本日、1/15は以前の成人式ですね。

これは、1月1日を「大正月」、1月15日を「小正月」と分け、この日に「元服の儀」を行っていた頃の名残になるようです。



さて、本日は改めて健康の土台となる免疫のお話です。

簡単に言うと免疫=リンパ球であり、主に下記の3つの部隊になります。

■ミサイル軍:T細胞
■地上軍:B細胞
■警察:NK細胞

はしかやおたふく風邪のように比較的に重症になるウイルスには、T細胞とB細胞の協力な防衛システムで対抗します。

これは予防接種して予行演習をすることで、獲得免疫ができ、しかも生涯この獲得免疫が衰えることはありませんので、予防接種がとても有効です。


これに対して、インフルエンザは、実は5年ほどで獲得免疫は落ちます。

またインフルエンザウイルスもRNAウイルスであり、変異しやすいので毎年変異するインフルエンザに対するワクチンの効果はほぼゼロという専門家の方も多い状態です。



更に、新型コロナや以前のコロナのような弱毒の通常の風邪は変異も多いですし、弱毒ですので、T細胞やB細胞の獲得免疫が
得られることはありません。

なので、ブレークスルー感染という、まやかしの言葉通り、何度も風邪をひきますし、ワクチンは全く効果がありません。


もう一度お伝えしますが、残念ながら新型コロナに対してワクチンは、データでも証明されていますが、身体のメカニズム上でも、全く効果はありません。





ではこのような弱毒であり、獲得免疫ができないウイルスに対しては、どのように身体が防御するかですが、それは警察機能であるNK細胞が駆除担当となります。


このNK細胞は毎日できる5000個以上のがん細胞も常時駆除してくれる非常に頼もしい免疫細胞であり、我々の健康のベースを支えてくれています。


ですので、このNK細胞が元気であれば、ガンにもコロナにもインフルエンザにも勝ち、元気でいることができるということです。




この健康の要であるNK細胞を増やす具体的な方法ですが、それは下記のような方法になります。

・笑うと上がる(=無心になると上がる=煙草を吸っても上がる)
・ストレスで下がる(精神的な状態に大きく左右する)
 ⇒入試などの逃げようのないストレスや愛する人を失うなど
・不規則な生活になると下がる(充分な睡眠が必要)
・激しい運動(ランニング以上)をすると運動後に急激に下がる
・少食で上がる(飽食で下がる)
・野菜や果物などの抗酸化物質を摂取
※下がっている人の傍にいると元気な人も不思議と下がり、逆も同じ


この中で面白いのが、NK細胞の数が下がっている人の傍にいると、元気な人も下がり、逆に元気な人の傍にいると、元気がない人も元気になるという研究結果がある点です。


ということは、健康であるためには、家族や仕事も含め、日々楽しく、笑って、食べ過ぎずないで過ごすことが重要になるということです。


健康が第一ですが、そのためには、結局、当り前のことが大切になるようです。

 

 

 

 

 

【参考動画】

 

希望をつなぐ第4のがん治療ナチュラルキラーT(NKT)細胞慮法について

 

 

免疫力こそ全て!【奥村 康先生】※順天堂大学特任教授 NK細胞の名付け親