2023年12月18日の振り返りです

 

 

 

 

 
カルテ開示した書類が届きました。
 
 
この時通院していた病院では、血液検査の結果は当日渡してくれますが、画像の読影レポートはカルテ開示手続きを取らないと見ることができません。
 
 
患者さんによっては、画像を撮ったその足で、カルテ開示手続きを取って紙の結果をもらう人もいると受付の人が言っていました。
 
 
主治医はもちろん説明はしてくれますが、聞き漏らしたり、記憶違いも出てくると思います。
 
 
メモも取ろうとしましたが、主治医がPCの画像を見ながら説明してくれているので、その説明を見たり聞いたりしながらメモを取るのも私には難しかったです。
 
 
そこで今回、過去の画像診断レポートを確認したくて開示手続きをした訳です。
 
 
 
特に気になるのが12月1日のCT検査で認識した肺結節。
主治医からはあまり気にしなくていいと言われていますが、読影レポートにいつから記載されているか確認しました。
 
 
2022年9月28日の単純CT検査
外側中葉区に気道散布性小粒状影あり、慢性炎症性変化と考えられます

 

 

この時に既に小粒状のモノがあったようです。

次は1年後の今回の読影レポート。

 

 

2023年12月1日の単純CT検査
左肺中葉に4㎜の多角結節がある。前回と比較するとやや増大している。
 
 
レポートには「転移」とは記載されていませんでした。
 
 
まだ小さいし気にしなくていいという主治医の言葉にも納得しますが、でももしそういう事実があるなら、教えてほしかったです。(もしかしたら聞き漏らしていたかもしれませんが)
 
 
それと今回、読影レポートを見て気が付いたのですが、読影する放射線科の先生はたくさんいらっしゃるようですが、あるA先生の読影レポートが、非常に優しいというか評価が甘い気がしました。
 
 
このA先生が「炎症性変化」とレポートした次の検査では別の先生が「転移疑い」と書いていました。
(この「炎症性変化」と書かれたために、私は転移疑いがありながらも、タモキシフェンによる治療を継続したという経緯もあります)
 
 
また別の先生のレポートでは「転移は不変」と書いてあるのに、このA先生の時は「転移は縮小」と書かれていました。


この転移が縮小と聞いて、私がどれほど喜んだか。
でも、結局、最後に撮ったCT検査では当初の大きさより「不変」と出て、腫瘍の大きさは変わっていなかったのですが。
 
 
優しい先生なのかもしれませんが、レポートはなるべく厳し目に書いてもらった方が、患者のためになると思いました。
 
 
そして、今回一緒に診療録も間違って開示していて、コピーされた用紙が病院から届いた封筒から大量にでてきました。
 
 
診療録は特にいらなかったなと思いながら、ふと目にした現主治医のコメントで固まってしまいました真顔真顔真顔
 
 
まだ転移が分かった最初の頃です。
PETCTの結果を夫と一緒に聞きに行った時のコメントにこう書いてありました。
 
 
・不安が強い。説明のたびに眉をひそめる(←私の事)ポーンポーンポーン
・ご主人は冷静。情報提供をして下さる。 笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
 
このコメントを見て、私に対する主治医の印象は「不安が強い人」という認識だったのだなと、これまでの診察室でのやり取りや、少々冷たいと感じた対応を思い出し、一人納得したのでした。
 
 
そして何より気分が悪かったのが、「ご主人は冷静」というコメント部分です。
 
 
そりゃ、ご主人が冷静なのは自分が癌ではないからでしょうムキームキームキー
もし夫自身がステージ4の癌になったら、少しは不安げな様子も見せるのではないでしょうか。
 
 
たくさん患者さんを診ている先生ですから、他の患者さんと比較して「私を不安が強い人」と認識したとは思いますが、夫を「冷静」とコメントするなんて、見る目がないじゃないかと言いようもないイライラが込み上げてきて、思わず長男に診療録を見せたら、大爆笑していました爆笑爆笑爆笑
 
 
他にも現主治医の私に関するコメントが記載されていて、読んでいくうちにガッカリしてすっかり落ち込んでしまいました。
 
 
これから主治医にどんな顔して診察を受けたらいいのか、正直分からなくなってしまいました。
 
 
この時、このまま命のかかったステージ4の治療を、今の主治医を信頼して受け続けられるか真剣に考えはじめたのでした。