“願いの実現につながる道は、障害物をわきに押しやって願いだけに集中することではなく、むしろ両方を認識して、それを互いにつなぎ合わせることだ。順番はまず願い、次に現実。そうしたとき、すばらしいことが起こる。”
心理学の実験で、願いを叶えるための行動をおこすのに、「願いが叶う空想にふける」「現実を思い悩む」「空想と現実の両方をイメージ」のどれが役に立つかを調べたものがあります。
結果は、「空想と現実の両方をイメージ」したグループが、他のグループに比べ願いを叶えようとすぐに行動を起こすということが分かりました。
(ちなみに、「願いが叶う空想にふける」の効果は、「現実を思い悩む」とほぼ変わらない結果でした)
面白いのは、その願いが叶う可能性があるという期待が高いほど素早く行動しており、逆に期待が低い場合は他の2グループよりも行動を起こさなかった、つまり実現する可能性のない願いを見限っていたという点です。
「願いが叶う空想にふける」だけではダメで、障害となる現実にも目を向ける、そして適切な期待を持っていることが願いを叶える鍵となりそうです
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