入院前準備で睡眠不足のフラフラ状態のまま、次男を初保育園に義母と送っていきました。


次男は何かを察してか、保育園で別れる時、強く私にしがみつき、むせび泣きました。


こんな風に泣いたのをはじめてみたので、もう私も泣いてしまいたい位苦しかったけど、次男を無理やり引き離しました。
どうか10日間、頑張って…。


そうこうして、つきそいの夫と病院に着いたのは指定時刻を30分も遅れた11:30頃でした。


入院受付もかなり混んでいて、病棟に上がって説明を受けている間に、部分切除をする側にマーキングするためのエコーに呼ばれました。


右側に赤いマジックで2センチ位の丸を付けられました。


それが終わると病棟案内です。
同日入院した二人の方と一緒に回りました。


病棟を一周すると160歩になるらしく、動けるようになったらリハビリがてら歩くことを進められました。


病棟案内が終わると部屋で病院食のお昼を食べました。
夫はそこで帰宅。
夫は仕事を1日休んでくれたので、義母と一緒に次男を保育園にお迎えに行ってくれるとのことでした。
きっと次男も安心することでしょう。


少し荷物の整理などしていると、センチネルリンパ節検査のための注射に呼ばれました。


私は両側なので、左右1回ずつ、計2回乳房の腫瘍近くに注射をされました。
すごく痛いと聞いていたので、どれだけ痛いのかかなり心配でしたが、チクっとした痛みだけでそれほど痛くありませんでした。


それから2時間後に撮影、そして麻酔科医との面談をし、今日のスケジュールは全て終了しました。


けっこうタイトなスケジュールで、物思いにふけっている時間もなく、今の私にはその忙しさが有りがたかったです。


入浴、食事、先生や看護師さんの回診の後、病院の売店へ一緒に手術する人と手術で使うT字帯や紙ショーツを買いに行きました。


そして、夜9時以降は、病院指定のOS-1とアルジネートウォーター以外は禁止となりました。


連日の睡眠不足で夜の消灯を心待にしていましたが、私は今回、四人部屋に入院したため、周囲の人の寝返りやイビキが気になってなかなか眠りにつくことができませんでした。


耳栓も用意したのですが、性能があまり良くなかったのか、あまり役にはたちませんでしたえーん


おまけにお向かいのベッドの人はその日手術が終わったばかりで、看護師さんの見回りの懐中時計の明かりや声がけ、足のマッサージのプシュープシューという音が気になって眠れず、またまた寝不足な夜を過ごしたのでした。