5/19に1階上手から。5/26「マンスリープロジェクトシェークスピア歴史劇を振り返って」に参加。そして、6/3千穐楽に2階センターブロックから観劇した。
ヘンリー六世から9年越しで続いた新国立劇場シリーズ。「ヘンリー六世」「リチャード三世」「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」
マンスリープロジェクトのトークをきいたら、全ては9時間の三部芝居「ヘンリー六世」から始まっていた。
制作、演出、スタッフ、役者(同じ役を同じ人が演じる)がひとつになって作り上げたシリーズであることの凄さに感動した。
マンスリープロジェクトで、浦井さんは、ヘンリー六世が決まった時、恐ろしくてしょうがなかったと言っていた。実力も名もある役者の方々に囲まれて、初めてのシェークスピア作品の挑戦は恐ろしかっただろう。
六世は、無垢なところが浦井さんにマッチしていたと皆。
ヘンリー四世の時は逃げだしたくなるくらい大変だったとも言っていた。
村井國夫さん、中嶋しゅうさん。浦井さんから彼らの名や言って頂いた言葉の話等が出る度に、彼の俳優としての成長が、演じる役にリンクして感動を生んできたシリーズでもあるんだろうと感じた。
約一年半前に観た「ヘンリー四世」
父四世の死により、それまでヘッドホンして、ロック聞いて放蕩三昧していたハルが、五世として王座についたところで物語は終わった。
その続き。
時々、ヘンリー四世のある場面がふっとよぎったり、ハルだ!とヘンリーを見て思う。
若くして王となったヘンリー五世は、偉大な王だと聞いたが、庶民とやんちゃしてただけある。人間としての普通の?感覚の苦悩が感じられてとても面白かった。また成長も。
シェークスピアってこんなに面白いんだ。というくらいどの人も個性があって面白い。
そして、衣装、美術、照明。
素敵なだけでなく、物語を理解する手助け、そして説明役が言っていたが、本当に想像の翼が広がっていくのが凄い。
フランス、イングランド、庶民が一目でわかる衣装。
戦いもイングランドは旗を使い、わかりやすいく斬新。人数が少ないのに勢いがあるイングランドの強さを感じるし、また格好いい。
バックに段々と穴が空いていくフランス国旗や、最後真ん中が真っ赤に染まったイングランドの国旗は、未来を想像してぞっとした。
やはり強烈だったのは、ヘンリー五世が来ていた衣装。白い軍服と王冠が戦いの度に返り血で赤く染まっていくのが生々しい。
最後は真っ赤な王衣で、敗戦国の王の娘キャサリンに強引な求婚、キスをする。恐ろしくもあり、ドキドキした。
最後は女性3人が説明役として、この続きは先にご覧頂いたヘンリー六世に続く‥(凄い大まかにw)みたいな台詞で終わる。
ヘンリー六世。資料室に映像を置いて頂けないでしょうか。
観たいです。


