100分de名著 ボーヴォワール“老い” [新](1)「老いは不意打ちである」[解][字]

 

 

 

 

 

6/30 (水) 12:00 ~ 12:25 (25分) 
NHKEテレ1

「老い」が書かれた70年代、消費社会が極まり生産性のない「老人」が疎外されているのに全く語られることはなかった。だからこそ「老い」をとらえ直す必要があるという。

番組詳細

ボーヴォワールは「第二の性」で女は社会的、歴史的に作られた存在だと論じ女性が社会のなかで搾取されていると説いた。同じ手法で「老い」に着手し老人もまた社会から疎外された存在であると説く。「老い」が書かれた1970年代、消費社会が極まり生産性のない「老人」が疎外されているのに、全く語られることはなかった。だからこそ「老い」をとらえ直す必要があるという。第一回は、人類にとって「老い」とは何かを考える。

【講師】東京大学名誉教授…上野千鶴子,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】筒井真理子,【語り】目黒泉

 

 

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老いに関心があったので月曜日夜にNHKEテレビで放送されてたがその時は見たいのが他にあったので再放送があるので見たい方を先にみて水曜日朝の再放送をネットをやりながらの録画しながら見てなかなかよかったので後でじっくりまた見てみる。

 

今朝は4回放送の1回目

来週月曜日夜に2回目の放送

 

ちなみにこの番組はわりと見てて

何年か前に「フランケンシュタイン」

こないだ「カラマーゾフの兄弟」

ついこないだw「金閣寺」は4回全部みた。

惑星ソラリスの原作も見たけど途中で脱落したんかな?

 

老いとは関係ないけどついでなのでw

 

惑星ソラリスの主題曲のyoutube↓

あららw

 

 

 

 

この動画はいいので↓に紹介 クリックしてyoutubeへ飛ぶ 上の動画を再生できませんをクリックしてもyoutubeへ飛ぶんだったかな?

 

 

久ぶりに見たけど泣けてくる。

このシーンがこの映画で一番好きなところ

オリジナルのバッハのオルガン演奏のコラールはバッハ全集を持ってるので持ってる。

全集なのでこの曲を探すのは大変だがw

バッハのオルガン曲では小フーガと同じぐらい好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓NHKのオフィシャルサイトから

 

 

 

月曜日/午後10時25分~10時50分 <再>水曜日/午前5時30分~5時55分、午後0時~0時25分(Eテレ)

 

 

「老い」

 

おもわく。

「人生100年時代」が到来し、100歳まで生きる人生に備えよ、といわれている現代。平均寿命は、10年前と比べるとおよそ3年延びました。65歳以上は人口の3割で、4人にひとりは高齢者という社会を私たちは生きています。これは、人類が初めて遭遇する事態といえます。このテーマにいち早く手をつけ、多角的に「老い」の姿をとらえたのが、哲学者・作家のシモーヌ・ド・ボーヴォワール(1908-1986)です。彼女が62歳の時に書いたのが「老い」。フェミニズムの代表作「第二の性」と並ぶ名著として知られている本です。

「第二の性」では、女は女であるが故に人間性を疎外された存在であると論じましたが、「老い」のなかでも老人が老い故に人間性から疎外された存在だと説きます。女も老人も社会から「疎外された存在」なのです。自身が女であることから「第二の性」を書き、老いの始まりに立って「老い」を描く…当事者として書かずにはいられなかった切実な書物なのです。

ボーヴォワールは、「老齢は我々を不意にとらえる」と書きます。老いとは他者から指摘されて知る、認めがたいものなのです。この「老い」から目をそらさずに、外部(生物学的、歴史的、社会的見地)からと、内部(老いの発見と受容)からの両面で、徹底的に「老い」を論じていきます。その筆は見過ごされがちな老人の性にも及び、老人=情欲から解放された清らかな存在という、ステレオタイプの老人像を容赦なく打ち砕きます。

「老い」が書かれてから半世紀。高度資本主義社会が到来し老人は増え続けていますが、相変わらず、生産性の低い者たちとして蔑視され続けています。そんな中で、ボーヴォワールはどのようなヒントを私たちに与えてくれるのか? 番組では、自らも「老い」の問題を思索し続ける、社会学者の上野千鶴子さん(東京大学名誉教授)を指南役に迎え、「人間にとって老いとは何か」「老いを疎外しない社会はどうしたら作れるのか」といった普遍的なテーマを考えていきます。

 

第1回 老いは不意打ちである

【放送時間】
2021年6月28日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】
2021年6月30日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年6月30日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
※放送時間は変更される場合があります
【指南役】

ボーヴォワールは「第二の性」で、女とは社会的、歴史的に作られた存在だと論じ、女性が社会のなかで、搾取されていると説いた。同じ手法で「老い」に着手し、老人もまた社会から疎外された存在であると説く。「老い」が書かれた1970年代、消費社会が極まり生産性のない「老人」が疎外されているのにそれについて全く語られることはなかった。だからこそ、「老い」をとらえ直す必要があるという。第一回は、「老いは文明のスキャンダルである」と語るボーヴォワールの視点から、人類にとって「老い」とは何かを考える。

 

第2回 老いに直面したひとびと

【放送時間】
2021年7月5日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】
2021年7月7日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年7月7日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
※放送時間は変更される場合があります
【指南役】
上野千鶴子(東京大学名誉教授・社会学者)
【朗読】
筒井真理子(俳優)
【語り】
目黒泉

著名な作家に対して「60歳を過ぎて書くものは二番煎じのお茶ほどの価値しかない」と喝破するボーヴォワール。作家ばかりではなく、アインシュタインら科学者、チャーチルら政治家など、老いによって創造性や判断力を失った職業人たちが過去の業績にこだわり柔軟さを失っていく姿を容赦なく描き出す。その一方で、90歳近くになっても敢然と平和運動に取り組む哲学者ラッセル、衰えをなんのてらいもなく聴衆にさらすゲーテなど肯定的な老いの姿を描くことも忘れない。第二回は、著名な職業人たちの老いの姿を通して、ひるむことなく「老い」をさらけ出して生きていくことの大切さを考える。

 

第3回 老いと性

【放送時間】
2021年7月12日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】
2021年7月14日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年7月14日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
※放送時間は変更される場合があります
【指南役】
上野千鶴子(東京大学名誉教授・社会学者)
【朗読】
筒井真理子(俳優)
【語り】
目黒泉

フェミニストでもあるボーヴォワールは老人の性にも言及する。男性から見て性的な存在である女性は長らく、自らの性を語ることが許されてこなかった。同じく老人も性から解脱した人間としてとらえられてきた。「老人は純潔であるべき」という道徳に対し彼女は異議申し立てを行う。階級、ジェンダー、生物学的な見地から多角的に分析し、老人に対するステレオタイプの決めつけを否定するのだ。第三回は、40代で年下の男性と恋に落ちたというボーヴォワールならではの視点から、老いても人間は性から解放されないがきちんと向き合う道もあるという、ポジティブな「老人の性」のあり方を伝える。

 

第4回 役に立たなきゃ生きてちゃいかんか!

【放送時間】
2021年7月19日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】
2021年7月21日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年7月21日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
※放送時間は変更される場合があります
【指南役】
上野千鶴子(東京大学名誉教授・社会学者)
【朗読】
筒井真理子(俳優)
【語り】
目黒泉

「老いた人どう処遇するかでその社会の姿がわかる」と考えたボーヴォワール。各国の社会保障制度や年金制度、高齢者施設の在り方などを徹底的に調査した彼女は、現行の制度では、人間の尊厳は踏みにじられていると批判する。更に、先駆的な認知症や安楽死への考察などを交え、数少ない理想的な対策の事例を通して、人間が尊厳をもって老い、死ぬことができるためには何が必要かを徹底気に考えぬくのだ。第四回は、「老いは文明が引き受けるべき課題だ」という視点から、老いてもなお尊厳のある生き方ができる社会とはどんな社会なのかを深く考える。

NHKテレビテキスト「100分 de 名著」はこちら

○NHKテレビテキスト「100分 de 名著」
『老い』 2021年7月
2021年6月21日発売
 
上野千鶴子(東京大学名誉教授・社会学者)
【朗読】
筒井真理子(俳優)
【語り】
目黒泉
 
 
 
 
追記)ボーヴォワールの本「老い」を買おうかと思ったら
 
 

 

 

 

 

上下2巻で上巻が3,080円 下巻が3,300円 合計6,380円

 

うわ! たか!w

 

昔だったら躊躇なく買ってたが今はちょっとなw

 

しかも、amazonで古本のほうが新品より高いしwwwwwwww

 

こういう本は古本はあまりないとは思ってたが新品より高いとはw

 

仕方ないから

 

 

今回の100分de名著の解説を買うかな?

これは600円で今ならどこの本屋でもあるし

少し立ち読みしてから決めよw

 

ちなみに以前、フランケンシュタインの時も100分de名著版を買おうかと思って少し立ち読みして止めたことがある。

フランケンシュタインは角川文庫の原作を持ってるが

ボーヴォワールさんは今まであまり興味がなかったので本的にはかすりもしてない。