温湿布を使う時の注意点 | 調剤薬局で働くママ薬剤師のお薬と子育て親育ちブログ

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昭和生まれ2児の母でもある調剤薬局勤務の薬剤師が市販薬や病院の処方薬、薬の飲み合わせなどお薬のこと、大好きなコンビニスィーツや思春期の子育てで感じることなどの日常のアレコレを書いているブログです。

こんにちは、薬剤師の安美です。

 

しもやけの市販薬、ベルクリーンSクリームの有効成分のトウガラシチンキ。

 

血行をよくする働きがあります。

 

で、湿布にも使われていて、ちょうど勤務先の薬局にあるのが…

MS温湿布です。

 

温湿布は温める湿布で、慢性的な痛みが続く肩こりや腰痛によいです。

 

 

成分は、血行をよくするトウガラシエキス炎症を抑えるサリチル酸メチル

 

年配の方にファンが多い印象です^^

 

 

 

 

温湿布のトウガラシエキスは、血行をよくするだけでなく、

「あったかい」と感じる温感刺激の役割もしていて大切な成分です。

 

 

ただ、トウガラシエキスにはデメリットもあります。

 

というのは、トウガラシのイメージ通りで、刺激が強すぎる点です。

 

お風呂に入る直前に剥がすと、ヒリヒリするという患者さんもいらっしゃいました。

 

肌の弱い人には合わないこともあるので気をつけてくださいね!