シェイクスピアダークコメディ交互上演「終わりよければすべてよし」
1ヶ月に及ぶ公演の大千穐楽。
進化が凄かった。
楽しかったなあ。そして千穐楽ということもあるのか、皆さん自由、白熱。
中でも立川ラフュー卿がのりのり。亀田ペーローレスとの場面、もともと楽しい場面だけど、顔を真っ赤にして更に白熱。70すぎると疲れる‥と観客に語り、客席から拍手。寝っ転がったペーローレスに拍手されてるよと言われ(笑)、受ける亀田さんものりのり。
去り際に、浦井バートラムに「この人ミュージカルのプリンスと呼ばれてる」と。いいから‥と浦井くんマイク通さず言ってた(笑)
その熱は皆に‥。
お2人だけでなく、色々、間だったり、表現の仕方で笑いが増えてて、いつからかわからないけど、客席の反応であーこれは反応がいい!ってことで増えたのかな。と思った。
バートラムが迫り、ソニンダイアナがかわす、その呼吸もばっちりだし、バートラムの表情がほんと変化して、何より生き生きと演じているのを観て、心から楽しかった。
「終わりよければすべてよし」
作品的には理不尽なことだらけだし、虚しい知恵だらけだし、結婚は苦難の始まり、男はみんな情けない。
バートラムのやっていたことからしたらしょうがないのかもしれないが、周りから外堀をうめられてヘレナと結婚させられて身動きがとれなくなる。バートラムも理不尽だよね。ただ理屈としては理不尽とも思うのだが、くるくる変わる表情や言葉から自分勝手、自由だが、根底では何を考えているのかわからない人だなあと。役としてとても興味を惹かれる人だし、浦井くんのバートラム魅力的だった。
一方ヘレナ、本当にバートラでいいの?と言いたいが、あのビジュアルに惚れ、もう後戻り出来ない気持ちも、人間らしいというか。
色々思うだけど、これ戯曲読んだだけでは面白く感じないのだろうなあ。ところが役者さんを通して舞台で観るとこんなに面白いのはどうしてだろう。
カーテンコールは皆さんがお互いを客席を称え、とてもあたたかい雰囲気でした。
本当に素敵なカンパニー。
ラスト岡本健一さんの挨拶あり。
14年続いたシェイクスピアシリーズの千秋楽を迎えられたことへのお礼。85歳の勝部さんを称え 。
終わりよければすべてよしということで、皆さまこれからのご健康と幸せを。
また機会がありましたらと。
数年後、またシェイクスピア見せて欲しいなあ。
シェイクスピアの楽しさを教えてくれてありがとうシリーズです。