サム:浦井健治
モリー(Wキャスト):星風まどか/竹内 夢
カール(Wキャスト):鈴木拡樹/太田基裕
オダ・メイ:森 公美子
辰巳智秋 元榮菜摘 飯塚萌木 輝馬 加賀谷真聡
伊宮理恵 大谷紗蘭 坂口杏奈 千葉恵佑 友部柚里
畑中竜也 焙煎功一 広瀬斗史輝 福永悠二 吉田彩美 (五十音順)
初演2018年 再演2021年 そして今回再再演。
初演、再演ともモリーは咲妃みゆさん、初演カールは平間壮一さん、再演は水田航生さんで見ています。
そして今回はモリーは星風まどかさん、カールは太田基裕さん。
劇場は北千住のシアター1010。初めての劇場でしたが、観やすい劇場でした。
今回は大千秋楽。
シアタークリエよりこちらの方が家から近いし、せっかくなので大千秋楽を見たくでこの日を選びました。
開演。
照明があたった瞬間に、「あーこれ」って思い出しました。この作品、照明が綺麗なんですよね。
初演も、再演も1回しか観ていないのですが、その割には覚えている作品です。物語も分かりやすく、観やすい作品だと思います。
良い意味で今回観ても感じることは基本変わっていないと思います。
芝居も歌もアクションも演出も、心を動かされる。
「愛すること」
「闘うことをあきらめないこと(ここは今回新たに感じたことかな)」
そして「大切なことは、言葉にして『今』伝えることの大切さ」当たり前のことのようだけど、それが沁みるように伝わってくる。
大千秋楽とあって、森クミさんのオダ・メイのショーの場面はかなり盛り上がってました。
この作品は、超常現象の場面も、人が表現します。
幽体離脱や、悪いことをした人が闇に吸い込まれる所など。
原作は30年以上も前の映画ですし、CGなどで見せるより、人が演じるからの面白さが、この作品には合っていると思います。私はこの演出が好きです。
浦井さんのサム。
白いシャツがよく似合う。この役は格好良いです。再演を繰り返し、変わったところはあるけど、良い意味で変わらない。
歌も芝居も表情もアクションも豊かな表現に、今回も引き込まれました。
彼の舞台姿を生で観るの約5ヶ月ぶり。
その間も放映されたデスノートを何度も見たり、鬼滅の刃の配信は見たりしましたが、やっぱり生で観るのはいい。
自分の死の原因がカールだと知った時の怒りや絶望。ここ観ていた時かな、ああ役者としての彼が好きだなあと改めて感じていました。
カールは太田基裕さん。
今まで見たカールの中で、最初から、サムを騙してやろうという隙が見えていた気がしました。
サムの最初のテンション、こんなに高かったかな?と思っていたのですが、太田さんのカールだと、サムがこのテンションだから、カールの悪の気持ちに気が付かなかったのかな。そんなバランスなのかなと途中から思いました。
そして、カールが死んで闇に吸い込まれる所。サムは思わず手を差し伸べます。今回は助けようとすると意識より、人として反射的に手が出たように感じました。
自分を裏切った相手なのに。それでも、目の前で人が闇に落ちていくのを観た瞬間、身体が動いてしまう。
サムという人間の優しさがあの一瞬に出ていたように感じました。
大千秋楽ということで、出演者から挨拶が。太田さん、星風さん、森公美子さんときて、次はと思いや ‥「本日はありがとうございました」の挨拶に。
え!!! 主演の挨拶は?となりました。
どなたか突っ込んでくれることもなく、結局はその後のカーテンコールでも挨拶なく。私は浦井さんの挨拶が聞きたかったのよ。
舞台そのもので充分満足ですけど、でも大千秋楽だからこそ、主演の挨拶が聞きたかった。
次回こういう時は挨拶を聞かせてねと思いました。
