2019年12月20日
両側手術をしているので寝返りが打てず、ずっと仰臥位だったので、背中と腰が痛すぎてもう限界でした。
朝、6時頃看護師さんが来て、
「今日、動けますよ。歩けるようなら尿カテーテル取って歩いてみましょう。」と言って、まずは足のマッサージ機を取り除いてくれました。
これでずいぶん楽になりました。
ベッドの角度を上げ、座位の姿勢になります。
多少頭がくらくらしますが、これなら大丈夫そう。
さあ、歩こうと手すりをつかんで起き上がろうとしますが、両側の脇が痛くて力が入らず…。
看護師さんに起こしてもらってゆっくりゆっくり歩いてみました。
ちょっとフラフラしますが、お腹を切った手術の時より腰に力が入り楽です。
私は両側乳がんの手術をしたので、両方の腋の下からドレーンが飛び出ています。
ポシェットを片側に1つずつ、計2つをぶら下げて歩きました。
これなら大丈夫とのことで尿道カテーテル、手の点滴用の針も取ってもらい、ずいぶんすっきりしました。
その中ですごく痛いのが、リンパ節を郭清した左側のドレーンのところ。
ここがずっと痛くて痛くて、動かす度に激痛です。
右の部分切除した方はほとんど痛みなく、痛みの強い左手に代わって大活躍です。
右腕、こんなに動かしてもいいのかなと心配になりましたが、日常生活程度の動作ならいいですよ、とのことだったので、痛みがひどくならない程度に使っていました。
そして、驚いたのが朝食です。
術後1日目で、もう普通食。
消化器系の癌じゃないから術後の回復は早いですよ、と麻酔科の先生から聞いていましたが、食事が普通で驚きました。
1日絶食してたので、食欲もあり完食。
少しずつ歩行距離も伸ばして積極的に動いてみる。
ただ、看護師さんから腕の方はまだ積極的な運動は避けて下さいと言われました。
午後から父が来ましたが、予想以上に元気だと驚かれました。
夕方になる頃には体力もずいぶん回復しましたが、リンパ節郭清した左側は痛く、1日3回のロキソニンだけでは間に合わなかったので、間にカロナールも処方してもらい、痛みも楽になりました。