦後、河出書房の日本文学全集に加えられて大ヒットし、谷崎源氏と並んで現代語訳の双璧と言われた。現在は角川文庫のほかにネットでも見ることができ、無料で読めるのも魅力である。

 

 

 谷崎潤一郎の三つの現代語訳は、原文の敬語を生かして丁寧語を多用し、継ぎ目のない長文で主語も入らず、初心者にはやや難しい。しかし、読解力のある読者にとっては、魅力ある訳である。関西の女語りを意識した、流麗な雅文体の訳で、谷崎にとっての理想の日本語の文体を追求したともいえる。

 戦前の『潤一郎訳源氏物語』(中央公論社、39―41年)では時節柄、天皇家の不敬に当たる部分を3か所削除した。戦後の『潤一郎新訳源氏物語』(同、51―53年)はそれを正し、その後の『潤一郎新々訳源氏物語』(同、64―65年)は、旧仮名や旧漢字を読みやすく改めたものである。

(略)

 

 

どちらもamazonで売ってて与謝野晶子のは全3冊で一冊1,000円前後

谷崎潤一郎のは全5冊で一冊1,100円

 

与謝野晶子の本は読んだことはないが谷崎潤一郎は何冊か持ってて文章は難しいが美しい文章で読むのに疲れるが快感みたいなところがある。