ママの不思議 | さようなら、大好き

さようなら、大好き

大切な人を過労自死で亡くした死別シングルです

子供たちに背中を押され
少しづつ前へ進む日常を綴っています。

「死」をとても怖がるウチの子は

「もしこうなったら」「もし災害が来たら」と言う話をよくする

 

先日も

「ママは津波が来たらどこへ逃げる?」と聞いてくるので

 

真顔「う~ん、別にもういいかな」

 

ウインク「え?!逃げないの?」

 

真顔「子供たちの事は気になるけど、あなたが

ある程度大人になっていたらもうね~、この世に未練はないかな~」

 

ウインク「ママって死ぬ事を怖がらないよね」

 

真顔「うん、別に怖くないかな、子供たちをのこしていくのは

悲しいけどね。」

 

ウインク「ママは生きる事をとても楽しんでるように見えるんだけど」

 

真顔「うん!楽しいよ!」

 

ウインク「生きる事が楽しいのに

人生が終わる事は嫌じゃないのかな~って

いつもとっても不思議に思うの」

 

真顔「そういえば、そうね~・・・。」

 

私もちょっとよくわからなくて子供にちゃんと説明は出来なかった

 

「生きるのが楽しいのに生きる事に執着がない」

これって何だか自分でも不思議

 

亡夫の事があってから私の持つ死生観が変わったのか

元々そうだったのか?死ぬ事はそんなに怖くない

 

取りあえず

 

ウインク「生きる事が楽しいんなら頑張って生きてよ!

私ママが居なくなったら耐えられない」

 

真顔「おお!わかった、わかった頑張りますよ」と

この話はおしまい

 

自分の中でもこの「不思議」の謎は??だけど

私が生きる事を楽しんいる様に見えると言うのは

今まで頑張ってきて良かったなと思う

 

「早くお迎えが来て欲しい」「生きるのが辛い」と

思う事もあったけど

子供達には「生きるって楽しい、素晴らしい」と思って欲しかったから

まずは自身の背中を見せるべく歯を食いしばってきた

時間薬、周囲に恵まれた事、色んな事が絡みあって

今、楽しく過ごせている

 

子供達にも未来を向いて人生を楽しんで欲しい

もし、私が居なくなっても・・・。

(あ、まだまだ私は生きるつもりですけどね)