⑩情報管理がひと目でわかる机上・複合機周辺・ゴミ箱の中 から
その会社の情報管理への姿勢は、机の上、複合機周辺、ゴミ箱の中を見れば、ひと目でわかる。
このことは、みなさんも実感しているのではないだろうか。
推察のとおり、机の上や、コピー・プリント(印刷)・スキャナ・FAXの機能が一体となった複合機周りには、出しっぱなしになっている書類や印刷物が多いからであり、
ゴミ箱の中に情報が記載された書類が入っているということは、いまの時代、さすがにセキュリティ意識を疑わざるを得ないからである。
だが、そんな状態はよくないことを、みんなわかっているのに、なぜ改善しないのだろうか?
それは、「よくないこと」を、なぜよくないのか、具体的に言えないからではないだろうか。
書類や印刷物が出しっぱなしになっていると、当然ながら見られたり、盗まれたりする。
ただ、出しっぱなしになっていることで、いちばん多く起きる現象は、書類が混じることである。
混じった書類を、本来の届け先ではない取引先に届けてしまうという事故が起きる。
書類が混じる過程を見ると、一時的に正しい届け先の書類が紛失するという現象も生じている。
「書類が見当たらない」「書類をなくした」というときは、たいがい他の書類に混じっているのだ。
つまり、書類が混じるということは、紛失と裏表の関係にある。
ゴミ箱から顧客情報、人事情報、商品開発情報などの秘密情報を収集して不正利用することを「トラッシング」という。
「誰がそんなことを」を思うかもしれないが、現実に起きている。
また第三者に拾われて悪用される可能性もある。
ゴミ箱に捨てることは、情報を捨てたことには、けっしてならないのだ。
情報を出しっぱなしにしたり、捨てたりすると、さまざまな情報漏えいに通じてしまうということを、みんなで理解する必要がある。
※情報セキュリティ時代のビジネスマナーのポイント
①書類や印刷物を出しっぱなしにすると、混入や紛失の危険も生む
②ゴミ箱に捨てることは、情報を捨てたことにはならない
記事の詳細はHPに掲載しています。
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