転移疑惑から一転して経過観察となり、ジェットコースターの様に気分が上がったり下がったりしていました。

 

私は術後に服用を始めたタモキシフェンの副作用で、特に鬱症状がひどく出現して、メンタルクリニックを受診していました。

 

処方された薬を飲むと多少は気分も上がってきましたが、効果も長くは続かず、クリニックにも行かなくなって、再び落ち込む日々を過ごしていました。

 

何のために私は生きているのだろうと思い悩み、生きる気力もなく、なんとか子供たちを生かすべく最低限の家事と仕事をこなしていました。

 

身体もとてもだるく、頭も膜が張ったようにぼーっとして、物忘れもひどくて、思考力も低下していたように思えます。

また、私の乳がんは悪性度が比較的高かったので、もしかしたらこのだるさは転移再発ではないかという不安感も強くあり、さらに負のスパイラルに突入してたように思えます。

 

 

そんな中、乳がんの転移疑惑が出現し、平凡な日常が一転しました。

あれだけ苦痛で仕方がなかった毎日が、もしかしたらもう終わってしまうのかもと思った瞬間、私はやっぱり生きていたいと強く思いました。

 

そして、目の前にいるたった5歳の次男を置いてどうして死ねようと生への衝動が強く湧いてきたのです。

 

頭の膜も一気に消え去り、どうしたらこの状況を打開できるかと真剣に考えました。

 

なんとしてでも生き残って子供たちの成長を見届けたいと、それが私の人生の望みなんだと再確認することができ、再び、生きる気力が湧いてきました。

 

ブログを通じて信頼できると思った方たちにアドバイスを求め、様々な有益な情報をいただきました。

また、心配してメッセージをくれたブロ友さんたちもいらっしゃいました。

これほど人とのつながりを有難いと思ったことはありません。

 

そして、治療してくれた先生や支えてくれた家族のためにも、私は乳がんに負けない身体を再構築していくと強く決心しました。

今後はアドバイスいただいた情報を元に乳がんに負けない身体を作っていこうと思っています。