ある日、自分で左胸を何気なく触っていた時のことです。
これまで触れたことのないような固いビー玉より少し大き目のしこりが、乳首のすぐ脇の左胸の外側上部にあることを認識しました。
一瞬、乳腺?と思いましたが、明らかに硬さが違います。
まさか・・・。乳がん?
いや、でも、がんにしてはちょっとこれでは大きすぎるのでは?と、一瞬にして心拍数が上昇するのを感じました。
どこかで以前、しこりは一円玉より小さなうちに発見しましょう、というのを読んだことがありましたが、これは明らかにそれと同じかやや大きめのような気がしました。
これ、もし乳がんだったらかなり成長しているのではと恐怖心も出てきました。
でも、よく触ればなんとなく柔らかい腫瘤だし、やっぱりこれは乳腺だと、正常性バイアスが作動し始めましたが、念のため夫に一緒に確認してもらいました。
最初はよく分からないと言っていた夫も、「あ、何か触れる。」と夫もしこりを認識しました。
これは一応病院に行った方がいいと、夫に後押しされ、翌日、近くにある総合病院の乳腺外科に、次男を連れて行くことにしたのでした。