市販のコロナやインフルエンザの抗原検査キットを買う時の注意点 | 調剤薬局で働くママ薬剤師のお薬と子育て親育ちブログ

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昭和生まれ2児の母でもある調剤薬局勤務の薬剤師が市販薬や病院の処方薬、薬の飲み合わせなどお薬のこと、大好きなコンビニスィーツや思春期の子育てで感じることなどの日常のアレコレを書いているブログです。

こんにちは、薬剤師の安美です。

 

今シーズンはインフルエンザ、流行っていますね。

 

子ども達の小中学校では、

学級閉鎖などにはなっていませんが、

他の学校ではちらほら話を聞きます。

 

我が家も今のところは大丈夫。

 

このまま元気に春を迎えたいものです。

 

 

 

 

私が勤務する薬局では、

コロナの抗原検査キットだけでなく、

インフルエンザも同時に検査できるキットも販売しています。

 

 

 

 

 

そして、なぜだかわからないんですが、

この検査キットの値段が同じ!!

 

同じ値段なら、コロナもインフルも同時にわかる検査キットを買いますよねあせる

 

このまま、コロナのみの検査キットは売れ残るのでは?

(そのうち、コロナ検査自体しなくなるかもしれないし)

 

私には関係ないといけば関係ないのですが、疑問ですあせる

 

 

ちなみに、薬局やネットで抗原検査キットを買う時は、

国(厚生労働省)が承認した「体外診断用医薬品」または「第1類医薬品」かどうか、
ちゃんと確認してくださいね!



「研究用」として市販されている抗原検査キットは、

国が承認したものではありません。

 

つまり、性能などが確認されたものではないということで、
陽性だった場合、フォローアップセンターなどの登録には使えないんです。

 

 

 

 

このアボットの抗原検査キットは、

コロナだけに対応ですが、ちゃんと「第1類医薬品」と明記されています。

 

こういう検査キットを使いましょう!

 

こちらの厚生労働省のページに国で承認された抗原検査キットの一覧があります。

 

 

 

あと、発熱から陽性になるまで時間がかかるので、

自宅で検査キットを使う場合は、発熱して半日、12時間以上たってからがベストです。

 

とくに、インフルエンザは、発病初期はウイルス量が少なくて検出できない場合も多いです。

注意してくださいね!