最近、続けて友人1人、息子がお世話になっている先生たち2人が癌の宣告を受けました。

 

うち二人は40代。

もう一人は70代。

 

幸いなことに全員手術を受けて回復傾向とのことですが、癌の宣告を受けた人が三人もいるなんて、多い印象を受けます。

 

当たり前ですが状況によって治療方法もみんな違います。

70代の方は息子の習い事の先生で、大腸癌。

見つかった腫瘍が巨大でステージ3という診断でしたが、術前・術後に抗がん剤は必要なしとのことで、術後すぐに仕事復帰。


40代の方はこちらも息子の習い事の先生で、胃がん。

推定ステージ3で胃を全摘で術後抗がん剤予定とのことです。術後の痛みが厳しかったようで、リハビリも相当大変そう。仕事復帰もしばらくかかりそうです。

 

もう一人の40代は高校時代の友人で、乳がん0期で見つかり、全摘手術を受け、乳房再建のためのエキスパンダー入れました。もちろん抗がん剤はなし。

術後も元気です。

この友人は10代で母親を乳がんで亡くしているので、色々苦労しています。

だからこそ癌検診も毎年きちんと受けて、健康に対して非常に意識が高かったため、早期発見に結び付いたと思います。

 

やはり初期で見つかった癌は、治療もシンプルでその後の回復も早いですね。

ただ、大腸癌が見つかった70代の先生はステージ3でしたが、手術のみで超元気。

抗がん剤をしないということに驚きました。

小腸にも浸潤していて小腸の一部も切除したとのことですが、本人も手術だけでいいのかとやや半信半疑のようです。

でも、経過順調で半年ごとにCTを撮って主治医もいるので心配ないと思いますが。

 

癌もできることなら初期の癌で発見され、早期に手術するというのが最も望ましいですね。

 

一気にリアル癌友が増えて、お互い共感することが増えました。特に高校時代の友人とは以前より連絡する頻度も増加して、友情も増したように感じるのは、癌の副産物かもしれません。

 

私が癌になっているので夫にも人間ドックをうけてもらっていますが、人間ドックをしているから自分は健康だと思っているようで普段の生活に無頓着なのが不安になります。

人間ドックといっても特定項目しか受けていないので、他の癌検査も受けてほしいと言っていますが、「大丈夫」と言って受ける気配もありません。

周囲がどんなに意見しても、本人の意識が変わらない限り、どうしようもないのかもしれませんね。