やっと、私自身が首から刺していた点滴が外れ
シャワーを浴びる事が可能になり帝王切開の痛みも
少しずつ慣れてきた頃でした。
その日は、母が少し外に行こうと言い
本当は行動範囲は
病棟内でしたが看護師さん達も車椅子でならと許可を出していただき 売店と病院の外へ少しの間出ました。
娘を産んでから、時間が止まったかのようで
外に出た時にちょうど、お散歩中で歩いていた
保育園の子供たちをみてやっと涙が溢れました。
娘はあんなに歩けないかもしれない。
なんで、神様は手だけじゃなく足にも。
私だけで十分でしょう。
子どもにはどうか五体満足の人生を送らせてあげたかった。
正直、そう思いました。
そして、隣にいた母の事を思いました。
母は私を産んだ時、何を思ったのだろう。
何を思い育ててくれたんだろ。と、、、、
すると、涙を流す私に母が一言。
「歩けなくてもいいよ。歩ける事が全てではない」と。
私は、もっと涙が溢れました。
すると、
「いっぱい泣いて思った事口にした方がいいよ」
「他人からしたら母親なのにと思われるようなことでも育てて行くのはあなたなんだから、実際に障がい者を育てる立場の人しかわからない苦しみがある」と
母は、きっと私を育てる中でたくさんそういう思いをしてきたのかな?と。
いつか、私も自責の念よりも娘を産んで幸せだ。と思う日が来るのかな。と
目の前が真っ暗なトンネルにをひたすら前に進む。
そんな感情でした。。。
この日、私は娘を初めて抱きました。
娘を見る事ができなかった私に
母が「一度抱けばわかる」
そう言って、私の上に娘を乗せました。
初めて抱いた日の事は一生忘れる事はないでしょう。。。