いま、浅草には溢れるばかりの人が訪れる。
みんな心から楽しそうな表情を浮かべている。
おいしい店や土産物店も並び、街自体とっても魅力的だ。
しかし、以前は、そうではなかったのだ。
昭和３９年の東京オリンピックを境に、浅草は急にさびれてしまった。
浅草は元々、六区の映画娯楽を売り物にしていたが、テレビの普及とともに、浅草を訪れる人が少なくなってしまった。
そんな時代は、ゆうに１０年以上も続いた。
そこで、浅草にいるおかあさんたちは立ち上がったのだ。
「浅草おかみさん会」のおかあさんたちだ。
サンバを呼び、２階建てのロンドンバスを走らせ、ニューオリンズジャズを呼びよせた。
もちろん、「浅草おかみさん会」だけでできるものではない。
しかし、おかみさんたちが頑張り通したから、いまの浅草の繁栄がある。
「浅草おかみさん会」は「浅草観光案内図」の看板作成から始めた。
いま、自分たちができるところから始めたのだ。
ここを乗り越えたから、次、次と難問をクリアーしていった。
いま女性活躍の時代と言われているが、自分たちができることからやってみる、ということがとても大事に思われる。
そして、みなさんにパワーを与えたい。
「浅草おかみさん会」のモットーだ。
それは、「勇気！」「やる気！」「元気！」である。
考えてみれば、世の中、どんな理屈をこねようが、どんなに難しいことを言ったとしても、最終的には、この「勇気」「やる気」「元気」ではないだろうか。
逆に言えば、「勇気」「やる気」「元気」さえあれば、ことはなるのだ。
私たちも、「勇気！」「やる気！」「元気！」を合言葉にして、頑張っていこうではないか！
詳細記事は下記を参照ください。
浅草おかみさん会の「勇気！」「やる気！」「元気！」
http://goo.gl/n5K7Ar
「浅草おかみさん会」会長冨永照子さんが２００１年に書いた本です。
残念ながら、Amazonマーケットプレイスなどでしか手に入りません。
おかみさんの経済学―女のアイデアが不景気をチャンスに変える! (角川oneテーマ21)
「浅草のおかあさん」と呼ばれた女性がいました
